本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山新勝寺」(以下「成田山」と表記)で今週末(5月22日)に開催されます「開運厄除柴灯大護摩供護摩木祈願・火渡り行」です。
先(4月30日)のブログでアップしました「5月詣」の「成田山」。
正五九(しょうごく・1月、5月、9月のこと)といって、この期間に「成田山」にお参りすると平月にも増して御利益を授かることができると言われています。
今回ご案内の「開運厄除柴灯大護摩供護摩木祈願・火渡り行」は冠に「東日本大震災復興祈願」とつき、「被災地」「被災者」の皆さんの「復興祈願」を「成田」から送る意味もある催事のようです。
「成田山」では、お参り月となる5月と9月の第4日曜日(平成23年は、5月22日(日)及び9月25日(日)となります。)に、「開運厄除柴灯大護摩供護摩木祈願・火渡り行(かいうんやくよけさいとうおおごまくごまくきがん・ひわたりぎょう)」が公開されます。
「柴灯大護摩供」は、例年ですと、一年の最後のご縁日の12月28日に、古いお札を納め御利益に感謝する「納め札お焚き上げ・柴灯大護摩供」が行われていますが、平成21年からは年末だけでなく5月と9月にも執り行われています。
「柴灯大護摩供」とは、古来、山伏が山岳修行の際、「柴(しば)」を使い「護摩壇」を設け、「所願成就」を祈念する伝統行事です。
皆様のお願い事とお名前を書いた「護摩木」を道場中央に設けた「護摩壇」炉に投じます。
「護摩壇」は「お不動さま」の「智慧の炎」が立ち上り、「開運厄除」をはじめ「所願成就」を祈念します。
「お護摩」というのは、「ご本尊の不動明王の前に壇を設けて、供物を捧げ「護摩木」という特別な薪を焚いて祈る」という、「真言密教」の「秘法」のことです。
「成田山」では、この「特別護摩木」の申し込みを5月1日より受付、「護摩木」を申し込まれた方には、「護摩木祈願之証」が授けられます。
そして山伏に扮した僧侶たちやご信徒の皆様も参加できる「火渡り行」が執り行われます。
「成田山」では、「火渡り行」と併せて「お火加持」が行われるそうです。
「お火加持」とは、「護摩札」や「御守」のほか、自分の大切なものを「御護摩」の火にあてて「お不動様」の御利益をいただくことです。
揺らめく炎は、そのものを清浄にすると共に大切にする心を呼びさまし、更には本来備えている働きを存分に発揮させる御利益があるとされています。
投げ込まれた「護摩木」から立ち上る炎。
裸足で「火渡り」をする山伏の気迫溢れる表情。
「成田山」でお参り月に執り行われる「開運厄除柴灯大護摩供護摩木祈願・火渡り行」での迫力ある修行の様子を目の当たりにし、体験しにお出かけ下さい。
「東日本大震災復興祈願」「開運厄除柴灯大護摩供護摩木祈願・火渡り行」詳細
開催日時 5月22日(日) 11時45分〜 小雨決行
開催会場 成田山新勝寺 大本堂と釈迦堂あいだの広場
問合わせ 成田山新勝寺 0476-22-2111
備考
「成田山新勝寺」では、境内に「救援募金箱」を設置し、参詣のご信徒の皆様にご協力お願いしているそうです。
また「成田山新勝寺」発行誌「智光」巻末の「払込取扱票」でも救援募金を受け付けています。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=518 |
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地域情報::成田 | 09:37 AM |