本日お伝えするのは、地元銚子市「銚子電鉄」の「日本旅のペンクラブ賞」受賞です。
「日本旅のペンクラブ」は、昭和37年(1962年)に設立された「団体」で、「旅の文化」の向上をめざすとともに、自然環境保護や地域活性化のため、取材例会、観光振興への提言などさまざまな活動を続けています。
(「日本旅のペンクラブ」HPより抜粋)
本年5月16日に開かれた第24回「旅の日」の会が、「東京・目白」の「椿山荘」で行われ、「銚子電鉄」が「旅の文化向上に寄与した」として今年度の「日本旅のペンクラブ賞」を受賞しました。
その際「日本旅のペンクラブ」から「銚子電鉄」は「賞状」と「表彰盾」を授与されました。
「日本旅のペンクラブ賞」は、「日本旅のペンクラブ」(府中市)会員の「旅行作家」や「画家」、「写真家」、「随筆家」、「大学教授」らが毎年、全国の団体や個人、行政機関の中から推挙しているそうです。
受賞理由は「市民の足、観光資源のひとつとして愛され、一時の存続の危機も、「ぬれ煎餅」販売や「合格祈願切符」発行などのアイデアで乗り越え、全国の民鉄各社に勇気と希望を与えた」とのこと。
現在、地方の「民鉄」(民間の鉄道会社)は赤字が宿命的だそうです。
利用客増が見込まれない状況であれば、副業を伸ばすことが「鉄道」延命の条件のひとつとなっているようです。
「銚子電鉄」は、「企業継続の一貫」で「副業収入」を伸ばしていますが、「副業」の「銚電ぬれ煎餅」は、「本業」の「銚子電鉄」(「鉄道業」)をやっている信用度から売れていると自負されています。
「銚子市民」に愛され、「観光客」「通勤客」の足として今日も「銚子電鉄」は走り続けています。
備考
「銚子電鉄」は、全国164の「中小零細鉄道」の中で黒字経営は「銚子電鉄」など4社だけだそうです。
「黒字」の理由は「ぬれ煎餅」販売などの「副業収入」が「鉄道収入」を大きく上回っているからだそうです。
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地域情報::銚子 | 11:04 AM |