本日ご紹介するのは、近隣市「潮来市」「道の駅いたこ」で7月4日(土)〜12日(日)の期間開催されます「七夕まつり」です。
「潮来市」は、「茨城県」「南東部」に位置する「市」で、「首都」「東京」から80km圏に位置しています。
「潮来市」は、「西」に「霞ヶ浦(カスミガウラ)」・「常陸利根川」、「東」に「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)、「南」に「外浪逆浦(ソトナサカウラ)」(2011年1月30日のブログ参照)と「水辺」に囲まれ、「潮来市内」の「中心」にも「前川」が流れ、「潮来市」「全体」が、「水郷地帯」となっています。
「潮来市」の「南部」は、「田園地帯」が広がり、「米栽培」が盛んに行われ、「市」の「北部」は「台地」が広がり、「ゴルフ場」や「緑地公園」が多く見られます。
「潮来市」は、上記のように「霞ヶ浦」や「北浦」、「常陸利根川」などに面した「水郷」で「有名」な「都市」で、江戸時代に「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)「水運」の「港町」として栄え、現在は「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)の「一角」となっています。
「潮来市」は、「前川あやめ園」(現・「水郷潮来あやめ園」)(2012年5月13日のブログ参照)を「中心」とした「アヤメ」(2011年5月27日のブログ参照)の「名所」や「川」を巡る「十二橋巡り」(2012年5月26日のブログ参照)といった「水郷特有」の「観光名所」を有し、「他」の「産業」では、「米栽培」を「中心」とした「農業」が盛んに営まれています。
「潮来市」は、2001年(平成13年)4月1日に「行方郡」「潮来町」が「牛堀町」を編入し、「市制施行」をしており、また「潮来市」は、「鹿嶋市」、「神栖市」、「鉾田市」、「行方市」とともに、「Jリーグ」・「鹿島アントラーズ」の「ホームタウン」となっています。
「道の駅いたこ」(2013年6月16日のブログ参照)は、「茨城県」「潮来市」の「一般県道101号線潮来佐原線」上にある「人気」の「道の駅」です。
「道の駅いたこ」は、「東関東自動車道」「潮来IC(いたこインターチェンジ)」「下車」1分、「太平洋」沿いを走る「国道51号線」「沿線」の「観光スポット」への「出発拠点」となっています。
「道の駅いたこ」は、2001年(平成13年)8月21日に「登録」された「道の駅」で、2002年(平成14年)4月25日に「開駅」しました。
「道の駅いたこ」は、「茨城県下」「売上高」「上位」の「道の駅」で、「潮来市」の新たな「情報発信拠点」として「イベント」など「様々」な「企画」を実行しています。
「道の駅いたこ」では、「オリジナル」の「イメージキャラクター」「風くん」・「みなもちゃん」・「いたこいぬ」・「いたこねこ」(2013年5月19日のブログ参照)で、「イメージキャラクター」たちは、「施設」をアピールし、「オリジナル商品」の「どら焼き」や「ジェラート」などを、「製造」・「直売」しています。
また「道の駅いたこ」を運営する「第三セクター」の「株式会社いたこ」は、「いたこ市内無料送迎バス」「あやめ号」(運行は委託)を運営しており、「地元住民」のみならず「道の駅いたこ」の「アクセス」として「観光客」にも広く利用されています。
「道の駅いたこ」の「施設概要」ですが、「敷地面積」約2ha(ヘクタール)、「建設面積」1740平方m、「駐車場台数」は「普通車」266台、「大型車」17台、「身障者用」3台、「営業日」は「年中無休」、「営業時間」ですが、9時00分から19時00分までとなっています。
「道の駅いたこ」の「各施設」の「概要」ですが、「多目的広場」、「うるおい館」、「情報棟」、「トイレ」となっています。
「多目的広場」ですが、500平方mある「施設」で、「施設内容」ですが、「新鮮市場」「伊太郎」、「ひかりの広場」となっています。
「新鮮市場」「伊太郎」ですが、126平方mある「施設」で、「朝採り新鮮野菜」、「手作り加工品」、「魚肉加工品」類の「販売」をしています。
