本日ご紹介するのは、近隣市 成田市「甚兵衛公園」「梅・菜の花」です。
「甚兵衛公園」は、義民「佐倉宗吾」のために掟を破り「渡し舟」を印旛沼に身を投じた渡し守「甚兵衛」の名を取った公園で「千葉県立印旛手賀自然公園」の一部です。
渡し守「甚兵衛」の逸話ですが、「宗吾街道」が「印旛沼」にかかる「甚兵衛大橋」を渡る手前、松が高く茂る「水神の森」という森があり、かつて「渡し舟」の船着き場がありました。
当時の藩の実状を直訴するべく江戸へと向かう「惣五郎(佐倉宗吾)」は、この渡し(船着き場)で船に乗りました。
禁を破って「惣五郎」を「印旛沼」の対岸の「吉高」まで送り届けたのが渡し守「甚兵衛」で、渡しの名も渡し守に由来しているそうです。
伝承では「甚兵衛」は「惣五郎」を送った後、「印旛沼」に身を投じたと言われています。
「印旛沼」の畔(ほとり)には、「甚兵衛」の「供養塔」と「石碑」があります。
「甚兵衛公園」には、50本余りの「紅白梅」の木が植えられており、見頃の2月中旬〜3月中旬には黄色・白色・紅色といった色とりどりの花を楽しむことができるようです。
また「菜の花」は、公園内で黄色一杯の花畑があたり一面広がり訪れる人々を楽しませているようです。
一面の菜の花が咲き乱れる様は圧巻で、韓国ドラマ「春のワルツ」に出てくるような花畑が広がっているようです。
歴史の舞台にも登場した名所であり、季節の花「梅・菜の花」が咲く成田の公園を訪ねて見てはいかかでしょうか?
「甚兵衛公園」詳細
所在地 成田市北須賀1626
問合わせ 成田市観光プロモーション課 0476-20-1540
備考
「甚兵衛公園」の「松の木」は、昭和58年(1983年)5月に「日本の名松100選」に選ばれている銘木です。
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地域情報::成田 | 11:29 AM |