本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で明明後日(しあさって)の9月2日(金)から開催される「木版画家・金子周次展」です。
「木版画家・金子周次展」〜没後35年、今語りかけてくること〜では、「銚子市」で生まれ育った「金子周次」が残した作品群を展覧できるそうです。
「金子周次」氏は、生涯独身を通し、「木版画」・「油絵」・「水彩画」・「書」・「篆刻(てんこく)」などを制作した「銚子」生まれの「芸術家」で、その作品の中には、「銚子」を題材にした作品も数多くあります。
「金子周次」氏は、1909年(明治42年)に、「海上郡(うなかみぐん)銚子町」(現在の「銚子市中央町」)の「武蔵屋履き物店」(「あんどうはきもの店」の2軒隣の「武蔵屋ビル」)の四男として生まれました。
小学校では、後に「銅版画家」として有名になる「濱口陽三」(ヤマサ醤油10代目「濱口儀兵衛」の三男)(5月26日のブログ参照)と同級生で、担任の指導で画才を競いあっていたそうです。
戦前は家業の「下駄職人」としての生活を余儀なくされ、戦後も「木工」の仕事をしていたそうですが、後に退職し「画業」で生きていくことを決意し、それに専心、友人の紹介で「天王台」(「愛宕山」中腹)に居を移し創作活動に励み、様々な作品を世に送り出したそうです。
「金子周次」氏は、その後1977年(昭和52年)に急逝するまで、作品を創り続けたそうです。
「銚子」にゆかりのある「金子周次」氏の作品を展示する企画「没後35年 金子周次展」を「匝瑳市」「松山庭園美術館」(のブログ参照)で9月2日〜10月2日までの1ヶ月間「展示会」が行われます。
この機会に「金子周次」の「作品」を見に「松山庭園美術館」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「松山庭園美術館」詳細
所在地 匝瑳市松山630
開館日 金・土・日・祝日
開館時間 10時〜17時
問合わせ 0479-79-0091
備考
一昨年の2009年に「銚子」ゆかりの「版画家」「濱口陽三」「金子周次」生誕100年展が「銚子市」、「匝瑳市」を会場に相次いで企画され、「銚子市小畑」の「市民センター」で「濱口陽三100年記念展」が、「生誕百年・金子周次版画展」が「松山庭園美術館」で行われました。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=664 |
|
地域情報::匝瑳 | 12:27 PM |