「ひかりの広場」ですが、539平方mある「施設」で、「高さ」13mの「ピラミッド型屋根」が「シンボル」となっており、「集客」・「販促イベント」が「地域交流」の「拠点」となっています。
「うるおい館」ですが、690平方mの「施設」で、「総合案内」、「いたこショップ」(アンテナショップ)、「キャラクター・コーナー」、「虹工房」、「潮来こめ自慢」「おふくろ亭」、「ハーブ&フラワーショップ」となっています。
「総合案内」ですが、「地域」や「観光案内」のほか「ギャラリー」としても利用されています。
「いたこショップ」(アンテナショップ)ですが、「潮来市」のみならず「茨城県内」の「物産販売」、「催事スペース」には、「ホット」な「商品」をそろえています。
「キャラクター・コーナー」ですが、上記の「道の駅いたこ」の「オリジナルキャラクター商品」の「開発」および「販売」を行っています。
「虹工房」ですが、455平方mの「施設」で、「新鮮」な「アイスクリーム」や「ヨーグルト」、「地元産」の「お米」を「原料」とした「おにぎり」、「お菓子」、「米関連商品」などの「開発」および「販売」を行っています。
「潮来こめ自慢」「おふくろ亭」ですが、236平方mの「施設」で、「潮来」の「特産品」、「農産品」を活かした「料理」を提供する「おふくろ食堂」となっています。
「ハーブ&フラワーショップ」ですが、165平方mの「施設」で、「ハーブ」を「中心」に「関連グッズ」や「地域」の「花木」の「販売」、「ガーデニング」の「指導」などを行っています。
「情報棟」ですが、97平方mの「施設」で、「大型ディスプレイ」や「情報機器」を利用して、「潮来市」だけではなく「茨城県内」の「様々」な「観光・物産情報」や「高速道路渋滞情報」、「道路情報」などを「提供」しています。
「七夕(タナバタ、シチセキ)」ですが、「日本」、「台湾」、「中国」、「韓国」、「ベトナム」などにおける「節供」、「節日」のひとつで、「旧暦」の7月7日の「夜」のことでありますが、「日本」では「明治改暦」以降、「お盆」が7月か、8月に分かれるように、7月7日、または「月遅れ」の8月7日に分かれて「七夕祭り」が行われており、「七夕」は、「五節句」のひとつにも数えられています。
古くは、「七夕」を「棚機(タナバタ)」や、「棚幡」と表記したそうです。
これは、そもそも「七夕」とは「お盆行事」の「一環」でもあり、「精霊棚」と、その「幡」を安置するのが、7日の「夕方」であることから、7日の「夕」で、「七夕」と書いて「タナバタ」と発音するようになったともいわれています。
「七夕」ですが、元来「中国」での「行事」であったものが、奈良時代に伝わり、元からあった「日本」の「棚機津女(タナバタツメ)」の「伝説」と合わさって生まれた「言葉」なのだそうです。
そのほか、「牽牛織女(ケンギュウショクジョ)」の「二星」が、それぞれ「耕作」および、「蚕織」をつかさどるため、それらにちなんだ「種物(タナツモノ)」・「機物(ハタツモノ)」という「語」が、「タナバタ」の「由来」とする江戸期の「文献」もあります。
「織女」と「牽牛」の「伝説」は、「文選」の中の「漢」の時代に編纂された「古詩十九首」が「文献」てして「初出」とされていますが、また7月7日との「関わり」は明らかではないそうです。
その後、南北朝時代の「荊楚歳時記」には7月7日、「牽牛」と「織女」が会合する「夜」であると明記され、さらに「夜」に「婦人たち」が7本の「針の穴」に美しい「彩りの糸」を通し、「捧げ物」を「庭」に並べて「針仕事」の「上達」を祈ったと書かれており、7月7日に行われた「乞巧奠(キコウデン)」と「織女・牽牛伝説」が関連づけられていることがはっきりと分かります。
また六朝・梁代の「殷芸(インウン)」が著した「小説」には、
「天の河の東に織女有り、天帝の子なり。
年々に機を動かす労役につき、雲錦の天衣を織り、容貌を整える暇なし。
天帝その独居を憐れみて、河西の牽牛郎に嫁すことを許す。
嫁してのち機織りを廃すれば、天帝怒りて、河東に帰る命をくだし、一年一度会うことを許す」
(天河之東有織女 天帝之女也 年年机杼勞役織成云錦天衣 天帝怜其獨處 許嫁河西牽牛郎 嫁後遂發織糸刀 天帝怒 許一年一度相會)
