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「高度管理衛生型屋内施設」「銚子漁港」「第1卸売市場」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」「銚子漁港」「第1卸売市場」で3月29日(日)に完成、4月6日(月)に「運用開始」となった「高度管理衛生型屋内施設」新「第1卸売市場」です。

 「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)は、「銚子市」(2010年9月20日のブログ参照)にある「特定第3種漁港」で、「年間水揚げ量」では、「全国有数」の「漁港」です。
 「銚子漁港」ですが、「全国屈指」の「水揚げ量」を誇る「漁港」で、「全国有数」の「漁場」を持つ、「水産」、「加工」、「流通」の「総合漁業基地」として知られています。
 なお「銚子漁港」ですが、平成26年(2014年)1年間の「水揚げ量」が、27万4000t(トン)余りとなり、平成25年(2013年)よりおよそ6万t、「率」にして28%増え、「他」の「港」を大きく上回り、「水揚げ量」が「日本一」となっており、「魚」の「水揚げ量」が「4年連続」で「全国1位」(2015年1月1日のブログ参照)となっています。

 「銚子漁港」の「管理者」は「千葉県」で、「漁港番号」は「1930010」、「漁業協同組合」は「銚子市漁業協同組合」で、「銚子市漁業協同組合」ですが、平成8年(1996年)9月に「銚子地区」の「6単協」(銚子市、銚子市黒生、銚子市外川、銚子市西、銚子市川口、千葉県小型機船底)が、合併されて設立された「組合」です。
 「銚子市漁業協同組合」「組合員数」ですが、287名の「内」、「正組合員」177名、「准組合員」110名で、「組合員」は、6つの「魚種別部会」(旋網部会、鰹鮪部会、底曳部会、小型底曳部会、一本釣部会、各種部会)に所属しています。

 「銚子」は、古来「零細漁業」と、「農耕」とによって、「生計」を営む「一漁村」でありましたが、「紀州方面」の「人々」が来応するようになってから開発されたといわれています。
 「銚子漁港」「第1魚市場」は、昭和7年(1932年)に完成、璽来「千葉県下」、「地元漁船」はもとより、「北」は「北海道」から、「南」は「沖縄」にいたる「沖合漁船」の「一大根拠地」として、60有余年の「歴史」を経て、「飛躍的」「発展」をとげています。
 「銚子沖」は、「寒暖流」の「交錯」する「好漁場」を有するため、「いわし」(2012年5月17日のブログ参照)、「さば」(2012年12月8日のブログ参照)、「さんま」(2012年9月1日のブログ参照)、「かつお」、「まぐろ類」(2012年11月8日のブログ参照)、「あじ」、「ひらめ」、「金目鯛」(2011年2月14日・2010年11月17日のブログ参照)等「魚種」も「豊富」で、これら「魚介類」を取り扱う「銚子漁港」「魚市場」の「卸売市場」も、「銚子漁港整備」に呼応し、「第1」・「第2」・「第3卸売市場」と、「受入施設」の「整備拡充」が図られ、「全国有数」の「漁業根拠地」として、「益々」の「発展」が期待されています。

 「銚子漁港」の「概要」は、下記の通りです。

 魚市場用地の面積

 第1卸売市場 21678平方m

 第2卸売市場 6165平方m

 第3卸売市場 12400平方m

 魚市場の建物及び位置

 第1卸売市場

 中央市場

 鉄骨、鉄筋コンクリート2階建

 銚子市飯沼町186番地の61 銚子市新生町1丁目36番地の2

 建面積 4296平方m

 第2卸売市場

 鉄筋コンクリート一部鉄骨1階建

 銚子市川口町1丁目6278番地

 建面積 801平方m

 第3卸売市場No.1

 鉄筋コンクリート一部鉄骨2階建

 銚子市川口町2丁目6528番地

 建面積 3164平方m

 第3卸売市場No.2

 鉄筋コンクリート一部鉄骨4階建

 銚子市川口町2丁目6528番地

 建面積 6213平方m

 トラックスケール

 第1スケール 秤量50t (第2卸売市場)

 第2スケール 秤量50t (第2卸売市場)

 第3スケール 秤量60t (第3卸売市場先)

 簡易荷捌所(2011年9月2日のブログ参照)

 鉄筋コンクリート一部鉄骨1階建

 銚子市新地町1468番地の20

 建面積 1809平方m

 貸事務所

 第1卸売市場・中央市場2階21室 (30平方m〜60平方m)
 (現在解体・新築工事中)

