本日ご紹介するのは、となりまち「旭市」「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」で2月22日(日)に開催されます「夕陽・夜景鑑賞会」です。
「旭市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「県庁所在地」「千葉市」から50km圏、また「東京都心」から80km圏に位置している「市」で、「人口」は約7万人の「自治体」です。
「旭市」の「南部」は美しい「弓状」の「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)に面し、「旭市」の「北部」には「干潟八万石」といわれる「房総半島」「屈指」の「穀倉地帯」と、なだらかな「丘陵地帯」である「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)が広がっています。
「旭市」ですが、「旭市」、「香取郡」「干潟町」、「海上郡」「海上町」、「海上郡」「飯岡町」が、2005年(平成17年)7月1日に「対等合併」し、新「旭市」として「スタート」しています。
「旭市」の「中央部」を「東西」に、「JR総武本線」と「国道126号線」が通り、「周辺」は「市街地」として発展しています。
「旭市」の「大きさ」ですが、「東西」に約17.7km、「南北」に約13.5km、「面積」は129.91平方km、「標高」は、「海抜」68.4m(飯岡「刑部岬(ぎょうぶみさき)」(2012年5月26日のブログ参照)付近)以下、「旭市内」の「全域」に及ぶ「平野部」は「海抜」3〜10mと「平坦」です。
「旭市」「南部」「太平洋」に面する「海岸」「九十九里浜」は、「遠浅」の「砂浜」で、「夏」の「海水浴場」だけではなく、1年を通し、「海釣り」や「サーフイン」(サーフスポット)として賑わっています。
なお「旭市」の「九十九里浜」ですが、「日本の白砂青松100選」、「日本の渚百選」に選定されています。
「旭市」は「通年」として「温暖」な「気候」(平均気温は15℃)で、「冬」暖かく、「夏」涼しい「環境」を活かし、「農業」が盛んに営まれており、「干潟八万石」の「肥沃(ひよく)」な「水田」で採れる「水稲」はもとより、「施設園芸」による「キュウリ」・「トマト」などの「野菜づくり」、「カーネーション」、「ガーベラ」などの「花卉栽培」などが行われています。
また、「旭市」「飯岡漁港」での「水産業漁獲量」も「県内2位」となっており、「旭市」「飯岡」の「伝統加工品」の「丸干しいわし」は「日本一」の「生産量」を誇り、近年「健康食品」としても「注目」を集めています。
「旭市」は、「特産」の「貴味メロン」、「梨」、「いちご」(2011年12月14日・2010年12月10日のブログ参照)の「観光農園」、「畜産業」もあり、「農産物」から「畜産物」・「水産物」までなんでもそろう「食料のまち」で、「旭市」は「千葉県内屈指」の「食料供給基地」となっています。
「旭市」「飯岡地区」(旭市上永井)にある「刑部岬」は、「銚子市」の「景勝地」「犬岩」から続く切り立った「断崖」「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」(2012年5月20日のブログ参照)の「南端」(西端)に位置し、「九十九里浜」との「境」となっている「高さ」約60m(65m)の「断崖(だんがい)」の「岬」で、「飯岡灯台」が設置されています。
「刑部岬」ですが、「岬」からの「眺め」は素晴らしく、「眼下」には「飯岡漁港」(2012年6月6日のブログ参照)から「西方」には「九十九里浜」が「弧(こ)」を描いて果てしなく続き、「東」には「東洋のドーバー」と称される「屏風ヶ浦」の「景観」を一望することができます。
「刑部岬」の「下」にある「飯岡漁港」から「九十九里浜」が「弓状」に連なっており、「九十九里浜」ですが、「旭市」の「飯岡海水浴場」(2014年7月14日・2013年7月12日・2012年7月17日のブログ参照)から「いすみ市」にある「太東崎」まで66kmの「砂浜」が続いています。
「刑部岬」の「岬」の「周辺」ですが、「上永井公園」として整備されており、「飯岡灯台」や「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」などがあり、「冬場」は「天気」が良ければ「富士山」が見え、2月25日、26日には「条件」が良ければ「ダイヤモンド富士」が見えると言われています。
