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「多古祇園祭」(多古町)
 本日ご案内するのは、近隣市「多古町」で毎年7月25日・26日に開催される「多古祇園祭」と「しいかご舞」です。

 「多古町」の「夏」の「風物詩」となっている「多古祇園祭」。
 「多古祇園祭」は、江戸時代から続いている「おまつり」で、天保10年に作られたという「新町」の「山車」や、「本町」・「仲町」・「高根」の各町から繰り出された「山車」が華やかに競演して、町中を練り歩きます。

 「多古祇園祭」同日、「多古町」では、「しいかご舞」も奉じられます。
 「しいかご舞」とは古く元明元年から伝わるもので、「八坂神社」「氏子三町」から選ばれた10名が「猿」・「獅子」・「鹿」・「雨蛙」(形により「まんじゅう」とよばれる)の面をつけ、「豊作」・「無病息災」・「雨乞い」等の願いをこめた「農民達」の素朴な「舞」です。

 「多古」の「しいかご舞」は、「八坂神社」の「多古祇園祭」で町の中心になる「本町」、「仲町」、「新町」の三町の人々により「宵宮」と「本祭り」の夜に2回演じられるそうです。
 「八坂神社」の前に「二間四面」の「特設舞台」が作られ、南側の中央に高さ12mの「ツグメ」といわれる「丸柱」が立てられます。
 「しいかご舞」は、「囃子方」の「笛」の「演奏」にはじまり三町から各一名が参加する「獅子」3、「鹿」3、「まんじゅう」3と「年番」の「町」から「猿」1が参加し演じるそうです。
 「しいかご舞」は、「手」を上下させる簡単なもので最後に「猿」が「破魔の弓矢」をもって「ツグメ」に登るそうです。
 「しいかご舞」一番の見所は、10メートルもある「つぐめ柱」での「猿」(「猿」の役の若者)の「曲芸」で、「見物客」の「目」を引きます。

 なお「多古祇園祭」では、フィナーレを飾るイベントとして「花火」が打上げられます。
 正式名称は「多古祇園祭花火大会」。
 打ち上げ場所は「あじさい公園」周辺で、7月26日(火)の20時半頃開始、約1時間ほど夜空に「花火」が打上がります。。
 (「花火大会」の問合わせは「多古町商工会」0479-76-2206)

 「多古町」の「夏」の一大イベント「多古祇園祭」と伝統の「しいかご舞」をご覧に「多古町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「多古祇園祭」「しいかご舞」詳細

 開催会場 香取郡多古町多古2696 八坂神社 (「多古祇園祭」、「しいかご舞」) 多古2572 大宮大神 (「多古祇園祭」)

 開催日時 7月25日(月)・7月26日(火)
 19時〜 「多古のしいかご舞」

 7月26日(火)
 19時半〜 「山車総引き」

 7月26日(火)
 20時半〜 「花火大会」

 問合わせ 多古町役場 産業経済課内 0479-76-5404

 備考
 「多古祇園祭」と同日開催の「しいかご舞」は、昭和50年に「千葉県無形民族文化財」の指定を受けています。

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