朝方の雨も止み、陽が射してきた犬吠埼。
本日も多くの観光客の皆様がお越しになっています。
さて本日ご紹介するのは、昨日(11月19日)のブログで紹介した銚子の冬の味覚第1弾「鮟鱇(あんこう)」に続いて、第2弾「槍烏賊(やりいか)」です。
「槍烏賊」は、その名の通り、全体的な姿形が槍の穂に似ていることから、漁師の間でそのように呼ばれたのが始まりとされているそうです。
日本列島沿海が生態域となっていて、本日写真でアップした「槍烏賊」は銚子港に揚がったものを当館が仕入れたものです。
余談ですが、「槍烏賊」は市場名で「フユイカ(冬イカ)」といわれ、「スルメイカ」を「夏イカ」としているようです。
また寒い時期のイカとしては「コウイカ(墨イカ)」と競合しています。
「コウイカ」が餅っとして甘いのに対して、「槍烏賊」らどこまでも上品で淡白な味わい。
どちらも甲乙つけがたい冬の味覚で好みがわかれるところです。
栄養としては、良質のタンパク質を多く含む食物。
タウリンが豊富で、コレステロール低下作用、視力向上、肝機能を高めてくれるようです。
貧血に効果のある銅、発育促進に欠かせない亜鉛なども含まれるそうです。
冬の味覚「槍烏賊」を食しにお出かけ、お立ち寄りしてみませんか?
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地域情報::銚子 | 12:35 PM |