本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」で開催中(7月14日(木)〜8月21日(日))の「成田うなぎ祭り」です。
夏の暑さの訪れとともに「うなぎ」の美味しい季節になりました。
日本人が「うなぎ」を食べる歴史は古く、奈良時代に「武奈伎(むなぎ)」という名前で「万葉集」に登場しています。
栄養価が高く「夏バテ防止」にはぴったりな「うなぎ」。
奈良時代の歌人「大伴家持(おおとものやかもち)」も「石麻呂(いしまろ)に 我もの申す 夏痩(や)せに よしといふものぞ 鰻(むなぎ)捕り喫(め)せ」と「万葉集」に詠んでいるそうです。
(「夏痩せなんかしないで「うなぎ」でも食べたらどうだい」といった句)
「成田」の「うなぎ」には古い由来があります。
自然の恵みの宝庫である「印旛沼」(のブログ参照)で獲れた「川魚料理」を食べていた「成田」では、古く食文化として「うなぎ料理」が定着していたそうです。
江戸時代の元禄時代になり「市民生活」が豊かになると、「成田詣」が盛んに行われ「江戸」から多くの人々が「成田」に訪れたそうです。
「成田山新勝寺」「門前町」の「旅館」では、「江戸」で「うなぎ」の人気が高まるにつれ「夏場」の「うなぎ料理」を売り物に、お客様を古くからもてなしていたそうです。
この名残で、「成田山」周辺を中心に「成田市内」には「うなぎ料理」を出すお店が今でも数多くあるのだそうです。
距離800m、徒歩約15分の「成田山表参道」は古くから「旅館」や「料理店」が軒を連ねていますが、このうち約60店が「うなぎ料理」をメニューに入れており、これだけの密度で「うなぎ屋」が集まっている例は全国でも珍しいです。
以上の事から、現在「成田」では、「うなぎの街」として「成田市」をPRしています。
「成田うなぎ祭り」には、83店が参加しています。
このうち約50店で「うなぎ」を使った「料理」や「デザート」を味わうことができるそうです。
「うなぎ料理」を扱うそれぞれの店に伝わる「秘伝の味」を楽しむもよし、「天ぷら屋」の「うなぎ」、「寿司屋」の「うなぎ」、「蕎麦屋(そばや)」の「うなぎ」、「ホテル・旅館」の「うなぎ」など様々あり、他では味わえない「成田」の「うなぎ」味比べが楽しめます。
「成田うなぎ祭り」では「スタンプラリー」を実施。
「各参加店」・「成田観光館」・「成田観光案内所」にて配布している「スタンプラリーカード」に、「成田うなぎ祭り」抽選会への応募券があります。
「成田うなぎ祭り」「参加店」で1000円以上「お食事」「お買い上げ」の際に「スタンプ」を1個捺印するそうです。
「うなぎ祭り」期間中「スタンプ」が3つ貯まったら「応募券」の各項目(住所、名前、TEL番号、希望賞品欄)を記入し3つ目のスタンプを捺印した「参加店舗」にて「スタンプラリーカード」を預かります。
そして「スタンプラリーカード」回収後、抽選をします。
抽選の結果は、当選者に電話にて直接連絡するそうです。
「スタンプラリー」の景品ですが、A賞「ANA旅行券10万円分」一名様、B賞「成田周辺ホテル及び旅館ペア宿泊券」15名様、C賞「成田の料理店ペアお食事券」16名様、D賞「成田の名産品豪華詰合せ」30名様、特別賞として「成田旅館ホテル組合賞」1名様、「ハードロックカフェ成田東京賞」1名様とご用意。
抽選日は、「平成23年9月13日(火)」だそうです。
この機会に「旬」の「成田」の「うなぎ」を食しに「成田うなぎ祭り」に参加して下さい。
「成田うなぎ祭り」詳細
開催期間 7月14日(木)〜8月21日(日)
問合わせ (社)成田市観光協会 0476-22-2102
成田市観光案内所 0476-24-3198
備考
「成田うなぎ祭り」の詳しい情報は「FEEL成田」HPに、載っていますので、検索してみて下さい。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=603 |
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地域情報::成田 | 12:45 PM |