ちなみに「ダイヤモンド富士」ですが、「富士山」の「山頂部」と「太陽」が重なる「大気光学現象」であり、「月」が「富士山」と重なる「パール富士」とは「対(つい)」にして扱われています。
「ダイヤモンド富士」の「概要」ですが、「皆既日食」の際の「ダイヤモンドリング」になぞられ、「太陽」が「ダイヤモンド」のように美しく見えるため、こう呼ばれています。
「ダイヤモンド富士」ですが、いつどこでも見られるわけではなく、「富士山頂」から「西側」の「南北」35度以内の「範囲」では「日の出」の時(昇るダイヤモンド)、「東側」の「南北」35度以内の「範囲」では「日没時」(沈むダイヤモンド)に「年2回」、「気象」などの「条件」がそろった時にだけ、見られる「光景」であり、「陸上」で、この「光景」が見られる「北限」は、「富士山」から「北東」に約191km離れた「茨城県」「鉾田市」の「海岸付近」だそうです。
「山梨県」「山中湖」や「静岡県」「田貫湖」では、「ダイヤモンド富士」が見られる「時期」には、多くの「カメラマン」がその「光景」を撮影しており、「東京都心」から近く、数多くの「登山者」が訪れる「高尾山」でも、「冬至」前後の「数日間」、美しい「ダイヤモンド富士」を見ることができるそうです。
なお、「湖面」などに「ダイヤモンド富士」が映って二つ見える場合は「ダブルダイヤ」と呼ばれているそうです。
「刑部岬」では、上記のように「太平洋」と「九十九里浜」が一望できる「雄大」な「眺望」が素晴らしく、「朝夕」の「陽光」の「差し方」で、その「表情」は「様々」に変わり、1日中見ていても飽きがこないほどだそうで、「空気」の澄む「冬」には「天気」に恵まれると、「房総半島」越しに「富士山」が見え、「筑波山」越しに「日光」の「山々」の「山頂」の「雪」を確認することもできるそうです。
「刑部岬」からの「景観」ですが、「日本の朝日百選」、「日本の夕陽百選」、「日本夜景遺産」、「日本の夜景100選」、「関東の富士見百景」に選ばれているそうです。
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」ですが、「千葉県九十九里自然公園」の「北部」に位置する「旭市」「飯岡地区」「上永井公園」「地内」の「屏風ヶ浦」の「西端」に位置する「高さ」約60m(65m)の「断崖絶壁」の「場所」に位置する「旭市」の「公共施設」「展望館」です。
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」ですが、「自然」とふれあう「活動」の「場」として「設計」された「公共施設」で、「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」が「一般公開」されたのは、平成13年(2001年)3月16日となっています。
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」の「建物」ですが、「鉄筋コンクリート一部鉄骨造」「3階建」となっており、「建築面積」436平方m、「延床面積」808平方mとなっており、「建設事業費」ですが、3億1千5百万円であったそうです。
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」の「主」な「設備」ですが、下記の通りとなっています。
多目的室 (1階)
自然環境学習や講習会等多目的に利用可能。
パノラマ展示室 (2階)
周辺の自然がわかる資料や写真等を展示。
光と風のデッキ (3階)
24時間利用できる半屋外展望スペース。
屋外展望台
360度展望できるパノラマ展望台
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」の「施設」の「名称」ですが、「千葉県内」をはじめ広く「公募」し、その中から、「最優秀作品」として「銚子市」「在住」(当時)の「木村里子」さんがつけた「名称」が採用されました。
この「名称」は、「施設」の「内容」や「所在地」が「利用者」にとってわかりやすく、また「朝日」から「夕陽」までの「太陽」がおりなす「景観」や「四季折々」に「肌」に感じられる「風」を「イメージ」させるものとなっています。
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」に登りますと「周囲」360度、「視界」をさえぎるものがないため、上記のように大きな「弧」を描く「水平線」、「風車」が回る「緑」の「大地」、そして「関東の富士見百景」に選ばれた「富士山」と、「九十九里海岸」の「眺望」が楽しめます。
