本日も日本晴れの犬吠埼。昨日は風の強い一日でしたが、今日はうってかわって穏やかな日和です。
さて本日は昨日(11月9日)一昨日(11月8日)のブログで取り上げています「鹿島神宮」の第三弾「国宝・重要文化財」についてご案内します。
「鹿島神宮」には「宝物館」があり、国や県が指定している国宝や文化財などを保管または、展示されています。
大変有名な宝物は、なんといっても「国宝」(茨城県唯一の国宝)の「直刀・黒漆平文大刀拵(ちょくとう・くろうるしひょうもんたちごしらえ)」です。
「直刀・黒漆平文大刀拵」は「布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)」「平国剣(ことむけのつるぎ)」とも呼ばれ、柄(つか)を含めた全長2.71m、刃長2.24mの直刀の事。
奈良時代末期から平安時代初期の制作で、現存する伝世品(出土品でない)の日本刀の中では、古例のひとつで、刃長の点では最大の作品とされています。
外装(柄・鞘)は、黒漆塗りの上に平文(ひょうもん、金銀などの薄板を貼って文様を表す技法)や金銀透かし彫りの金具で装飾を施した古様な技法によるもので、正倉院の「金銀鈿荘唐大刀」の流れをくんでいるそうです。
その他にも「宝物館」には、重要文化財の「梅竹蒔絵鞍」、県指定文化財の「太刀、銘、景安」「古瀬戸狛犬」「銅印、申田宅印」「木造狛犬」「黒漆螺鈿蒔絵台」等が保管・展示されてます。
また国宝「直刀・黒漆平文大刀拵」には次のような神話があります。
昔、鹿島の大神が神武天皇に降ろされた「布都御魂剣」(別名「平国剣」)は、一振すればたちまち国中が平穏になると言う霊剣で、この御剣の御力により神武天皇は日本の建国を果たされたと伝えられています。
この御剣は宮中に祀られ、崇神天皇(すじんてんのう)の御代に、大和の国石上神宮に祀られ、現在に至るまで国の鎮めとして崇拝されているとの事です。
神として祀られた「布都御魂剣」に擬して鹿島の大神の佩力(はいとう)として鍛えられたのが「鹿島神宮」に伝わる「直刀・黒漆平文大刀拵」なのだそうです。
「東国三社」として「香取神宮」「息栖神社」「鹿島神宮」と紹介して参りました。
三社とも趣が異なりまた古来より地域を見守ってきた鎮守。
江戸時代より続く「東国三社巡り」に思いを馳せつつ、北総・鹿行地方のパワースポット巡りにお出かけ下さい。
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地域情報::鹿島 | 09:57 AM |