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「日本寺平家物語公演」(多古町)
 本日ご案内するのは、近隣市「多古町」「日本寺(にちほんじ)」で10月27日(日)に開催されます「日本寺平家物語公演」です。

 「日本寺」(2012年6月30日のブログ参照)は、「香取郡」「多古町」にある「本山」「由緒寺院」で、「山号」は「正東山」です。
 「日本寺」は1319年(元応元年)12月1日に「開基」され、「中山法華経寺」「三世」の「日祐上人」により建立されました。
 「日本寺」の「御本尊」ですが「釈迦牟尼仏」で、「日蓮宗」の「名刹」のひとつです。

 「日本寺」は、「仏教史上」有名な「日蓮宗」の「檀林」(学校)の「中村檀林」として慶長4年(1599年)から明治8年(1875年)の「廃檀」するまで270余年間「隆盛」を極め、「飯高檀林」(2011年10月7日・4月22日・2010年10月9日のブログ参照)とともに知られています。
 「日本寺」には、「15世日円上人」の「学徳」を慕って時には500人を越える「学僧」がここで「討論学習」をしたといわれ、その様子を再現した「新談義絵図講堂」の「図」が残っています。
 「日本寺」「境内」には、8000株もの「紫陽花(あじさい)」(2011年6月12日のブログ参照)が並んでおり、「種類」によって「咲き方」、「色の変化」が違っており、色鮮やかな「紫陽花」が咲き誇っているそうです。
 「日本寺」は、「紫陽花」が咲く時期に、「アジサイ祭り」が行われ、多くの「観光客」、「参拝客」、「地元客」が訪れています。

 「平家物語」は、「平清盛」を中心とする「平家一門」の「興亡」を描いた「歴史物語」で、「平家の物語」として「平家物語」と呼ばれていますが、古くは「治承物語(じしょうものがたり)」の「名」で知られ、「3巻」ないし「6巻」ほどの「規模」であったと推測されています。
 それがしだいに増補されて、13世紀中ごろに現存の12巻の形に整えられたものとものと思われます。
 「平家物語」は、「作者」についは、て多くの「書物」にさまざまな「伝え」があげられていますが、「兼好法師(けんこうほうし)」の「徒然草(つれづれぐさ)」(226段)によりますと、13世紀の「初頭」の「後鳥羽院(ごとばいん)」のころに、「延暦寺(えんりゃくじ)」の「座主」「慈鎮和尚(じちんかしょう)」(慈円)のもとに「扶持(ふち)」されていた「学才」ある「遁世者(とんせいしゃ)」の「信濃前司(しなのぜんじ)行長(ゆきなが)」と、「東国出身」で「芸能」に「堪能(たんのう)」な「盲人生仏」なる「者」が協力しあってつくったとされています。
 「後鳥羽院」のころといえば、「平家一門」が「壇ノ浦」で滅亡した1185年(寿永4年)から「数十年」のちということになりますが、そのころには「この書」の「原型」がほぼ形づくられていたとみることができます。
 この「徒然草」の「記事」は、たとえば「山門」のことや「九郎義経(くろうよしつね)」のことを詳しく記している半面、「蒲冠者範頼(かばのかじゃのりより)」のことは「情報」に乏しくほとんど触れられていないとしているところなど、現存する「平家物語」の「内容」と符合するところがあり、「生仏」という「盲目」の「芸能者」を介しての「語り」との「結び付き」など、「この書」の「成り立ち」について「示唆」するところがすこぶる多いそうです。
 ことに注目されるのは、「仏教界」の「かかわり」の深い「慈円」(慈鎮)のもとで、「公家(くげ)出身」の「行長」と「東国」の「武士社会」との「かかわり」の深い「生仏」が提携して事にあたったとしていることで、そこに他の「古典作品」とは異なる「本書」の「成り立ち」の「複雑さ」と「多様さ」が示されています。

 「波紋音(はもん)」は、「鉄」の「作家」・「斎藤鉄平」氏の「作品」で、「鉄」の「円筒」を作り、その「上面」にいくつもの「切れ込み」が入っており、それを叩くと、「平均律」とは違った「複雑」な「音階」が発生します。
 「波紋音」は、「楽器」としてだけでなく、「美術的価値」も高く、1999年(平成11年)〜2003年(平成15年)にかけて制作されています。