 「銚子漁港」「第1卸売市場」ですが、築40年以上(1965年・昭和40年建設)が経過し、近年「老朽化」が進み、「建て替え」(改築)を検討していた「矢先」に、2011年(平成23年)3月11日に「東日本大震災」が発生しました。
 当時「銚子漁港」「第1卸売市場」は、「柱」が損壊(柱の基礎が座屈し危険な状態)し、「屋根」の「一部」が崩落するなどの「被害」を受けて閉鎖(使用不能)され、急遽(キュウキョ)「隣接地」に「仮説」の「簡易荷捌所」を設けて代用(業務を続けながら)するとともに、「旧施設」の「解体」と、「建て替え工事」を進めてきました。
 ちなみに「銚子漁港」「旧・第1卸売市場」は、上記のように3ヵ所ある「市場」のうち、「主」に「近海もの」の「生マグロ」を水揚げする「市場」で、「旧施設」は、3つある「魚市場」のうちで最も古く、「屋根」はあったものの「吹きさらし」でした。

 「新市場」は、「旧市場」を取り壊した「跡地」に建設され、「プレストレストコンクリート造り」「2階建て」の「施設」で、「延べ床面積」は約7300平方m、「国」の「基準」に沿った「高度衛生管理型」で、「シャッター」や「網戸」を備え、「閉鎖性」が確保され、「雨風(アメカゼ)」や、「鳥獣」(小動物)の「進入」を防ぎ、「魚」が「床面」に接しないよう「洗浄台」や、「スノコ」を用いる「設計」(計画)で計画されていました。
 「新市場」では、水揚げされたばかりの「魚」が並ぶ「様子」が分かるように「2階」に「見学者用」の「通路」を設け、「休憩所」や、「売店」、「食堂スペース」を併設して「観光客」を呼び込むような「設計」となっており、「漁協」「女性部」の「魚食普及活動拠点」として「調理場」も造られる予定となっていました。
 ちなみに、「新市場」「開設」に伴う「旧市場」の「取り壊し費用」を含めた「総事業費」ですが、およそ23億4520万円だったそうです。
 そして「銚子漁港」「第1卸売市場」では、2014年(平成26年)3月16日(日)、「銚子市漁業協同組合」「坂本雅信」「組合長」ら「関係者」の「皆さん」が出席して「安全祈願祭」を催行したそうです。
 「安全祈願祭」で、「坂本雅信」「組合長」は、

 「人が集まり、もっと魚を食べてもらえるように思いを込めて市場を運営していきたいので、漁協の新たなシンボルとなるような立派な建物を造っていだたければ」

 と「コメント」していました。
 なお、当時の「銚子漁港」「第1卸売市場」の「完成」ですが、2015年(平成27年)3月予定で、「銚子漁港」「第1卸売市場」は、「銚子銀座商店街」など「中心市街地」そばにあり、「建て替え」に伴い「銚子市」は、「都市再生研究会」を立ち上げて「周辺地域一帯」の「活性化計画案」を策定したそうですが、「具体的」には進まなかったそうです。

 この度(タビ)「銚子市」では、「銚子漁港」「第1卸売市場」の「旧施設」の「解体」と、その後粛々と進められてきた「建て替え工事」が完了し、「新市場」が完成しました。
 完成した「銚子漁港」「第1卸売市場」ですが、上記のように「プレストレストコンクリート造り」「2階建て」の「建築面積」6100平方mの「広さ」を誇る「構造物」で、「延べ床面積」は7366平方m、「解体費用」を含む「総事業費」は約23億円(23億3363万円)、「事業主体」は「銚子市漁業協同組合」で、「国」の「水産流通基盤整備事業」などを活用したそうです。
 新しい「銚子漁港」「第1卸売市場」は、「衛生対策」や、「鮮度保持」のため、「最新」の「設備」を導入した「高度衛生管理型施設」として生まれ変わったそうです。
 「衛生対策」の「強化」ですが、「殺菌冷却海水製造装置」により作られた「殺菌冷却海水」を使った「魚」の「洗浄」や、「海水氷」による「鮮度保持」などの「仕組み」を採用、「新市場」「床面」をわずかに「傾斜」をつけ、「場内」で発生した「排水」を「側溝」へ集めて処理できるようにし、「吹きさらし」だった「銚子漁港」「第1卸売市場」を、「外部」から「雨風」や、「鳥類」、「動物」などの「進入」を防ぐため、「シャッター」や、「網戸」を備え「閉鎖性」を確保しました。
 また、「新市場」では、「長靴洗浄槽」を設置して、「場内」に入場する際には「靴」の「洗浄」を「徹底」するほか、「着帽」を義務づけ、「衛生面」を「強化」しました。
 「新市場」では、「漁船」からの「搬入」に「滑り台」を利用して、「重さ」100kgを超す「マグロ」でも傷つけずに「施設内」に移動でき、「抗菌」の「ビニールシート」の上を通って「ステンレス製」の「スノコ」に陳列できるようになりました。
 さらに「新市場」では、「搬出口」と、「場外」の「境目」に「段差」をつけて「外部」からの「車両」の「進入」も防ぎ、「省エネ」にも取り組み、「新市場」「屋根」に「太陽光発電装置」を設置し、「照明」(LED)や、「電動フォークリフト」の「電力」として活用しているそうです。

