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「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」「第80回国宝伊能忠敬関係資料の世界」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「伊能忠敬記念館」で1月27日(火)〜3月15日(日)の期間開催されます「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」、「第80回国宝伊能忠敬関係資料の世界」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が残る「風情」のある「町並み」です。
 「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると、「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)には、「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多くが作られました。
 明治以降もしばらくは「繁栄」は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年(1955年)頃までにかけて、「成田」から「鹿島」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていました。
 上記のように「利根川水運」で栄えた「商家町」の「歴史的景観」を「今」に残す「佐原の町並み」が、「佐原」の「市街地」を「南北」に流れる「小野川」沿い、「佐原の市街地」を「東西」に走る「香取街道」、及び「下新町通り」などに見ることができます。
 「佐原の町並み」ですが、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵造り」の「店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の人々」は、「江戸の文化」を取り入れ、更にそれを「独自の文化」に昇華していて、「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていたそうで、「当時」の「面影」・「歴史景観」を「今」に残し、またそれを活かした「まちづくり」に取り組んでいることが認められ、「佐原の町並み」は、平成8年(1996年)12月、「関東」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されています。
 「佐原の重伝建」は「昔」からの「家業」を引き継いで「今」も「営業」を続けている「商家」が多いことから、「生きている町並み」としても評価されています。

 「重要伝統的建造物群保存地区」には、「佐原の偉人」「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)が過ごし、寛政5年(1793年)建築された「伊能忠敬旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)のほか、「千葉県」の「県指定有形文化財」も「8軒」(13棟)が「小野川」沿いや「香取街道」沿いに「軒」を連ねています。
 「重要伝統的建造物群保存地区」「千葉県指定有形文化財」ですが、大正3年(1914年)建築の「三菱館」(2012年1月27日のブログ参照)、「土蔵」が明治元年(1868年)「店舗」が明治28年(1895年)建築の「福新呉服店」(2012年4月29日のブログ参照)、「店舗」が安政2年(1855年)「土蔵」が明治25年(1892年)以降に建築の「中村屋商店」(2012年5月21日のブログ参照)、明治13年(1880年)建築の「正文堂書店」(2013年6月22日のブログ参照)、「店舗」が天保3年(1832年)「土蔵」が明治元年(1868年)建築の「いかだ焼き本舗正上」(2011年12月28日のブログ参照)、「店舗」が明治25年()1892年
「土蔵」が明治23年(1890年)建築の「小堀屋本店」(2012年8月31日のブログ参照)、、明治25年(1892年)建築の「中村屋乾物店」、「店舗」が明治33年(1900年)「土蔵」が寛政10年(1798年)に建築の「旧油惣商店」が指定されています。

 「伊能忠敬記念館」(2012年4月21日・1月29日・2011年3月8日のブログ参照)は、「佐原の偉人」「伊能忠敬」の「功績」を讃(たた)え、その「功績」を余すところなく「紹介」している「記念館」です。
 以前、「伊能忠敬記念館」は、「伊能忠敬旧宅」の「敷地内」にありましたが、「記念館」「建設」から「相当」な「年月」が経ち、また、かつての「伊能忠敬記念館」の「展示面積」が「手狭」であったなどのことから、1998年(平成10年)5月22日に、「伊能忠敬旧宅」の「小野川」を挟んだ「樋橋」を渡った「対岸」に新しく「伊能忠敬記念館」が設置されることとなり、「現在地」に「伊能忠敬記念館」が開館したそうです。

 「伊能忠敬記念館」では、「醸造業」などを営む「豪商」の「伊能家」に17歳で「婿養子」に入り、「家運」を盛り立て「佐原の名主」として活躍した「前半生」、そして50歳(49歳)で隠居して、のちに「江戸」に出て「勉学」に励み、56歳から71歳まで「計」10回にわたって「全国測量」を行った「伊能忠敬」の「人生」を、「年代順」に追って紹介しています。
 「伊能忠敬記念館」では、「国宝」に指定された「測量器具」や「伊能図」の「数々」が展示され、「地球」1周分の「距離」を「測量」して歩いたという「伊能忠敬」の「業績」を偲ぶことができ、その「結晶」ともいえる「正確さ」と「芸術的な美しさ」を備えた「地図」や「伊能忠敬関連資料」などが展示された「伊能忠敬記念館」は、「香取市」「佐原」の「観光名所」のひとつとなっています。

 「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」ですが、「伊能忠敬記念館」で開催される「企画展」で、1月27日(火)から3月15日(日)の「期間」行われるそうです。
 「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」の「開催」に際し、「伊能忠敬記念館」では、下記のように「企画展」を紹介されています。

 伊能家には、忠敬から数えて4代目当主の娘たちのお雛さま(明治時代作製)が伝わっています。
 今回、この雛人形とともに、市内の商家に伝わるお雛さまとして、京都出身の呉服商で江戸時代後期から明治・大正時代にかけて佐原随一の商家であった旧奈良屋の雛人形や商家道具も展示します。

 「第80回国宝伊能忠敬関係資料の世界」ですが、「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」と同じく「伊能忠敬記念館」で開催される「収蔵品展」で、1月27日(火)から3月15日(日)の「期間」行われるそうです。
 「第80回国宝伊能忠敬関係資料の世界」の「開催」に際し、「伊能忠敬記念館」では、下記のように「収蔵品展」を紹介されています。

 本収蔵品展では、地図・絵図類、文書・記録類、書状類、典籍類、器具類のそれぞれの部門から、代表となる資料の実物を展示し、国宝「伊能忠敬関係資料」の持つ奥深い世界を紹介していきます。

 「佐原の偉人」「伊能忠敬」の「生涯」・「功績」を余すところなく紹介している「伊能忠敬記念館」で開催される「企画展」「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」、「収蔵品展」「第80回国宝伊能忠敬関係資料の世界」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」、「第80回国宝伊能忠敬関係資料の世界」詳細

 開催期間 1月27日(火)〜3月15日(日)

 開催会場 伊能忠敬記念館 香取市佐原イ1722-1

 休館日  月曜日 (祝日の場合は開館)

 入館料  大人500円 小中学生250円

 問合わせ 伊能忠敬記念館 0478-54-1118

 備考
 「伊能家のおひなさま佐原のおひなさま」「第80回国宝伊能忠敬関係資料の世界」の開催される「伊能忠敬記念館」のある「佐原の町並み」では、「佐原の春の風物詩」「第10回さわら雛めぐり〜お雛さまの舟遊び〜」が開催されます。
 「第10回さわら雛めぐり〜お雛さまの舟遊び〜」ですが、2月7日(土)〜3月29日(日)の期間「佐原の町並み」、「佐原町並み交流館」、「地域の協力店」を「会場」開催され、期間中の3月14日(土)・15日(日)に「第3回さわら雛舟(ひなぶね)」(2014年3月11日・2013年4月5日のブログ参照)(1日3回運航)、「第3回小江戸さわら春祭り」(2014年3月9日・2013年4月5日のブログ参照)が開催されるそうです。





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