晴れて過ごしやすい陽気の犬吠埼。
昨日から温かく、一足早く春が来たような小春日和です。
そんな中、本日ご紹介するのは、近隣市 匝瑳市「松山庭園美術館」です。
「松山庭園美術館」は、画家・彫刻家「此木 三紅大(このき みくお)」氏が主宰する私設美術館だそうです。
緑豊かな庭園内には植木の合間に「此木」氏の作品である「鉄のオブジェ」が配置され、歓迎してくれるようです。
「松山庭園美術館」の沿革ですが、1998年3月に、芸術家「此木 三紅大」氏のアトリエと住居の一部を開放し、東総地域の文化発信地として設立されたそうです。
約2000坪の敷地内には、「本館」のほか「長屋門」「茶室」「企画展示室」、四季折々の自然を満喫できる「見晴し亭」などが点在し、苔(こけ)と紅葉の純和風の庭園と、芝生に松を配した洋風の庭園には、鉄や石の彫刻(「此木 三紅大」氏の作品)が配置され、来館者の憩いの空間ともなっています。
「松山庭園美術館」の庭園の裏には、大桑(高さ、11m、根回り、3.1m)が聳(そび)えるそうです。
庭園内には、樹木(黒松、枝垂れ萩、紅葉の林)や草花(さつき、椿、桜、百日紅(さるすべり)、桔梗(ききょう))など四季を通して楽しめるようです。
「松山庭園美術館」の展示品ですが、数々の「名画コレクション」と「茶道具」を中心に展示しているそうです。
収蔵作品は、「ヨーロッパ絵画」「国内著名作家作品」「琴コレクション」「茶道具」などがあります。
「ヨーロッパ絵画」や「国内著名作家作品」は順次公開していて、「コンスタブル」、「ドラクロア」、「浅井忠」氏、「藤島武二」氏、「長谷川利行」氏、「村上槐多」氏など館所蔵作品展示しているそうです。
「茶道具」コレクションは、「大井戸」、「光悦」、「道入」、「仁清」、「熊川」、「古唐津」などの茶碗。
「唐物青貝香合」、「天命釜」、「寒薙釜」など約120点所蔵。
「蒔絵琴」コレクションでは、江戸時代から明治時代の「蒔絵琴」10面。
「中林傳兵衛」作、内国博覧会受賞作品の「芝山蒔絵」の見事な唐子模様の琴など所蔵しているそうです。
四季折々の庭園を望みながら、美術品を愛でる「松山庭園美術館」にお出かけしてみてはいかかでしょうか?
「松山庭園美術館」詳細
所在地 匝瑳市松山630
定休日 月曜から金曜
入館料 大人 800円 小中学生 400円 (団体割引20名以上 100円引き)
問合わせ 松山庭園美術館 0479-79-0091
備考
「松山庭園美術館」では、時折「コンサート」や「お茶会」が開かれ、人気を博しているようです。
(要 問合わせして下さい)
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地域情報::匝瑳 | 11:13 AM |