本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山公園」で今週末の11月12日(土)〜27日(日)の期間開催されます「第12回成田山公園紅葉まつり」です。
「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)の「大本堂」の奥にある165000平方メートルもの広大な広さを誇る「成田山公園」(2010年11月12日のブログ参照)は、「春」の訪れを告げる「梅」、「桜」、そして「新緑」と「秋」の「紅葉」、「雪景色」など、四季折々の表情を楽しむことができる「憩いの場」として、「成田山」を参詣の皆様や成田市民から大変親しまれています。
この「成田山公園」の趣のある「紅葉」を是非皆様に楽しんでいただこうと、「成田山公園紅葉(もみじ)まつり」は平成12年より始められ、今年で12回目を迎えます。
「成田山公園」に涼しい「秋風」が吹く11月中旬になると「公園」はまるで「錦絵」のような「日本庭園」に変貌するそうです。
「紅葉」、「クヌギ」、「ナラ」、「銀杏(いちょう)」といった約250本の樹々が「池」の水面(みなも)に写し出される光景は素晴らしいそうです。
「成田山公園」は、旧「齋藤家」夏の別荘や「渋澤榮一」邸など手がけた「庭師」、2代目「松本幾次郎」により昭和3年に完成しました。
以来、自然が織り成す「四季」を通じて変化に富んだ、「日本庭園」ならではの情緒豊かな「風景」を作り出し、「野鳥」や「虫」たちのオアシスとなるほど自然に近い状態の「公園」として幾年ものあいだ大切に守られてきたそうです。
「成田山公園」は完成から80有余年を経て、立派に成長を遂げた園内の樹木は、「枝」を広げ「葉」を茂らせて、今まさに「庭師」が思い描いていたイメージを実現したかのように円熟の時を迎えようとしています。
特に「樹木」が熟すこの季節は、見る場所を変えるたびに「赤」や「金色」の彩りが微妙に変化して、それぞれが「日本の秋」の美しさを表現する一服の絵画を見るようで、見る人を飽きさせません。
また期間中は、「琴」・「尺八(しゃくはち)」・「二胡(にこ)」等の「演奏会」、園内の「成田山書道美術館」(6月5日のブログ参照)隣に建つ趣のある「茶室」「赤松庵(せきしょうあん)」では「裏千家成田市茶道会」による「茶席」(参加自由)も開催されその音色を聞きながら、色鮮やかな「紅葉」と「苔(こけ)」の「緑」が調和した「庭園」を眺めながらの一服のお抹茶は格別のものがあるそうです。
「演奏会」ですが、「成田山公園」の「竜智の池」に浮かぶ「浮御堂(うきみどう)」での「浮御堂演奏会」と、「成田山書道美術館」内での「ミュージアムコンサート」との2種類の舞台での「演奏会」をお楽しみいただけます。
「茶会」では、「茶室」「赤松庵」において、「お菓子」と「抹茶」の接待が行われます。
参加費無料の催しで、今回(第12回)より1日につき先着順で120名様限定として、9時半より「赤松庵」脇にて「整理券」を配布するそうです。
さらに「成田山公園紅葉まつり」では、更なるまつりの定着と地域文化の振興を特別に、「クラフト展〜手仕事いろいろ〜」と「世界と日本の大昆虫展」という2つの「企画展示」を平成21年より開催しています。
この機会に暮れゆく「秋の休日」をゆったりと過ごしながら、芸術と文化に浸ってみてはいかがでしょうか?
息を呑むほどに見事な「成田山公園」の「錦秋の風景」をご覧になり、その美しさを堪能しに「成田山公園紅葉まつり」に訪れてみませんか?
「第12回成田山公園紅葉まつり」詳細
開催期間 11月12日(土)〜11月27日(日)
開催時間 10時〜15時
開催会場 成田山新勝寺 成田山公園
問合わせ (社)成田市観光協会 0476-22-2102
備考
「成田山公園」内にある「成田山書道美術館」では、「収蔵優品展」「西谷卯木と二十人の仮名」(10月30日のブログ参照)が企画展示されています。
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地域情報::成田 | 07:39 AM |