本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「水郷佐原水生植物園」で7月9日(土)〜8月7日(日)の期間開催されます「平成28年度はす祭り」です。
「水郷佐原水生植物園」(2012年5月24日・4月26日のブログ参照)は、「香取市」「佐原」「扇島」にある「香取市」「市営」の「植物園」で、「水郷地帯」に立地する「人気観光施設」です。
「水郷佐原水生植物園」ですが、1969年(昭和44年)に開園した「施設」で、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)内に位置する、約6ha(ヘクタール)ある「水生植物園」となっています。
「水郷佐原水生植物園」の「園内」には、「東洋一」を誇る「あやめ」、「花菖蒲」(2011年5月27日のブログ参照)、「藤」、「はす」、「アマリリス」等を中心に、「水辺の植物」がところ狭しと植えられています。
「水郷佐原水生植物園」には、「島」や「橋」、「水面(ミナモ)」が配置されており、上記のように「東洋一」を誇る「あやめ」、「花菖蒲」をはじめ、「はす」、「藤」、「アマリリス」(2015年4月17日のブログ参照)、「ポプラ」などが植えられ、「水郷佐原水生植物園」は、「水郷地帯」の「面影」を表現しています。
「水郷佐原水生植物園」の「花菖蒲」(アヤメ科)は、「江戸」・「肥後」・「伊勢」系などの400品種150万本が植えられており、その「規模」ですが、「日本有数」となっており、「あやめ」、「花菖蒲」が見頃を迎える、5月下旬から6月にかけて「水郷佐原あやめ祭り」(2016年5月27日・2015年5月30日・2014年5月28日・2013年5月31日・2012年5月24日・2011年6月2日・5月29日のブログ参照)が開催され、「水郷佐原あやめ祭り」「開催期間中」には、多くの「あやめファン」、「観光客」が訪れ、また「はす」ですが、「中国」・「南京市」から贈られた「千弁蓮」など300種以上植えられており、「はす」の「開花時期」には、「日本一」の「はす祭り」(2014年7月12日・2013年7月1日・2012年7月4日・2011年7月6日のブログ
参照)が行われています。
「水郷佐原水生植物園」では、このほか、100mの「藤のトンネル」(藤棚)は、「幸せの道」として「注目」を集めており、「藤」が「見頃」を迎える、5月初旬に「観藤会」(2015年4月22日・2014年4月25日・2013年4月25日・2012年4月26日・2011年4月28日のブログ参照)も行われています。
「世界中」の「水生植物」が、集められている「水郷佐原水生植物園」には、「園内」に「アスレチック」などを備えた「親水公園」となっており、「家族」揃って楽しめる「観光施設」となっています。
「水郷佐原水生植物園」では、2013年(平成25年)の「平成25年度」から「平成28年度」までの4年間の「予定」で、「年間」を通じて、楽しめる「施設」に改修するための「再整備事業」を実施しているそうです。
この「事業」に伴い、「工事期間中」の「安全確保」のため、平成25年(2013年)10月1日より「臨時休業」をしていましたが、2014年(平成26年)4月1日より「営業」を再開、本年(2015年)も「水郷佐原水生植物園」では、「再整備事業」に伴い、9月頃より「臨時休業」を予定しているそうです。
なお、「水郷佐原水生植物園」では、一部入園できない「区域」がありますので、ご注意下さい。
「ハス」(蓮、学名・Nelumbo nucifera)は、「インド原産」の「ハス科」「多年性」「水生植物」です。
「古名」「はちす」ですが、「花托」の「形状」を「蜂の巣」に見立てたとするのを「通説」とし、「はす」はその「転訛」だそうです。
「ハス」ですが、「水芙蓉」(スイフヨウ、ミズフヨウ)、もしくは単に「芙蓉」(フヨウ)、「不語仙」(フゴセン)、「池見草」(イケミグサ)、「水の花」などの「異称」をもちます。
「ハス」は、「漢字」では「蓮」のほかに「荷」または「藕」の「字」をあて、「ハス」の「花」と、「睡蓮」を指して「蓮華(レンゲ)」といい、「仏教」とともに伝来し古くから使われた「名」だそうです。
