本日ご紹介するのは、地元「銚子市」「銚子電鉄」「One Two Smile OTS犬吠埼温泉」「犬吠駅」で7月9日(土)に開催されます「犬吠埼温泉市場」です。
「銚子電気鉄道株式会社」(2012年2月11日のブログ参照)は、「銚子市」(2010年9月20日のブログ詳細)に「鉄道路線」を有する「鉄道会社」で、「銚子電鉄」あるいは「銚電」と「略称」されています。
「銚子電鉄」は、「全長」6.4kmの「銚子駅」(2011年5月7日のブログ参照)から「外川駅(トカワエキ)」(2011年7月7日のブログ参照)までの10駅を約20分で結ぶ「地元客」、「観光客」の「皆さん」に「人気」のある「ローカル鉄道」です。
「銚子電鉄」の「距離」ですが、「芝山鉄道」(千葉県・2.2km)、「紀州鉄道」(和歌山県・2.7km)、「岡山電気軌道」(岡山県・4.7km)、「水間鉄道」(大阪府・5.5km)、「流鉄」(千葉県・5.7km)に次いで、「全国」で6番目に短い「鉄道」なのだそうです。
「銚子電鉄」は、1913年(大正2年)に現在の「銚子電気鉄道」にあたる「銚子」から「犬吠」間の「鉄道路線」を開業したものの、利用不振から1917年(大正6年)に「路線」を廃止して解散した「銚子遊覧鉄道」の「関係者」が、再び「路線」を復活させるために「銚子電鉄」を設立したそうです。
「銚子電鉄」は、1922年(大正12年)7月5日に「銚子」から「外川」間「開業」、1948年(昭和23年)8月20日に「銚子電気鉄道」に社名変更しており、「銚子電鉄」は、2012年(平成24年)に「開業」90周年を迎えています。
当ブログでは、「銚子電鉄」「各駅見処紹介」と称し、「銚子駅」から、「仲ノ町駅(ナカノチョウエキ)」(2011年5月11日のブログ参照)、「観音駅」(2011年5月14日のブログ参照)、「本銚子駅(モトチョウシエキ)」(2011年5月16日のブログ参照)、「笠上黒生駅(カサガミクロハエエキ)」(2011年5月20日のブログ参照)、「西海鹿島駅(ニシアシカジマエキ)」(2011年5月26日のブログ参照)、「海鹿島駅(アシカジマエキ)」(2011年5月28日のブログ参照)、「君ヶ浜駅(キミガハマエキ)」(2011年5月31日のブログ参照)、「犬吠駅(イヌボウエキ)」(2011年6月21日のブログ参照)、「外川駅」の「順」に、「銚子電気鉄道株式会社」の各10駅を紹介し、「各駅」の「特徴」、「歴史」、「
周辺見処紹介」をアップしています。
「銚子電気鉄道株式会社」は、昨年(2015年)「駅名」の「ネーミングライツ」(命名権)の「販売」を行う「事業」を実施し、「県内外」から「遊技業者」、「土木工事会社」、「IT企業」など6社が応募し、2015年(平成27年)12月から7駅に「愛称」が付けられました。
昨年12月時点の「駅名愛称ネーミングライツ事業」で決まった「駅」の「愛称」は、下記の通りです。
仲ノ町駅 カクタ パールショップともえ
観音駅 藤工務所 藤工務所
笠上黒生駅 メソケアプラス 髪毛黒生
西海鹿島駅 根本商店 三ツ星お米マイスター根本商店
海鹿島駅 藤工務所 藤工務所 文芸の里
君ヶ浜駅 MIST solution ミストソリューション
犬吠駅 沖縄ツーリスト One Two Smile OTS犬吠埼温泉
「銚子電気鉄道株式会社」「駅名愛称ネーミングライツ事業」の「契約」は1年更新となっており、「初年度」は830万円の「増収」となったそうです。
ちなみに「銚子電気鉄道株式会社」「駅名愛称ネーミングライツ事業」の「命名権」ですが、「銚子駅」を除く、「仲ノ町駅」から「外川駅」までの9駅を80万円〜200万円で募集しており、「本銚子駅」と、「外川駅」の2駅は、引き続き「スポンサー」を探しており(2015年12月時点)、「命名権販売」(ネーミングライツ)の「収入」を「安全」な「運行確保」のための「車両維持費」などに充てられているそうです。
