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「受贈記念成瀬映山展」(成田市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」「成田山書道美術館」で2月14日(日)〜4月19日(日)の期間開催されます「受贈記念成瀬映山展」です。

 「成田山書道美術館」(2011年6月5日のブログ参照)は、「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)の「大本堂」の「奥」に広がる「成田山公園」(2011年11月8日・2010年11月12日のブログ参照)の「一角」に建つ「書」の「専門」「美術館」です。
 「成田山書道美術館」は、「水」と「木々」が快(こころよ)い「調和」を生んでいる「成田山公園」の「三の池」の「畔(ほとり)」に佇んでおり、「成田山書道美術館」「館内」には、「書の世界」が広がっています。
 「成田山書道美術館」は、江戸末期から現代に至る「日本」の「書道作品」や「資料」を収蔵し、展示しており、特に「成田山書道美術館」では、あまりにも現代に近いが故(ゆえ)に見過ごされがちな「近代日本」の「書作品」を広い「視野」から収蔵しています。

 「成田山書道美術館」「展示棟」1階ですが、「吹き抜け」になった「中央プラザ」をもつ「企画展示室」や「高さ」13mの「壁面」をもち、ゆったりとした「空間」で「作品」を鑑賞することができます。
 「成田山書道美術館」2階ですが、「常設展示室」となっており、「回廊式」の「ギャラリー」となっています。
 「成田山書道美術館」は、「書」の「総合美術館」として、優れた「作品」を鑑賞できることはもちろん、「作品」の「保存」・「研究」・「普及」など、「専門家」から「一般の人」が楽しめるそうです。

 「成田山書道美術館」は、「近現代」の「書蹟」の「収蔵」では、「質量」ともに「群」を抜いており、これらを生かした「展示」・「普及」・「研究活動」が行われています。
 「成田山書道美術館」ですが、「書」を「専門」とした「美術館」として「書文化」の「興隆」に貢献し、「書」を含む「美術」「全般」に「目」を向け、「美術館」の「施設」を生かした「複合的」な「展示」に取り組んでおり、「書」は「苦手」という「人」でも「抵抗」なく楽しめるように「展示」・「運営」されています。

 「成田山書道美術館」では、「テーマ」を変えながら「年間」6〜7回「展示」を行っています。
 「近現代」の「書」は、「鑑賞」という「点」において、「絵画」や「彫刻」などと比べるとまだまだ「発展途上」のようですが、「成田山書道美術館」では、「様々」な「切り口」での「展示」を「企画」し、「書の魅力」を「多方面」に感じられる「場」を提供しています。

 「受贈記念成瀬映山展」ですが、「成田山書道美術館」で2月14日(土)から4月19日(日)までの「期間」開催される「催事」です。
 「受贈記念成瀬映山展」の「開催要項」ですが、下記の通りとなっています。

 大正9年(1920年)、東京渋谷に生まれた成瀬映山(本名・榮三)は、父が義太夫を、叔父が清元をたしなむ環境の中で芸の心を養い、幼くして歌舞伎をはじめ多くの江戸文化に精通しました。
 終戦を従軍先の中国で迎え、復員後は得意の書を活かし、東横百貨店(現・東急)に勤め、師の青山杉雨との運命的な出会いを経て書の道に専念することになりました。
 昭和35年(1960年)の謙慎書道展での西川春洞記念賞を皮切りに、昭和57年(1982年)に日展会員賞、同62年(1987年)に内閣総理大臣賞受賞、平成4年(1992年)に日本芸術院恩賜賞を受賞し、同13年(2001年)には文化功労者の顕彰を受け、読売書法会には創設時より参加、朝日現代書道二十人展でも活躍しました。
 西川寧や青山杉雨から学んだ古典主義と生来の江戸の粋とが融合した映山独特の軽やかな表現が多くの人に受け入れられることになりました。
 成田山新勝寺では、全国競書展の運営をきっかけに「御護摩受付所」の扁額を揮毫していただきました。
 また歿後、ご遺族からは代表作を一括して寄贈していただきました。
 本展ではこれらの作を陳列し、成瀬映山の書の魅力をご紹介したいと思います。

 「書」の「総合美術館」「成田山書道美術館」で開催される「受贈記念」の「催事」「受贈記念成瀬映山展」。
 この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「受贈記念成瀬映山展」詳細

 開催期間 2月14日(土)〜4月19日(日)

 第1期 2月14日(土)〜3月26日(木) 併催展・収蔵優品展

 第2期 4月1日(水)〜4月19日(日) 併催展・第31回成田山全国競書展

 開館時間 9時〜16時(最終入館は15時半まで)

 開催会場 成田山書道美術館 成田市成田640

 休館日  月曜日 3月27日〜3月31日

 入館料  大人500円 高校・大学生300円 中学生以下無料

 問合わせ 成田山書道美術館 0476-24-0774

 備考
 「受贈記念成瀬映山展」では、「関連行事」として、「ギャラリートーク」、「座談会」「成瀬映山先生を語る」が開催されます。
 「ギャラリートーク」、「座談会」「成瀬映山先生を語る」の「内容」ですが、下記の通りとなっています。

 ギャラリートーク 詳細

 第1回 2月14日(土) 13時00分〜14時30分 吉澤大淳 氏

 第2回 4月12日(日) 13時00分〜14時30分 一色白泉 氏

 座談会「成瀬映山先生を語る」詳細

 第1回 2月22日(日) 13時00分〜15時00分

 定員200名、当日先着順

 パネリスト 泉原寿厳氏、海野涛山氏、角元正燦氏、広畑筑州氏

 司会  西嶋慎一(成田山書道美術館研究員)

 第2回 3月1日(日) 13時00分〜15時00分

 定員200名、当日先着順

 パネリスト 新井光風氏、樽本樹邨氏、鈴木春朝氏、田中節山氏

 司会  高木聖雨氏

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2466 |
| 地域情報::成田 | 08:07 AM |

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