また「ハス」の「地下茎」は「蓮根」(レンコン、ハスネ)といい、「野菜名」として通用し、「属名」「Nelumbo」は「シンハラ語」からで、「種小名」「nucifera」は「ラテン語」の「形容詞」で「ナッツの実になる」の「意」であり、また「英名」「lotus」は「ギリシア語由来」で、元は「エジプト」に自生する「スイレン」の「一種」「ヨザキスイレン」(Nymphaea lotus)を指したものというそうです。
「ハス」は、7月の「誕生花」であり、「夏」の「季語」で、「ハス」の「花言葉」ですが、「雄弁」です。
「ハス」ですが、「原産地」は「インド亜大陸」とその周辺で、「地中」の「地下茎」から「茎」を伸ばし「水面」に「葉」を出します。
「ハス」の「草高」は約1m、「茎」に「通気」のための「穴」が通っており、「水面」よりも高く出る「葉」もあります。
(スイレンにはないそうです。)
「ハス」の「葉」は、「円形」で「葉柄」が中央につき、「撥水性」があって「水玉」ができるそうです。
(ロータス効果)
「ハス」の「花期」は7月から8月で「白」または、「ピンク色」の「花」を咲かせ、「ハス」は「早朝」に咲き、「昼」には閉じます。
「ハス」ですが、「園芸品種」も、「小型」の「チャワンバス」(茶碗で育てられるほど小型の意味)のほか、「花色」の異なるものなど多数あるそうです。
なお、「ハス」の「果実」の「皮」はとても厚く、「土」の中で「発芽能力」を長い間保持することができます。
1951年(昭和26年)3月、「千葉市」にある「東京大学」「検見川厚生農場」の「落合遺跡」で発掘され、「理学博士」の「大賀一郎」氏が発芽させることに成功した「ハス」の「実」は、「放射性炭素年代測定」により、今から2000年前の弥生時代後期のものであると推定されました。
(大賀ハス)
その他にも「中尊寺」の「金色堂須弥壇」から発見され、800年ぶりに「発芽」に成功した「例」(中尊寺ハス)や、「埼玉県」「行田市」の「ゴミ焼却場」「建設予定地」から出土した、およそ1400年から3000年前のものが発芽した「例」(行田蓮)もあります。
「水郷佐原水生植物園」内の「日中友好ハス園」では、非常に珍しい「千弁蓮」、「多頭蓮(タトウレン)」をはじめ、「日本」ではほとんど見られない「小型」の「椀蓮(ワンレン)」、「花」の中にもう一つの「花」を咲かせたように見える「重台蓮」・「八重絞り」の「大栖錦」といった「日本」では数少ない「貴重」な「品種」が栽培されており、「大賀はす」や、「舞妃蓮」等、「中国」の「南京市」から贈られた「ハス」を中心に300種以上の「ハス」を栽培し、「水郷佐原水生植物園」の「ハス」は、「品種数」では「日本一」の「規模」を誇るそうです。
「水郷佐原水生植物園」内の「日中友好ハス園」で開催される「はす祭り」ですが、「最盛期」の7月・8月には、鮮やかな「緑色」の「葉」の上に「白」や、「ピンク」・「黄色」の「花」が次々と「顔」をのぞかせ、「優美」に咲く様を鑑賞できることから、「はす祭り」「期間中」「水郷佐原水生植物園」は、「大勢」の「観光客」、「鑑賞客」で賑わっています。
昨年(2015年)、「水郷佐原水生植物園」は、「園内改修工事」の為、平成27年7月1日(水)から平成28年(2016年)3月31日(木)の「期間」、「閉園」していたので、毎年「好評」に催されていた「はす祭り」が開催されませんでした。
「園内改修工事」を経て、この度(タビ)「水郷佐原水生植物園」では、「平成28年度はす祭り」を1年ぶりに開催するそうです。
「平成28年度はす祭り」ですが、7月9日(土)から8月7日(日)までの「期間」開催され、「開園時間」ですが、8時00分から16時00分まで(入園は閉園1時間前頃まで)となっています。
(土・日・祝日は6時開園)
「平成28年度はす祭り」の「内容」ですが、「早朝観蓮会」、「象鼻杯(ゾウビハイ)・はす茶のもてなし」、「熱帯睡蓮展」、「花菖蒲植替え講習会」、「棕櫚(シュロ)の葉でバッタづくり」、「竹細工教室」、「園内さっぱ舟運航」となっています。
「早朝観蓮会」ですが、7月9日(土)から8月7日(日)までの「平成28年度はす祭り」「期間中」の「土・日・祝日」に開催される「催し」です。
「早朝観蓮会」は、「早朝」6時00分から「水郷佐原水生植物園」を開園し、「ハス(蓮)」を鑑賞する「催し」となっています。
