本日二つ目にご紹介するのは、近隣市「鹿嶋市」の「北浦」と「北浦大橋」(サンブリッジ)です。
「北浦」は、「茨城県」東部に位置する「霞ヶ浦(かすみがうら)」を構成する「湖」のひとつです。
「北浦」には、多種多様の魚種が生息しており、その代表的な「魚」には、「鯉(こい)」、「鮒(ふな)」、「わかさぎ」、「たなご」、「鰻(うなぎ)」等が挙げられます。
また最近は「ブラックバス」、「ブルーギル」、「アメリカナマズ」の外来種の生息数が多くなり、在来種の数が激減しているそうです。
観光スポットとしても人気が高く、「釣り」、「ヨット」、「ジェットスキー」等を楽しむ人々も見られます。
「北浦大橋」は、「北浦」のちょうど真ん中に架かる「茨城県鹿嶋市」と「行方市」を結ぶ「茨城県道186号荒井行方線」の「橋」で、「淡水湖」に架かる「橋梁」としては日本第2位の長さ(1295.8m)を誇ります。
「北浦大橋」の愛称は「サン・ブリッジ」と呼ばれ、総工費「約103億円」で完工しました。
「北浦大橋」開通を記念して、これから観光のニュースポットにと両対岸の「水郷麻生観光協会」(行方市、当時は「麻生町」)と旧「大野観光協会」(鹿嶋市、当時は「大野村」)共同で愛称を募集したところ、海外を含めた全国から8507通の応募があり、名称も様々でカタカナ、ひらがな、漢字を合わせた6104種類にのぼったそうです。
審査会は、「両観光協会」をはじめ「商工会」・「青年」・「婦人」・「高校生」・「中学生」代表ら17人で行われ、41(県内6人・県外35人)の応募があった「サン・ブリッジ」が選ばれ、この中から抽選で「麻生町」の「高校生」の「高野さん」が「最優秀賞」に選ばれました。
選ばれた「高校生」「高野さん」は考案理由を「茨城で太陽のような存在になってほしいから」と語ったそうです。
審査会では、その他佳作に入った「スワン・ブリッジ」「ホワイト・ザウルス」「北浦サンブライト・ブリッジ」などが候補に挙がっていたそうです。
「北浦大橋」は、1971年(昭和46年)に建設計画をして、1976年(昭和51年)建設着手、計画から24年、建設事業に着手して19年の歳月をかけ、1995年(平成7年)に開通をしました。
以後「北浦大橋」は、茨城県最長、淡水湖に架かる橋としては「琵琶湖大橋」に次いで全国2位の長さを誇っています。
「北浦大橋」の形状ですが、湖上に純白の優雅な5連のアーチを描いています。
「北浦大橋」の上には、3つのバルコニーがあり、ここからの雄大な景観は、「水郷」を代表する「新名所」に相応しいスポットとなっています。
また「橋」を飾る「照明灯」はかつての「風物詩」「帆引き船」をデザインしたものだそうです。
「茨城県東部」にある全国2位の「霞ヶ浦」「北浦」の美しい情景と、「北浦大橋(サン・ブリッジ)」から望む「水郷」の美しさを見に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
備考
「鹿島灘」と「霞ヶ浦」の中間に位置する周囲約68kmの淡水湖「北浦」は、バス釣りなどスポーツフィッシングで人気を集めています。
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地域情報::鹿島 | 11:15 AM |