本日ご案内するのは、地元「銚子市」「川口神社」から「銚子市内各所」・「銚港神社」で7月11日(金)に開催されます「大潮まつり」です。
「銚子市」(2010年9月20日のブログ参照)は、1933年(昭和8年)2月11日、「銚子町」、「本銚子町」、「西銚子町」、「豊浦村」の「3町1村」が合併し、「全国」で116番目、「千葉県」では「県庁所在地」「千葉市」に次いで2番目の「市」として誕生しました。
その後、「銚子市」は、1937年(昭和12年)に「高神村」、「海上村」、1954年(昭和29年)に「船木村」、「椎柴村」、1955年(昭和30年)に「豊里村」、1956年(昭和31年)に「豊岡村」と順次合併し、発展してきました。
「銚子市」は、三方を「水」に囲まれ、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)河口から「君ヶ浜」(2011年6月1日のブログ参照)、「犬吠埼」(2012年4月16日のブログ参照)、「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」(2012年5月20日のブログ参照)に至る「海岸線」は、「砂浜」あり、「断崖絶壁(だんがいぜっぺき)」ありと、「変化」に富んだ「雄大」な「景観美」を織り成しています。
「銚子市」は、「利根川」沿いの「低地」と「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)からなり、「表層」は「関東ローム層」に覆われています。
「銚子市一」「標高」が高い「愛宕山」(標高73.6m)は「北総台地」(下総台地)「最高峰」の「高さ」を誇り、「愛宕山」の「頂上」付近には、「地球の丸く見える丘展望館」(2010年8月30日のブログ参照)という「人気観光スポット」があり、「北」は「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)から「筑波山」を望み、上記のように「東」と「南」は「一望千里」に「太平洋」の「大海原」を、「西」は「屏風ヶ浦」から「九十九里浜」(2012年5月11日のブログ参照)まで見渡せ、文字通り「地球の丸く見える」「絶景スポット」となっています。
「銚子市」の「観光スポット」「見どころ」ですが、上記のように「犬吠埼灯台」(2011年1月1日のブログ参照)、「地球の丸く見える丘展望館」、「銚子ポートタワー」(2010年9月3日のブログ参照)、「銚子漁港」、「銚子電鉄」(2012年2月11日のブログ参照)、「銚子マリーナ」(2012年10月4日・2010年10月18日のブログ参照)、「水産物卸売センター」「ウォッセ21」(2011年4月26日・2010年8月25日のブログ参照)、「犬吠埼温泉郷」、「外川の町並み」(2010年12月13日のブログ参照)等となっています。
「銚子市」は「全国屈指」の「水揚げ量」を誇る「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)、「歴史」と「伝統」を実感できる「醤油工場」(2010年12月20日・12月8日・12月6日のブログ参照)、さらには、これらの「産業基盤」から産出される「豊富」で「新鮮」な「食材」や「特産品」を備えるなど、多くの「地域資源」に恵まれた「魅力」あふれる「まち」です。
「銚子市」の「産業」ですが、「農業」(2011年6月15日・2月19日のブログ参照)、「漁業」、「醤油醸造業」、「水産加工業」、「観光業」などとなっています。
特に「温暖」な「気候」を活かした「農業」や、「資源」豊かな「漁場」に恵まれた「漁業」、「気候風土」を活かした「醤油醸造業」などが盛んに営まれています。
「川口神社」(2010年12月22日のブログ参照)は、「利根川」の「流れ」と「銚子漁港」の「船」の「出入り」が一望できる「川口町」の小高い「丘の上」に鎮座しています。
「川口神社」は、寛和2年(986年)に「創建」の「古社」で、「御祭神」ですが、「早秋津姫命(はやあきつひめのみこと)」を祀っています。
「川口神社」「敷地」4173坪の「境内」には、「本殿」(流造)、「幣殿」(流造)、「拝殿」(流造)、「社務所」、「神楽殿」が立ち並びます。
「昔」から「川口神社」は、「利根川」「河口」を出入りする「漁船」の「船主」や「漁業関係者」の「守り神」として、「漁師」の「信仰」が篤く、「拠り所」となってきました。
