本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「千葉県立中央博物館大利根分館」(以下「大利根分館」と表記)です。
「大利根分館」は、「与田浦」に位置し「利根川」の自然と歴史、農業に関する資料をはじめ「利根川下流域」の「東下総地域」の歴史、民族、自然などに資料が展示、保存されています。
「大利根分館」の「常設展示」は、テーマ「利根川の自然と歴史」をバックボーンにしています。
エントランスホールの地形模型による「流路・流域」等を説明した「利根川のすがた」に始まり、「第1展示室」では、「利根川は生きている」というマルチスライドによる自然のコーナーを組み入れながら、「利根川」がまだ「東京湾」に注いでいた中世までの「東下総」の歴史を編年的に概説しています。
「第2展示室」では、「利根川」が「銚子口」への流路を変えた近世以降の「東下総地域」を「農業」・「漁業」・「水運」・「商業」・「文化」等の分野にわけ、「利根川」とのかかわりのなかで各論的に説明しています。
2つの「展示室」とも小コーナー毎に資料を精選して展示していますが、資料の一部展示替えを行っています。
また「展示回廊」では、「利根川」に生息するいきものを展示しているほか、中庭や屋外にも各種の資料を展示しています。
上記のように、館内はエントランスホールと3つの「展示室」、中庭、屋外の展示構成からなり「第3展示室」を除きすべて常設展示なのだそうです。
「大利根分館」では「企画展示」や「イベント」も開催されます。
「大利根分館」では、現在「企画展」「水郷を旅する人々」(〜6月26日)を開催中。
「松尾芭蕉」・「小林一茶」や江戸庶民など「水郷を旅した人々」の足跡と作品、描かれた水郷の風景や近代の「水郷観光」を紹介しています。
「利根川の自然と歴史」「千葉県の農業」をテーマとする「千葉県立中央博物館大利根分館」。
「利根川」とともに歩んだ人々の模様をご覧いただける「大利根分館」にお立ち寄り下さい。
「千葉県立中央博物館大利根分館」詳細
所在地 香取市佐原ハ4500
定休日 月曜日 (祝日の場合は翌日)、10月1日〜3月31日
営業時間 9時〜16時半
料金 入館200円 (企画展開催中は300円)
問合わせ 0478-56-0101
備考
「千葉県立中央博物館大利根分館」では「ナウマンゾウ」の「頭部化石」(模造)等も展示しています。
また「大利根分館」にある「板碑」(供養塔)は、「千葉県」の「指定文化財」になっています。
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地域情報::香取 | 12:25 PM |