本日ご案内するのは、近隣市「潮来市」「国神神社」で11月23日(祝・水)に開催されます「上戸(うわど)の獅子舞」です。
「上戸の獅子舞」は毎年11月23日に「国神神社」の祭礼で「五穀豊穣」を願って奉納されます。
「国神神社(くにがみじんじゃ)」は嘉歴元年(1326年)「大洗磯前神社」の「分霊」を迎えて鎮斎。
「国神神社」の創建は南北朝時代と伝えられており、「御祭神」は「大己貴命(おおむなちのみこと)」と「少名彦名命(すくなひこなのみこと)」だそうです。
応永2年(1395年)氏子が「雄獅子」、「雌獅子」、「中獅子」の三体を寄進したことから始まり、「笛」、「太鼓」、「舞手」、「天狗」、「おかめ」、「ひょっとこ」から組み立てられ奉納されています。
「獅子舞保存会」が代々地区の嫡男によって運営され、この伝承が継承されているそうです。
この「獅子舞」は、県内では「猿島郡境町」、「久慈郡大子町」にだけ伝わる貴重なものなのだそうです。
「舞」は、「巫女舞」を最初にし、「天狗」の道割、芝寄せから「雄獅子」、「中獅子」、「雌獅子」の舞、最後に激しく乱舞し、「ひょっとこ」と「おかめ」の掛け合いという順で終わります。
この「獅子頭」は、応永2年(1395年)に氏子が「三体の獅子」を寄進し、「社宝」になったと伝えられ、また元禄3年(1690年)に「水戸藩主」「水戸光圀」が、旧暦「卯の日」に奉納することを定めたと言われています。
現在「上戸の獅子舞」は、「潮来市」の「文化財」に指定されています。
「晩秋」を彩る古式ゆかしい「潮来市」に伝わる貴重な伝統行事を見にお出かけしてみてはいかがでしょうか?
「上戸の獅子舞」詳細
開催日時 11月23日(祝・水) 11時〜巫女舞 15時〜獅子舞
問合わせ 潮来市観光商工課 0299-63-1111
備考
「上戸の獅子舞」は、昭和43年3月28日に「茨城県指定無形民族文化財」に指定されています。
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地域情報::鹿島 | 07:19 AM |