 「銚子漁港」「第1卸売市場」では、水揚げされた「マグロ」(魚)が並ぶ「様子」や、「入札」の「雰囲気」を見学できるように、「新市場」「2階」に設けられた「管理用通路」を「見学通路」として、「一般客」も「立ち入り」ができるようにしました。
 「銚子漁港」「第1卸売市場」「見学」ですが、「水揚げ」がある「日」の午前8時00分から11時30分までとなっており、「県内外」の「学生」や、「海外」からの「研修生」などの「団体客」の「皆さん」には、「銚子市漁業協同組合」の「スタッフ」が対応するそうです。
 ちなみに「新市場」「見学」ですが、「日曜祭日」や、「天候不良」の際は「休業」となり、「マグロ」の「最盛期」ですが、「暮れ」から「春」となっており、「夏」は「船」がドック入りするそうです。
 また「新市場」は、「魚食」の「PR」にも活用され、「生マグロ」をはじめとする「魚介」をふんだんに使った「料理」を提供する「海業支援施設」の「食堂」「万祝(マイワイ)」(1階)や、「生鮮水産物」・「加工品」の「販売」(予定)、「漁業PR」の「展示」を行う「スペース」、「料理教室」などの「イベント室」も備えており、「観光客」向けの「施設」も充実させました。

 「銚子漁港」「第1卸売市場」(新市場)では、4月6日(日)の「市場」の「供用開始」に先駆け、3月29日(日)に、「完成」を祝う「式典」と、「安全祈願祭」が執り行われ、「市場」、「役場」の「関係者」約100人が出席されたそうです。
 「式典」では、「銚子市漁業協同組合」「組合長」「坂本雅信」氏が、

 「この市場からは雄大な漁港が眺望でき、周辺には古い町並みなど名所も多く、観光資源としての価値を持ち合わせている。
 高度衛生管理によるおいしい生マグロをPRして観光客の集客を図り、地域の活性化につなげていきたい」

 と「あいさつ」され、「銚子市」の「越川信一」「市長」は、

 「市民が待ち望んでいた第1市場の完成は、銚子の復興の印。
 大勢の子供や観光客が集まる市場になることを期待している」

 と述べられたそうです。

 「銚子漁港」「第1卸売市場」「詳細」は、下記の通りです。

 所在地    銚子市新生町1-36-12

 見学可能日時 月〜土 8時00分〜11時30分

 ・市場休業日や水揚げがない場合は見学不可。
 ・見学コースは2階通路のみ。
 ・団体の場合は要予約。

 問合わせ 銚子市漁業協同組合 0479-22-3200/7626

 「食堂」「万祝」

 所在地  銚子市漁業協同組合第1卸売市場内

 営業時間 8時00分〜15時00分
 ※ラストオーダーは14時00分

 定休日  火曜日(祝日の場合は翌平日)

 問合わせ 万祝 0479-21-6671

 「水揚げ日本一」を続け、「新市場」「誕生」で活気づき、「高度衛生管理施設」として生まれ変わった「銚子市」の「復興のシンボル」「銚子漁港」「第1卸売市場」。
 この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 備考
 「銚子漁港」に水揚げされる「魚」は、約200種で、「第1卸売市場」は、「延縄(ハエナワ)船」の「マグロ類」、「第2卸売市場」は、「イワシ」や、「サバ」、「第3卸売市場」は、「底引き網」や、「棒網船」の「サンマ」(秋)、「ヒラメ」、「キンメダイ」、「ヤリイカ」などを扱っています。

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| 地域情報::銚子 | 12:17 PM |

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