本日のブログで紹介した「近隣の初詣情報」でご紹介した「日本寺(にちほんじ)」を詳しくピックアップします。
「日本寺」は歴史は古く元応元年(1319年)12月1日に開基され、「中山法華経寺」三世の「日祐上人」により建立されました。
山号は「正東山」、御本尊は、「釈迦牟尼仏」。
寺格は「本山」(由緒寺院)。
宗派は「日蓮宗」です。
仏教史上有名な「日蓮宗」の「壇林」(学校)で、「中村壇林」として慶長4年(1599年)から明治8年(1875年)の廃壇まで274年余年間隆盛を極め、匝瑳市の「飯高壇林」(10月9日のブログで少し紹介してあります)とともに知られています。
日蓮宗三大壇林(中村、飯高、小西)のひとつに数えられ、「中村壇林」から「奠師法縁」「親師法縁」(精師法縁、貞師法縁)「達師法縁」「境師法縁」「要師法縁」「莚師法縁」の「七法縁」が発生したそうです。
「日本寺」の「山門」に掲げられている「正東山」の扁(変換が出来ず漢字が違う)額は、「本阿弥光悦」の真筆といわれ、「日本三額」のひとつに数えられています。
なお「山門」は、昭和62年8月21日に、多古町の「町指定文化財」に登録されています。
「日本寺」は別名「あじさい寺」とも呼ばれ、寺の入口から見頃の6月になると講堂へ向かう参道の両側のまっすぐ伸びた杉並木の足下に、約8000株の青色の紫陽花の花が咲き、静かな環境で「紫陽花」観賞できるようです。
「いにしえの壇林」「日本寺」に思いを馳せつつ、新春の初詣にお出かけしてみませんか?
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地域情報::成田 | 11:15 AM |