また「川口神社」は「白紙明神」や「歯櫛明神」ともいわれ、「あざ除け」の「祈願」に訪れる「女性」も数多くいるそうです。
「川口神社」では、「陰暦」の「6月15日」に「大潮まつり」と称する「祭り」が行われています。
「銚港神社(ちょうこうじんじゃ)」は、「銚子市」「馬場町」に鎮座する「坂東三十三箇所第27番札所」「飯沼観音」(2010年11月24日のブログ参照)に隣接する「神社」で、「社格」は「旧郷社」です。
「銚港神社」の「御祭神」は、「闇淤加美神(くらおかみのかみ)」、「級津彦神(しなつひこのかみ)」、「級津姫神(しなつひめのかみ)」を祀っています。
「銚港神社」の「創建」については「不詳」ですが、古くは「龍蔵権現」と呼ばれ、「神仏混交」により「円福寺」(2012年2月19日のブログ参照)(飯沼観音)とともに信仰されてきた「神社」で、明治初期の「神仏分離」により、「銚港神社」となりました。
「大潮(おおしお)」とは、「新月」または「満月」の時、「月」・「太陽」・「地球」が「一線上」に並び、「月」と「太陽」の「起潮力」が互いに強めあって「潮差」が大きくなり、このときの「潮汐(ちょうせき)」を「大潮」といいますが、「海湾」の「振動」「特性」によって、実際の「大潮」は「新月」・「満月」より1〜2日遅れることが多いそうです。
ちなみに「潮汐」とは、「周期的」に「規則」正しく「海水面」が「昇降」する「現象」で、その「主要」な「成分」ですが、「月」および「太陽」の「起潮力」によって起こされ、その「部分」を「天文潮」と呼ぶそうです。
「大潮時」の「潮差」は「その時」の「地球」と「月」との「距離」によって若干(じゃっかん)変化し、「大潮時」の「潮差」の「長年」の「平均値」、「高潮」「間隔」の「長年」の「平均値」を、それぞれ「大潮差(だいちょうさ)」、「大潮高潮(おおしおこうちょう)」と呼ぶそうです。
「大潮まつり」ですが、「銚子市漁業協同組合」が「主催」する「祭り」で「大漁」を祈願して「漁業関係者」が「神輿」を担ぎ「大漁」・「海上安全」を祈願する「祭り」で、「一年」で最も「潮」が引く「日」、「旧暦」「6月15日」に「銚子市」「川口町」に所在する「川口神社」の「祭礼」です。
「大潮まつり」ですが、朝早く、「神輿」2基が「川口神社」の「階段」ん駆け降り、「千人塚(せんにんづか)」に立ち寄り、「平磯浜」に至り、「神事」を行い、その後「銚港神社」まで「氏子町内」を練り歩き、午後は、「第1・第2魚市場」を経て、「川口神社」へ「還御」、「大潮まつり」「当日」は「竹町」の「大杉神社」の「大天狗」が「露払い」を担当するそうです。
「大潮まつり」「当日」ですが、「神輿」(2基)は、「川口神社」(6時30分頃)を出て、「水産物卸売センター」「ウォッセ21」〜「銚子東銀座通り」〜「銚港神社」〜「第1魚市場」〜「浜通り」〜「第2魚市場」を「経由」して練り歩きます。
「大潮まつり」の「見どころ」ですが、16時前後の「第2魚市場」での「勇壮」な「神輿」の「練り上げ」で、「最高」に盛り上がるそうです。
「大潮まつり」「神輿」の「担ぎかた」ですが、荒々しく、勇ましく、「若い衆」や「神輿揉み団体」が「大勢」参加をするそうです。
「船主」をはじめ「漁業関係者」の「守り神」として信仰される「古社」「川口神社」、「銚港神社」で斎行される「大漁」・「海上安全」を祈願する「祭礼」「大潮まつり」。
この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「大潮まつり」詳細
開催日時 7月11日(金) 6時〜
開催会場 川口神社 銚子市川口町2-6378
銚港神社 銚子市馬場町1-1
「大潮まつり」「ルート」
水産物卸売センターウォッセ21〜銚子東銀座通り〜銚港神社〜第1魚市場〜浜通り〜第2魚市場
問合わせ 銚子市漁業協同組合 0479-22-3200
備考
「大潮まつり」ですが、「銚子市」「外川地区」でも行われますが、「神輿」は「渡海神社」(2010年12月28日のブログ参照)の「神輿」が渡御するそうです。
2012年、2013年に行われました「大潮まつり」の様子ですが、「YouTube」にて見ることができます。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2162 |
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地域情報::銚子 | 10:23 AM |