本日は、地元銚子市「桜」の名所「宝満寺」の「桜」を紹介します。
「宝満寺」は、JR銚子駅の南側(裏側)高台に位置し、高校野球の名門校「銚子商業」に隣接した場所にあり、「桜」の「名所」として市内では知られています。
「宝満寺」は「浄土真宗本願寺派」の寺院。
歴史は古く、江戸時代の「寛永年間」(1624〜1644年)に「相模国三浦郡三崎町」から移転の後(当時は「西方寺」)、「宝永4年」(1707年)に「宝満寺」と改称しました。
ちなみに「崎山次郎右衛門」(江戸前期「外川湊」築港の開発漁師、外川の市街地を造った人物)も、「宝満寺」(当時の「西方寺」)の建立に尽力されたそうです。
「宝満寺」は、かつて間口八間、奥行き十三間の「大釈迦」を誇り、京都「西本願寺」「別院」となっていました。
戦時中(第二次世界大戦)まで「宝満寺」は「銚子市末広町」に境内がありましたが、昭和20年の「銚子大空襲」により焼失、昭和28年「都市計画」により、現在の「台町」に移転したそうです。
現在の「宝満寺」の「本堂」には、アメリカの女流現代美術作家「ジェニファー・バートレット」氏の描いた合計321枚の絵からなる「天井画」があります。
(1992年11月に完成)
制作者本人が「銚子市」で取材した「和食器」「着物」「道具」「魚」「植物」などをモチーフにして、手すきの「和紙」に「岩絵の具」を使用して描いたもの。
仏教寺院の「天井画」としては型破りなものとして完成当時、全国的な反響を呼んだそうです。
「宝満寺」「本堂天井画」は「銚子百選」に選ばれています。
「宝満寺」は自然な山を含む市内の高台にあります。
そして「本堂」を含む「宝満寺」の敷地内を縫(ぬ)うように続く参道沿いに「ソメイヨシノ」「山桜」などの「桜」が植えられています。
「桜」の見頃の時期になると、道いっぱいに見事な「桜のトンネル」が出来、見る者の心を奪い、多くの人々が「花見」に訪れます。
「福山雅治」さんの名曲「桜坂」という曲がありますが、正に「宝満寺」の参道沿いの「桜並木」の様子は、リアル「銚子」の「桜坂」です。
また隣接している「銚子商業」からの「宝満寺」の「桜」の咲く「参道」の眺めは素晴らしいそうで、その様子はまるで「桜の絨毯(じゅうたん)」なのだそうです。
「宝満寺」の「桜」は、高台に咲いているため 銚子の他の地域より遅れて開花するそうです。
(4日〜6日程度)
なお、新緑の季節の「葉桜」も素晴らしいようです。
(銚子商業HPの地図ページ「周辺の見所」より抜粋)
銚子の名刹「宝満寺」に春を訪れを告げる「桜」の「参道」あり。
リアル「桜坂」を見にお出かけしませんか?
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地域情報::銚子 | 10:49 AM |