「銚子電気鉄道株式会社」「駅名愛称ネーミングライツ事業」ですが、上記のように「笠上黒生駅」の「愛称」が、「ヘアケア商品」を扱う「都内」の「企業」より「髪毛(カミノケ)黒生」になるなどユーモアあふれる「命名」もあり、「銚子電鉄」「名物」の「ぬれ煎餅」(2011年9月9日のブログ詳細)の「生地」を納入する「地元」「銚子市」の「老舗米殻販売店」「根本商店」は、「西海鹿島駅」の「愛称」「三ツ星お米マイスター根本商店」の「命名権」を取得、「君ヶ浜駅」の「愛称」「ミストソリューション」は、「地名」「君ヶ浜」(2011年6月1日のブログ詳細)のもととされている「霧の浜」から転じたとされることから命名され、「犬吠埼灯台」(2011年1月1日のブログ詳細)に近い「犬吠駅」の「命名権」を購入した「沖縄ツーリスト」(那覇市)は、知名度が低い一帯の「温泉」をPRしようと「One Two Smile OTS犬吠埼温泉」としたそうです。
また「銚子電気鉄道株式会社」では、新しい「駅名看板」を設置し、「銚子電鉄」「車内」での「新・駅名」の「車内放送」を開始しています。
なお今年(2016年)に入り「銚子市」に「しょうゆ製造工場」がある「ヒゲタ醤油」(東京都・中央区)(2011年9月10日・2010年12月20日のブログ詳細)が、「駅名愛称ネーミングライツ事業」「命名権」(ネーミングライツ)を購入し、「本銚子駅」の「愛称」を「ヒゲタ400年玄蕃(ゲンバ)の里」と命名しました。
また「駅名愛称ネーミングライツ事業」で、「銚子電鉄」「終点」「外川駅」の「命名権」(ネーミングライツ)を「松戸市」の「早稲田ハウス(株)」(代表取締役・金光容徳氏)が取得、2016年(平成28年)2月11日(祝・木)から「銚子電鉄」「外川駅」の「愛称」を「ありがとう外川駅」としました。
「銚子電気鉄道株式会社」では、「ありがとう外川駅」誕生を祝って、2月11日(祝・木)9時00分より「銚子電鉄」「外川駅」を「会場」に、「ありがとう外川駅誕生式」(2016年2月10日のブログ詳細)を行っています。
このことにより、「銚子電気鉄道株式会社」は、全9駅の「命名権売却」が完了し、1年間の「契約総額」は1160万円となったそうです。
「One Two Smile OTS犬吠埼温泉」「犬吠駅」は、「銚子電気鉄道株式会社」の「犬吠駅」の「愛称」で、「One Two Smile OTS犬吠埼温泉」「犬吠駅」ですが、「銚子電気鉄道株式会社」が募集していた「駅名愛称ネーミングライツ事業」で「One Two Smile OTS 沖縄ツーリスト」が命名されました。
「犬吠駅」ですが、「銚子市」「犬吠埼」にある「銚子電気鉄道」「銚子電気鉄道線」の「駅」で、「第1回関東の駅百選」「選定駅」です。
「犬吠駅」の「駅構造」ですが、「単式ホーム」1面1線の「地上駅」で、「駅員配置駅」、「ホーム」上と、「駅舎」内外に「自動販売機」、「駅舎内」に「コインロッカー」と、「水洗トイレ」があり、「犬吠駅」「駅前」に8台分の「駐車場」が設置されています。
「犬吠駅」は、「大晦日」から「元日」にかけて「犬吠埼」(2012年4月16日のブログ参照)での「初日の出参拝客輸送」のために運行される「終夜運転」は、「銚子駅」から「犬吠駅」までの運転となっており、この輸送に対応するため、「銚子電気鉄道線」の他の「駅」に比べて長めの「ホーム」となっています。
「犬吠駅」は、「白」を基調とし、「絵タイル」の貼られた「ポルトガル」の「宮殿風建築」の「駅」はその「美しさ」が評価され、1997年(平成9年)に上記のように「関東の駅百選」の「第1回選定」26駅のひとつに選ばれています。
なお、「老朽化」による「リフォーム工事」を2013年(平成25年)頃に実施したため、この「絵タイル」は「駅名標」を除き撤去されています。
また「犬吠駅」は、周辺の「犬吠埼」などの「観光拠点」として利用されていることもあって、「駅舎」および「駅前広場」は「銚子電気鉄道線」の中で最も大きく広く造られており、「各種イベント」の「会場」としても利用されています。
「犬吠駅」「駅舎内」では、「銚子電気鉄道」の「各種鉄道グッズ」、「記念切符」、「硬券入場券・乗車券」、「地元名産品」や、「駅弁」などの「土産物」の他、「名物」の「銚電のぬれ煎餅」が実演製造・販売され、「観光客」や、「鉄道ファン」の「人気」を集めています。
「犬吠駅」「駅前広場」には「ゲーム」「桃太郎電鉄」「シリーズ」の「協賛企画」「しあわせ三像」のうち「貧乏がイヌ(居ぬ)」「像」があります。
「ニューなのはな」ですが、「東日本旅客鉄道」(JR東日本)が1997年(平成9年)以降に保有している「鉄道車両」(電車)で、「ジョイフルトレイン」と呼ばれる「車両」の「一種」です。
