本日ご紹介するのは、地元「銚子市」「犬吠駅」で9月19日(月・祝)に行われます「銚子電鉄」のイベント「ありがとう鉄子(てつこ)の旅カラー車両」です。
この度「銚子電鉄」は「ありがとう鉄子の旅カラー車両イベント」を11時から15時まで「犬吠駅広場」において開催されます。
このイベントは昭和34年に製造された「デハ1002鉄子の旅カラー車両」が運行終了するのを記念して行われるもので、「記念乗車券」などの販売が行われるそうです。
「鉄子の旅」は、「菊池直恵」先生による「ノンフィクション漫画作品」です。
2002年から2006年まで「小学館」の「週刊ビックスピリッツ増刊IKKI」「月刊IKKI」に連載され、全48旅(話)、単行本全6巻の人気「作品」です。
また2009年から作者を「ほあしかのこ」先生に代えて連載が始まり、こちらは「新鉄子の旅」として人気を博しました。
「鉄子の旅」は、「旅の案内人」として「横見浩彦」が同行する「鉄道紀行漫画」。
コンセプトは、鉄道にまったく興味のない作者が「鉄道好き」の「トラベルライター」の「横見」に嫌々「日本全国の鉄道」に連れ回されるというもの。
通常、旅をするメンバーは「キクチ」、「横見」、「編集者」で、時折ゲストが随行する場合もある作品です。
「鉄子の旅」シリーズ累計50万部を突破し、漫画の他にアニメ化、DVD化、イベントと勢いが止まらず、その後も様々な動きを起こします。
「鉄子の旅」と「銚子電鉄」の縁ですが、単行本で出版された第1巻に「銚子電鉄」の全10駅乗下車に挑戦する話が収録されているそうです。
「鉄子の旅」に掲載後、読者や鉄道ファンが参加して漫画の内容を再現するイベントなども行われていました。
こうした縁で「菊池直恵」先生は、「銚子電鉄」側からの依頼で「車両」の「塗装デザイン」を引き受けたそうです。
実際の「車両デザイン」ですが「銚子電鉄沿線」にある「犬吠埼」から望む「日の出」の「オレンジ色」と、「海」を表す「紺色」を基調に、ドアの開閉部分に白い斜線を入れることで「波」の満ち引きを表現した「デザイン」になりました。
「菊池直恵」先生に「カラーデザイン」された「鉄子の旅カラー車両」は平成19年12月から運行していました。
また「鉄子の旅」の作者「菊池直恵」先生は、経営の厳しい全国のローカル鉄道を応援すべく誕生させたひとつが「鉄子の旅」(限定版)「銚子電鉄応援BOX」です。
「銚子電鉄応援BOX」の内容は、「銚子電鉄」「銚子カラー」車両模型、「横見、キクチ、カミムラの激ミニフィギュア」、新作「銚子電鉄再訪編」が収録された「銚子電鉄応援冊子」、「鉄子の旅カラー特別版」(全5冊)となっています。(4800円)
なお、このBOXの売上の一部は「応援金」として「銚子電鉄」に届けられたそうです。
しかし今回「鉄子の旅カラー車両」は、塗り替えのために平成23年9月19日(月・祝)をもって見納めになるそうです。
ちなみに、塗り替えとなる「車両」「デハ1000形・1002号」は、昭和34年に「日立製作所」で製造され、「主電動機」は直流直巻電動機、「連続定格出力」は75kW、「台車形式」FS-316、「最大寸法」は「長さ」16000ミリ、「幅」2700ミリ、「高さ」4100ミリで、「定員」98名乗りの「電車」です。
「ありがとう鉄子の旅カラー車両イベント」を見に「犬吠駅」(6月21日のブログ参照)までお出かけしませんか?
「ありがとう鉄子の旅カラー車両イベント」詳細
開催会場 犬吠駅広場 銚子市犬吠埼9595-1
開催日時 9月19日(月・祝) 9時〜15時
イベント内容
漫画「鉄子の旅」「新鉄子の旅」レギュラーメンバー全員勢ぞろい
記念乗車券などの販売
漫画「鉄子の旅」「新鉄子の旅」レギュラーメンバーによるサイン会 (13時〜)
「ヤマサ醤油」協力による「本しめじ」入り「つみれ汁」の販売
特製やきそばの販売
「銚商生」(「銚子商業の学生」の略)による「アイス」の販売(9月3日のブログ参照)
問合わせ 銚子電鉄 0479-22-0316 (9時〜16時)
備考
「銚子電鉄」では、塗料変更に伴い今回見納めとなる「鉄子の旅カラー車両」にかわり、10月中には新しい塗料での運行を再開する予定だそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=684 |
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地域情報::銚子 | 04:39 PM |