本日ご案内するのは、近隣市「芝山町」「芝山仁王尊」「観音教寺」で2月3日(金)に開催されます「節分会」「追儺式」です。
「芝山仁王尊」「観音教寺」(2011年4月25日のブログ参照)は、「天台宗」の寺院で正式名称を「天應山観音教寺福聚院」です。
天應元年(781年)勅命により「征東大使」「中納言 藤原継縄」公がこの「布令」の下に当地に「寺院」を建立し、「御本尊」として奉持して来た「十一面観世音菩薩」を奉安し、創建されました。
「芝山仁王尊」「観音教寺」は、昔から「火事・泥棒除け」の「お仁王様」の通称で親しまれ、「火消し衆」や「商家」の篤い「信仰」を得て「江戸の商家で火事泥棒除けのお仁王様のお札を祀らないお店(たな)はない」とまで言われていたそうです。
「節分」は、各「季節」の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことですが、「節分」とは「季節を分ける」こてをも意味しています。
江戸時代以降は特に「立春」(毎年2月4日ごろ)の「前日」を指します。
「季節」の「変わり目」には「邪気(鬼)」が生じると考えられており、それを追い払うための「悪霊払い行事」が執り行われています。
「節分の行事」は「宮中」での「年中行事」であり、「延喜式」では、彩色した「土」で作成した「牛」と「童子」の「人形」を「大内裏」の「各門」に飾っていたそうです。
「追儺」とは「大晦日」(12月30日(旧暦))の「宮中」の「年中行事」であり、「平安時代」の「初期頃」から行われている「鬼払いの儀式」です。
「鬼やらい」(「鬼遣らい」、「鬼儺」などとも表記)、「儺(な)やらい」とも呼ばれています。
「追儺」はもとは「中国」の「行事」であり、「宮廷」の「年中行事」となり、現在の「節分」の元となった「行事」です。
「芝山仁王尊」「観音教寺」「節分会」「追儺式」には、毎年数多くの「参加者」があり、「法要」の後、「周辺地域」の「名士」たちが「年男」・「年女」として「特設会場」に上がり、「豆まき」や「景品」の「福まき」をします。
「芝山仁王尊」「観音教寺」「節分会」では、「大般若」転読・「除災招福」「護摩」・「星祭」を厳修。
「大般若経」の「風」に当たるだけで「除災招福」の「功徳」を得られると古来よりいわれています。
「法要」終了後、「三重塔」前「特設舞台」にて「鬼やらい」の「寸劇」と「福撒き」が行われます。
また「昼食」に用意される「特別料理」も大好評なのだそうです。
「芝山」の「古刹」で行われる「節分会」「追儺式」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「芝山仁王尊」「観音教寺」「節分会」「追儺式」詳細
開催日時 2月3日(金) 13時〜 (「福まめまき」は14時半頃)
開催会場 芝山仁王尊 山武郡芝山町芝山298
問合わせ 0479-77-0004
備考
「芝山仁王尊」「観音教寺」「節分会」「追儺式」では、「法要」は13時から「大護摩道場」で行われ、続いて「鬼やらい」が14時頃から「三重塔」前で行われます。
「法要」内容は「除災招福護摩」、「第密星祭供養」、「大般若転読」で、「鬼やらい」では「鬼の寸劇」と「豆撒き」となっています。
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