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」から「富士山」までの「直線距離」で190kmで、「空気」が澄んで「見通し」のきく「秋」から「冬」にかけた「時季」、「北西」からの「乾燥」した「季節風」が「湿気」や「雲」を吹き払うと、「九十九里海岸」の「向こう」に「富士山」が「その姿」を現すそうです。
同じ頃、「北西」の「方角」には「筑波山」が、その「後ろ」には「雪」を冠った「男体山」がうっすらと見えるそうです。
「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」では、例年11月終わり頃に吹く「木枯らし一号」が「富士見百景」の「幕開け」となり、12月は平均して8日程度、1月2月はもう少し見える「頻度」は増え、「陽射し」が「西」に傾き、「水平線」に「房総半島」の「影」が低く延びる頃には、「光芒」を「背」に「シルエット」が浮かび上がり、「日本夕陽百選」にも選ばれた「夕陽」と「富士山」の「競演」が見られるそうです。
上述の「日本夕陽百選」に選ばれている「刑部岬」は、「夕陽」と「富士山」の「シルエット」を眺める「絶好」の「ビューポイント」となっていることから、2月から「1ヶ月間」、「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」「2階」「パノラマ展望室」の「閉館時間」(閉館日を除く)を毎夕方、1時間遅らせて18時00分としています。
「夕陽・夜景鑑賞会」ですが、2月22日(日)10時00分から18時00分まで「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」を「会場」に行われる「夕陽・夜景鑑賞イベント」です。
「夕陽・夜景鑑賞会」ですが、「刑部岬」に建つ「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」で、「夕陽・夜景鑑賞」を行い、「旭市観光写真ボランティア会」の「方々」による「撮影アドバイス」を行うそうです。
また「夕陽・夜景鑑賞会」では、「時間内」に、「写真教室」や「地産品」の「フリーマーケット」「開催」を予定しているそうです。
なお、「夕陽・夜景鑑賞会」や「写真教室」、「地産品」の「フリーマーケット」「開催」ですが、「雨天」の場合「中止」となるそうです。
また、「夕陽・夜景鑑賞会」「イベント当日」の2月22日(日)15時30分から「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」「2階」を「会場」に、「紙芝居劇団」「ふく」の「オリジナル作品」「語り継ぐいいおか津波」「まーくんガンバレ」の「上演」が行われるそうです。
また「夕陽・夜景鑑賞会」に先駆け、「旭市観光写真ボランティアの会」では、2月21日(土)10時00分から2時間程度、「飯岡刑部岬」周辺を「散策」しながら、「携帯カメラ」「片手」に「春」の「息吹」を見つけ出して「撮影」する「街歩きの集い」を行うそうです。
「街歩きの集い」ですが、上記のように2月21日(土)10時から2時間程度の「街歩き」を行い、「街歩き」ですが、4km程度の「散策」となっています。
「風光明媚」な「景観」が望める「ビュースポット」「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」で開催される「夕陽・夜景鑑賞イベント」「夕陽・夜景鑑賞会」。
この機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「夕陽・夜景鑑賞会」詳細
開催日時 2月22日(日) 10時〜18時
開催会場 飯岡刑部岬展望館〜光と風〜 旭市上永井1309-1
開館時間 9時〜16時半(2月のみ〜18時)
休館日 月曜(祝日の場合は翌日)
問合わせ 飯岡写真ボランティア会 石井さん 0479-55-5206
備考
「夕陽・夜景鑑賞会」の開催される「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」「周囲」には、「人気ボクシング漫画」「あしたのジョー」の「キャラクター」「矢吹ジョー」と「力石徹」の「石像」があります。
これは、「人気ボクシング漫画」「あしたのジョー」の「作者」の「ちばてつや」さんが「飯岡」に「在住」していた「時期」があるための「縁」なのだそうです。
また「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」「近辺」には「軽食の店」や「レストラン」、「宿泊施設」などがあります。