(「月令廣義」七月令にある逸文)という「一節」があり、これが現在知られている「七夕」の「ストーリー」とほぼ同じ型となった最も古い「時期」を考証できる「史料」のひとつとなっています。
「日本語」「たなばた」の「語源」は、「古事記」で、「アメノワカヒコ」が死に「アヂスキタカヒコネ」が来た折に詠まれた「歌」にある「淤登多那婆多」(弟棚機)、又は「日本書紀」「葦原中国平定」の「1書第1」にある「乙登多那婆多」また、「お盆」の「精霊棚」と、その「幡」から「棚幡」というそうです。
また、「萬葉集」「卷10春雜歌2080」(「織女之 今夜相奈婆 如常 明日乎阻而 年者将長」)「たなばたの今夜あひなばつねのごと明日をへだてて年は長けむ」など「七夕」に纏(マツ)わる「歌」が存在するそうです。
「日本」では、「雑令」によって7月7日が「節日」と定められ、「相撲御覧」(相撲節会)、「七夕」の「詩賦」、「乞巧奠」などが奈良時代以来行われていたそうで、その後「平城天皇」が7月7日に亡くなると、826年(天長3年)「相撲御覧」が「別の日」に移され、「行事」は分化して「星合」と、「乞巧奠」が盛んになったそうです。
「乞巧奠」(キコウデン、キッコウデン、キッコウテン、キギョウデン)は「乞巧祭会」(キッコウサイエ)または単に「乞巧」とも言い、7月7日の「夜」、「織女」に対して「手芸上達」を願う「祭」だそうです。
「乞巧奠」は、古くは「荊楚歳時記」に見え、「唐」の「玄宗」のときは盛んに行われていたそうです。
この「行事」が「日本」に伝わり、「宮中」や、「貴族の家」で行われたそうで、「宮中」では、「清涼殿」の「東の庭」に敷いた「むしろ」の上に「机」を4脚並べて「果物」などを供え、「ヒサギ」の「葉」1枚に「金銀」の「針」をそれぞれ7本刺して、「五色の糸」をより合わせたもので「針のあな」を貫いたそうです。
一晩「中香」をたき、「灯明」を捧げて、「天皇」は「庭」の「倚子」に出御して「牽牛」と「織女」が合うことを祈ったそうです。
また「平家物語」によりますと、「貴族の邸」では「願い事」を「カジ」の「葉」に書いたそうで、「二星会合」(織女と牽牛が合うこと)や、「詩歌」・「裁縫」・「染織」などの「技芸上達」が願われ、江戸時代には「手習い事」の「願掛け」として「一般庶民」にも広がったそうです。。
なお、「日本」において「機織り」は、当時もそれまでも、「成人女子」が当然「身」につけておくべき「技能」であったわけではないそうです。
「七夕まつり」ですが、毎年「恒例」となっている「道の駅いたこ」で開催される「イベント」で、7月4日(土)から7月12日(日)までの「期間」行われます。
「七夕まつり」では、「潮来市内」の「幼稚園」・「保育園」の「園児」の「皆さん」が「一生懸命」作った「七夕」が、「道の駅いたこ」「情報棟」に飾られるそうです。
また「七夕まつり」「期間中」の「催事」として、7月4日(土)から5日(日)までの「期間」、「道の駅いたこ」では、「アンパンマングッズ」や、「駄菓子」が当たる「七夕抽選会」を開催するそうです。
なお「七夕まつり」「七夕抽選会」ですが、「一般の方」ですが、1回100円で参加できるそうです。
「茨城県下」「売上上位」、「人気」の「道の駅」「道の駅いたこ」で開催される「初夏」の「季節イベント」「七夕まつり」。
この機会に「潮来市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「七夕まつり」詳細
開催期間 7月4日(土)〜12日(日)
営業時間 9時〜19時
開催会場 道の駅いたこ 茨城県潮来市前川1326番地1
問合わせ 道の駅いたこ 0299-67-1161
備考
「道の駅いたこ」では、6月27日(土)から28日(日)までの「期間」、「道の駅いたこ」「ひかりの広場」を「会場」に「矯正展」を開催していました。
「刑務所」で製作した「製品」は、従来から「刑務所作業製品」と呼ばれていますが、より広く親しめる「ブランドイメージ」を変えるとともに、「安くて品質の良い」「商品」を広くご愛用いただくようにするため、「矯正協会刑務所作業協力事業」の「英訳」(Correctional Association Prison Industry Cooperation)の「頭文字」をとったものだそうです。