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「椿の海伝説」その1(旭市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」に伝わります「椿の海伝説」その1です。

 先(2月6日)のブログでアップした中にも少し紹介していますが、「椿の海伝説」という逸話が東総地区に伝わっています。

 「旭市」の「椿の海伝説」は以下の通りです。

 昔、昔、日本には三つの大木があった。
 「丹波の国」の「大江山」の「栗の木」、「長門の國」の「楠の木」そして「下総」の「椿の木」だった。
 だが東に太陽が昇ると西の村は真っ暗になるし、西に太陽が回ると東の村は真っ暗になり、作物は育たなくなるし、いつしか魔人が住みついて村人たちを困らせた。
 村人たちは「香取」、「鹿島」の「神様」にお願いして、何とかして下さいと頼んだ。
 そこで「香取」、「鹿島」の「神様」は力を合わせて「椿の木」を抜き去った。
 魔人は逃げて行き、木の抜けた後は大きな湖となった。
 村人たちはその湖を「椿の海」と呼んだ。
 この湖は今から約三百三十年前頃、干拓されて干潟八万石という美しい田園になった。
 (「旭市HP」より抜粋)

 以上が「旭市」に伝わる「椿の海伝説」のひとつです。

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