本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で来週の12月7日(水)に行われます「団碁祭(だんきさい)」です。
「香取神宮」は、「日本屈指の国家鎮護の神様」を祀ってある「神宮」で、古くから「皇室」からの「御崇敬」が最も篤い「神宮」です。
「香取神宮」は、「家内安全」、「産業(農業・商工業)指導の神」、「海上守護」、「心願成就」、「縁結」、「安産の神」として深く信仰され、その武徳は「平和・外交の祖神」として、「勝運」、「交通安全」、「災難除け」の「神」としても有名です。
今回「香取神宮」で行われる「団碁祭」は、「大饗祭(だいきょうさい)」(11月28日のブログ参照)から続く、「暮三祭」の最後のお祭り(夜の神事)だそうです。
「団碁祭」は、「八石八斗団子祭」とも言われ、「新穀」で「団子」をつくり奉納する「五穀成熟感謝」のお祭りです。
(通称「だんご祭」とも言われています)
「香取神宮」では年間100を超える「祭事(神事)」(年間祭典)がありますが、「団碁祭」では、このお祭りだけは「お酒」を献じません。
その代わり、膨大な「お団子」を神前に供えるそうです。
午後6時(18時)、浄闇の中でたくさんの「お団子」をご神前に奉納し、「団碁祭」は古い形の「新穀感謝」のお祭りだと考えられますが、地元(香取市)では「香取神宮」の「姫神様」を「御慰労」するお祭りとも伝えられています。
(一説によりますと、「大饗祭」から続く「夜の神事」の「接待」に当たった「比売神慰労」のお祭りと言われています)
また「団碁祭」では、「御神前」前庭で「篝火(かがりび)」の焚かれる幻想的な空間で「巫女(みこ)」による「神楽舞」(巫女舞)が奉納され、「祭典」が終了されますと、「御神前」に御供(おそな)えされた「お団子」が「参拝者」にもおわけされます。
なお、「団碁祭」の「お団子」を食べると一年間「無病息災(むびょうそくさい)」(「風邪」を引かない)でいられると伝えられています。
「香取神宮」で行われる「師走」の「祭典」「団碁祭」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「団碁祭」詳細
開催日時 12月7日(水) 18時〜19時
開催場所 香取神宮 香取市香取1697
問合わせ 0478-57-3211
備考
「香取神宮」では、今年(2011年)「香取神宮崇敬会」が「結成65周年」を迎え、記念行事として「奉納雅楽演奏会」を11月23日に執り行ったそうです。
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地域情報::香取 | 07:43 AM |