「ハス(蓮)」の「花」は、「夜明け」と共にほころび始め、「昼前」には閉じていくので、涼しい「朝」のうちに「ハス(蓮)」をご覧いただけるよう、「はす祭り」「期間中」「週末」に「早朝観蓮会」を行うそうです。
「象鼻杯(ゾウビハイ)・はす茶のもてなし」ですが、7月9日(土)から8月7日(日)までの「平成28年度はす祭り」「期間中」の「土・日・祝日」の8時00分から10時00分まで行われる「催し」です。
今年(2016年)も「水郷佐原水生植物園」「日中友好ハス園」では、「早朝観蓮会」と同様に「象鼻杯(ゾウビハイ)・はす茶のおもてなし」を楽しめます。
「象鼻杯(ゾウビハイ)」ですが、「ハス(蓮)」の「葉」に「地酒」を注ぎ、「ハス(蓮)」の「茎」から「酒」を吸うもので、「蓮の茎」から「酒」を吸う「姿」を「象の鼻」に見立てていることから「象鼻杯(ゾウビハイ)」というそうです。
また「はす茶のおもてなし」ですが、「早朝観蓮会」をお楽しみの後、冷たい「ハス(蓮)」の「香り茶」や、「ハス(蓮)」の「葉茶」で「のど」をうるおすことができ、くつろげるそうです。
「象鼻杯(ゾウビハイ)」、「はす茶のおもてなし」とも、古くから「早朝観蓮会」で行われている「催し」で、「暑さしのぎ」の「清涼剤」として、毎回「好評」を博しているそうです。
「熱帯睡蓮展」ですが、7月9日(土)から8月31日(水)まで開催される「催し」です。
「熱帯睡蓮展」は、「熱帯睡蓮」を鑑賞することができ、「優美」な「ハス(蓮)」の「花々」を愛でることができるそうです。
「花菖蒲植替え講習会」ですが、「平成28年度はす祭り」「期間中」の7月9日(土)・10日(日)に開催される「催し」です。
「花菖蒲植替え講習会」ですが、7月9日(土)・10日(日)10時00分から、13時00分からの1日2回開催され、「花菖蒲植替え講習会」の「定員」ですが、20名となっています。
「棕櫚(シュロ)の葉でバッタづくり」ですが、「平成28年度はす祭り」「期間中」の7月31日(日)に開催される「催し」です。
「棕櫚(シュロ)の葉でバッタづくり」ですが、7月31日(日)10時00分から、13時00分からの1日2回開催され、「棕櫚(シュロ)の葉でバッタづくり」の「定員」ですが、20名となっています。
「竹細工教室」ですが、「平成28年度はす祭り」「期間中」の「最終日」8月7日(日)に開催される「催し」です。
「竹細工教室」ですが、8月7日(日)10時00分から、13時00分からの1日2回開催され、「竹細工教室」の「定員」ですが、20名となっています。
「園内さっぱ舟運航」ですが、「平成28年度はす祭り」「期間中」に運航される「催し」です。
「園内さっぱ舟運航」では、「水郷佐原水生植物園」「園内水路」に見事に咲く「ハス(蓮)」を楽しむことができるそうです。
「園内さっぱ舟運航」「料金」ですが、下記の通りです。
料金
大人 (中学生以上) 500円
子ども (3歳〜小学生) 200円
団体 (20名以上) 400円
ファンクラブ会員 (会員証提示) 400円
なお「花菖蒲植替え講習会」、「棕櫚(シュロ)の葉でバッタづくり」、「竹細工教室」に参加される「方」は「事前申し込み」が必要となっており、「電話」にて申し込みとなっています。
申し込み 水郷佐原水生植物園 0478-56-0411
「日本一」の「規模」を誇る「日中友好ハス園」を有する「水郷地帯」の「面影」を表現した「観光レクリエーション施設」「水郷佐原水生植物園」で開催される「初夏」の「人気イベント」「平成28年度はす祭り」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「平成28年度はす祭り」詳細
開催期間 7月9日(土)〜8月7日(日)
開催会場 水郷佐原水生植物園 香取市佐原扇島1837-2
入園料 大人700円 小・中学生350円
開館時間 8時〜18時半
問合わせ 水郷佐原水生植物園 0478-56-0411
水郷佐原観光協会 0478-52-6675
香取市商工観光課 0478-50-1212
備考
「はす祭り」の開催される「水郷佐原水生植物園」ですが、平成29年度の「リニューアルオープン」に向けて「再整備工事」を実施しており、それに伴い、平成28年度の「開園期間」ですが、5月28日(土)から8月31日(水)までとなるそうです。