「JR東日本」「千葉支社」では、1986年(昭和61年)より「お座敷電車」「なのはな」を保有し、「団体輸送」に使用されてきました。
しかし、「老朽化」に加えて「直流電車」であったことから「交流電化区間」への「乗り入れ」が出来ず、「運用」に制約がありました。
このため「なのはな」の「代替」と同時に「サービスレベル」の「向上」を「主眼」として開発された「車両」です。
「ニューなのはな」ですが、いずれの「車両」も「485系電車」からの改造で、「先頭車」が「クロ484形」と、「クロ485形」、「中間車」は「モロ484形」と、「モロ485形」で、「各車両」の「番号」は「リゾートエクスプレスゆう」・「宴」・「華」の「統番」となっています。
「ニューなのはな」「車両」「詳細」は、下記の通りです。
1号車 クロ484-5 (旧サロ181-1106→サロ481-1506) 座席48人・座敷32人
2号車 モロ484-9 (旧モハ484-1076) 座席56人・座敷28人
3号車 モロ485-7 (旧クモハ485-1009) 座席56人・座敷40人
4号車 モロ484-8 (旧モハ484-1017) 座席40人・座敷28人
5号車 モロ485-6 (旧クモハ485-1001) 座席64人・座敷44人
6号車 クロ485-3 (旧サロ481-1007) 座席48人・座敷32人
「ニューなのはな」は、「全車両」が「グリーン車形式」ですが、「座席仕様」での「運用」も可能で、この場合「普通車扱い」となるそうで、「JR東日本」の所有する「ジョイフルトレイン」の中では珍しく「方向幕」を「側面」に装備しています。
「ニューなのはな」は、1997年12月18日に「公式試運転」を行い、「幕張電車区」に配置、1998年(平成10年)2月1日より「営業運行」を開始、「初運用」から「交流電化線区」へ乗り入れました。
その後、「ニューなのはな」は「団体専用列車」及び「臨時列車」を中心に運用されていました。
「ニューなのはな」ですが、本年(2016年)5月27日、「JR東日本」から2016年8月21日に「定期運転」を終了し、さらに同年7月6日、8月27日・28日の「団体臨時列車」「ありがとうニューなのはな北総・南房総乗りつくしの旅」をもって「完全引退」すると「正式」な「発表」をされています。
この度(タビ)「銚子市」では、「銚子電鉄」「One Two Smile OTS犬吠埼温泉」「犬吠駅」を「会場」に「犬吠埼温泉市場」を開催するそうです。
今回の「イベント」「犬吠埼温泉市場」は、「JRお座敷列車」「ニューなのはな」「引退運転」に伴う「イベント」だそうで、「犬吠埼温泉市場」ですが、7月9日(土)11時00分から16時00分まで開催される「イベント」であり、「内容」ですが、「魚」・「干物」・「野菜」・「しじみ」・「花」・「銚子おでん」・「乾麺」などの「販売」や、「房総の休日号運転乗車券」の「販売」となっています。
「房総の休日号運転乗車券」で販売される「記念硬券セット」、「記念乗車券」ですが、下記の通りです。
「房総の休日号運転記念硬券セット」
限定300部 1000円
「房総の休日号運転記念乗車券」
限定300部 300円
ちなみに「房総の休日号」ですが、1955年(昭和30年)4月〜1960年(昭和35年)10月までの「休日」に「国鉄」(現・JR東日本、東日本旅客鉄道)「新宿」〜「銚子電鉄」「外川」間を「国鉄」の「キハ17」等によって運転されたそうです。
「景勝地」「犬吠埼」の「玄関口」「銚子電鉄」「One Two Smile OTS犬吠埼温泉」「犬吠駅」で開催される「イベント」「犬吠埼温泉市場」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「犬吠埼温泉市場」詳細
開催日時 7月9日(土) 11時〜16時
開催会場 One Two Smile OTS犬吠埼温泉犬吠駅 駅前広場 銚子市犬吠埼
問合わせ 銚子電気鉄道株式会社(仲ノ町駅) 0479-22-0316
備考
「銚子電気鉄道株式会社」では、7月9日(土)に「房総の休日」「ヘッドマーク」を「定期列車」(2000形2002編成・銚子方 湘南スタイル)に装着し運転されるそうです。
「房総の休日」「ヘッドマーク」「定期列車」「詳細」は、下記の通りです。
運転日 7月9日(土)
運転時間 仲ノ町発外川行
5時37分〜最終列車