本日も雲ひとつない日本晴れな犬吠埼。
初冬の絶好の行楽日和になりそうな天候です。
さて本日ご案内するのは、地元銚子の「魚市場(第一卸売市場前)」です。
銚子の利根川河口に、今も昔も船を迎える漁港横の「魚市場」と市場前に店を構える「鮮魚店」をご紹介します。
まず、「銚子港」の歴史は古く、「銚子」は零細漁業と農耕で生計を営む一漁村でしたが、紀州の人々が往来するようになってから開発されたと伝えられています。
承応3年(1654年)、徳川家康による利根川付け替え工事以来、江戸と東北を結ぶ中継港となり、大正時代に入ると、「濱口吉兵衛」が「今井健彦」、「小野田周斎」とともに奔走、「銚子港」修築工事が行われ近代港湾が整備されました。
そして「銚子漁港」の「第一魚市場」は昭和7年に完成。
昭和20年に空襲で内浜市場が焼失しましたが、「第一魚市場」(中央市場)は昭和30年代後半から整備が進み昭和40年に「中央魚市場管理棟」が完成し、昭和62年に「第三魚市場」が完成するまで漁協として使用されていました。
現在、「銚子港」は地元漁船はもとより、北は北海道から、南は沖縄に至る沖合漁船の一大根拠地となっています。
「第一卸売市場」(中央市場)の構造は、鉄骨・鉄筋コンクリート二階建てで、4296平方メートルの建築物で、「鮪」水揚げを専門に商いされています。
朝、8時頃には鮪の競りで活気づき、多い時は大小約700本の鮪が売買されています。
この市場前の道沿いに一般の人も買える魚市場があります。
第一卸売市場前には、鮮魚店4軒、飲食店5軒、市場内に1軒「漁港」の「直売所」があり、毎日「銚子港」で揚がった新鮮な魚介類が店頭に並んでいます。
第一卸売市場前の鮮魚店は「鮮魚直売 三浦丸」「ひたち水産」「ヤマワカ水産」「かねまた水産」の4店舗。
「鮮魚直売 三浦丸」は鮮魚や干物が多く、品揃え良さが特徴。
「ひたち水産」は、鮪をはじめ、新鮮な魚介類がそろう店。
「ヤマワカ水産」では、鮮魚全般ほか、無添加、減塩の「自家製干物」も販売。
「かねまた水産」は、新鮮な魚はもちろん、鰯、金目、鯵、鯖の「自家製干物」、無添加、甘塩の天日干しなど販売。
銚子までお越しの際は、「魚市場(第一卸売市場前)」にお立ち寄りください。
旬のさかなが、みなさんを待っています。
備考
魚市場(第一卸売市場)内にある「銚子港直売所」をご案内します。
営業時間 9時〜17時
定休日 毎週火曜日 第1・第3月曜日(その他、不定休)
住所 銚子市飯沼町186
電話番号 0479-25-0900
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