本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「水郷佐原水生植物園」で7月12日(土)〜8月10日(日)の期間開催されます「はす祭り」です。
「水郷佐原水生植物園」(2013年5月31日・2012年5月24日・4月26日のブログ参照)は、「香取市」にある「市営」の「植物園」で、「水郷地帯」を代表する「観光施設」です。
「水郷佐原水生植物園」ですが、約6ha(ヘクタール)ある「園内」に「島」や「橋」、「水面」を配置し、「あやめ」、「ハナショウブ(花菖蒲)」(2011年5月27日のブログ参照)や「ハス(蓮)」、「フジ(藤)」、「ポプラ」などが植えられ、「水郷地帯」の「面影」を表現しています。
特に「ハナショウブ(花菖蒲)」は、150万本と「日本有数」の「規模」を誇り、毎年5月下旬から6月にかけて行われている「水郷佐原あやめまつり」(2014年5月28日・2013年5月31日・2012年5月24日・2011年6月2日のブログ参照)「期間中」には多くの「来訪者」が訪れることで知られています。
「ハナショウブ」は、「日本」を代表する「園芸植物」であり、また「花」の少ない「梅雨の時期」に咲く「花」として江戸時代後期から「江戸」(東京)を代表する「花」として、また「水辺」に「彩り」を添える「花」として多くの「日本人」に親しまれてきました。
「水生植物園」「一帯」は、もともと「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)の「東遷」によりできた「洲」を開拓した「地域」で、十六の「集落」が形成されたことから「通称」「十六島」と呼ばれており、「池」が点在し、「水路」が「縦横」に走る「水郷地帯」では、「交通手段」から「農作業」等は、「舟」が「主体」であったそうです。
昭和30年代後半(1960年代)、「日本」の「高度成長」に合わせ、「農作業」の「利便性」を追求するために「土地改良事業」が「日本各地」で行われていました。
そして失われゆく「水郷景観」を保存するために、「水生植物園」が計画され、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)内に位置する「与田浦埋立地」(2011年5月8日のブログ参照)の「一角」約6ha(ヘクタール)を利用し、「水郷地帯」の「面影」を表現し、接してもらう「観光・レクリエーション施設」として、昭和44年(1969年)に「水郷佐原水生植物園」が開園されました。
「水郷佐原水生植物園」は、「水生植物園」の「名前の通り」、「水辺の植物」である「あやめ」の「仲間」と「ハス(蓮)」を「中心」に「栽培」・「展示」しています。
「水郷佐原水生植物園」には、上記のように「東洋一」を誇る「ハナショウブ(花菖蒲)」(アヤメ科)は、「江戸」・「肥後」・「伊勢系」などの「400品種」「150万本」が植えられています。
また「水郷佐原水生植物園」「園内」の「ハス(蓮)」は「日本一」を誇り、「中国」・「南京市」から贈られた「千弁連(せんべんれん)」など「300種」以上が植えられています。
「ハス(蓮)」は7月から8月にかけての「早朝」に開花し、この時期に「水郷佐原水生植物園」では「はす祭り」(2013年7月1日・2012年7月4日・2011年7月6日のブログ参照)が行われています。
また「水郷佐原水生植物園」の100mの「藤」の「トンネル」が「見頃」を迎える「ゴールデン・ウィーク」には、「観藤会」(2014年4月25日・2013年4月25日・2012年4月26日・2011年4月28日のブログ参照)も行われています。
「水郷佐原水生植物園」内の「日中友好ハス園」では、非常に珍しい「千弁蓮」、「多頭蓮(たとうれん)」をはじめ、「日本」ではほとんど見られない「小型」の「椀蓮(わんれん)」、「花」の中にもうひとつ「花」を咲かせたように見える「重台蓮」・「八重絞り」の「大洒錦(たいせいきん)」といった「日本」では数少ない「貴重」な「品種」が栽培されており、「大賀はす」や「舞妃蓮」等、「中国」の「南京市」から贈られた「ハス(蓮)」を「中心」に「300種」以上の「ハス()蓮」を栽培し、「品種数」では「日本一」の「規模」を誇ります。
「水郷佐原水生植物園」「日中友好ハス園」で開催される「はす祭り」ですが、「ハス(蓮)」が「最盛期」を迎える7月・8月に行われる「催し」で、「はす祭り」では、鮮やかな「緑色」の「葉」の上に「白」や「ピンク」・「黄色」の「花」が「次々」と「顔」をのぞかせ、「優美」に「ハス(蓮)」に咲く様を「観賞」することができます。
「はす祭り」の「期間中」の「イベント」ですが、「早朝観蓮会」、「象鼻杯(ぞうびはい)」、「はす茶のおもてなし」、「熱帯睡蓮展」となっています。
「早朝観蓮会」ですが、7月12日(土)から8月10日(日)までの「はす祭り」「期間中」の「土・日・祝日」に「早朝」6時から「水郷佐原水生植物園」を「開園」し、「ハス(蓮)」を鑑賞する「催し」です。
「ハス(蓮)」の「花」は、「夜明け」と共に「ほころび」始め、「昼前」には閉じていくので、涼しい「朝」のうちに「ハス(蓮)」をご覧いただけるよう、「週末」に「早朝観蓮会」を行うそうです。
「象鼻杯(ぞうびはい)」・「はす茶のおもてなし」ですが、7月12日(土)から8月10日(日)までの「はす祭り」「期間中」の「土・日・祝日」の8時から10時まで行われる「催し」です。
今年(2014年)も「水郷佐原水生植物園」では、「早朝観蓮会」と同様に「象鼻杯」・「はす茶のおもてなし」を楽しめます。
「象鼻杯」ですが、「ハス(蓮)」の「葉」に「地酒」を注ぎ、「ハス(蓮)」の「茎」から「酒」を吸うもので、「蓮の茎」から「酒」を吸う「姿」を「象の鼻」に見立てていることから「象鼻杯」というそうです。
また「はす茶のおもてなし」ですが、「早朝観蓮会」を、「お楽しみ」の後、冷たい「ハス(蓮)」の「香り茶」や、「ハス(蓮)」の「葉茶」で「のど」をうるおすことができ、くつろげるそうです。
「象鼻杯」、「はす茶のおもてなし」とも、古くから「早朝観蓮会」で行われる「催し」で、「暑さ」しのぎの「清涼剤」として「好評」を博しています。
「熱帯睡蓮展」は、7月12日(土)から8月10日(日)まで開催される「催し」で、「優美」な「ハス(蓮)」の「花々」を愛でることができるそうです。
「日本一」の「規模」を誇る「ハス(蓮)」が「見事」な「花」を咲かせる「様子」が観賞できる「観光スポット」「水郷佐原水生植物園」で開催される「初夏」の「催し」「はす祭り」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「はす祭り」詳細
開催期間 7月12日(土)〜8月10日(日)
開園時間 8時〜16時 (土・日・祝日のみ6時〜)
開催会場 水郷佐原水生植物園 香取市扇島18372
入館料 大人500円 小中生250円
問合わせ 水郷佐原水生植物園 0478-56-0411
備考
「はす祭り」が行われる「水郷佐原水生植物園」ですが、5月から8月の「期間」無休で営業されています。
また「水郷佐原水生植物園」では、「おみやげ」として「ハス(蓮)」、「熱帯睡蓮(ねったいすいれん)」、「ハス(蓮)」の「花托」などが販売されているそうです。
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地域情報::香取 | 08:28 AM |