 「永田砂知子」(sachiko nagata)さんは、「日本」の「打楽器奏者」、「即興演奏家」で、「鉄」の「スリットドラム」(波紋音)の「ソリスト」として「日本」を中心に「国内外」で活躍されています。
 「永田砂知子」さんは、「ソロ」以外にも「ダンス」、「華道」、「美術」、「語り」など様々な「分野」の「アーティスト」との「コラボレーション」を「積極的」におこなっています。

 「永田砂知子」さんは、幼いころより「ピアノ」に親しみ「クラシック音楽」の「基礎」を学ばれ、13歳より「小宅勇輔」氏に「打楽器」を学び、「東京芸術大学付属高校」を経て「東京芸術大学」「器楽科」・「打楽器専攻」を卒業、「高橋美智子」氏・「有賀誠」氏に師事、卒業後「クラシック」の「分野」で活動していましたが、90年代より「即興ベース」の「吉沢元治」氏との「共演」を「きっかけ」に「即興演奏」により「ボーダレス」な「世界」で活動開始。
 1997年(平成9年)に「芸術家」・「斎藤鉄平」氏が「水琴窟」に「インスピレーション」を受けて創作した「鉄」の「スリットドラム」「波紋音」に出会い、「波紋音」だけを使った「演奏活動」を始められました。
 「永田砂知子」さんは、他にかかわった「美術家」の創作した「サウンドオブジェ」として、1995年(平成7年)〜2005年(平成17年)「金沢健一」氏「音のかけら」、2000年(平成12年)〜「渡辺泰幸」氏「土の音」があります。

 「語り」「金子あい」さんは、1968年(昭和43年)10月26日生まれ、「東京都」出身の「女優」です。
 「金子あい」さんは、「東京芸術大学」「美術学部」「大学院」「デザイン科」修了、「特技」は「仕舞」、「謡」、「語り」、「タンスパフォーマンス」、「日本舞踏」、「殺陣」、「デザイン」だそうです。

 「金子あい」さんは、「インテリアデザイナー」として「活動後」、「自ら」の「身体」で「空間」を表現するべく「俳優」となりました。
 「美術」の「世界」で培った「センス」と、「能」や「新内」、「日本舞踏」から学んだ「古典」の「所作」、「技術」、「精神」をいかし、「舞台」で「独特」の「存在感」を放っています。
 「金子あい」さんは、「女役」をはじめ、「男役」・「中性的」な「役柄」など「キャラクター」の「幅」が広く、「正統」な「古典」の「語り」から「コンテンポラリー」な「パフォーマンス」まで幅広く活躍しています。
 「金子あい」さんは、「能」は「喜多流」・「栗谷明生」氏に、「新内」は「鶴賀流」・「鶴賀若狭掾(つるがわかさのじょう)」(人間国宝)氏に、「日本舞踏」は「林流」・「林千枝」氏に師事しています。

 「日本寺平家物語公演」は、「由緒」ある「日本寺」で行われる「催し」で、昨年(2012年)も公演されました「平家物語」を上映するそうです。
 「日本寺平家物語公演」は、「激動」の「時代」をいきたひとりひとりの「物語」を、「波紋音」とともに鮮やかに語り演じ、「古典」の「言葉」が躍動する美しく「衝撃的」な「舞台」だそうです。

 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
 沙羅双樹の花の色…」
 ではじまる「平家物語」。
 「琵琶法師」によって語り継がれ、「人々」に読み継がれたこの「物語」は、「源平」の「武者達」をはじめとする「数多く」の「登場人物達」が、厳しい「運命」を見通しながら、静かに「身」を処していった「精神」の「さわやかさ」を、新しい時代を作り出した「人間」の「逞しさ」を、800年経った今もなお、「私たち」に生き生きと語りかけてきます。
 「大好評」だった昨年の「公演」に引き続き、今年も「日本寺」に「平家物語」がやってきます。
 昨年とは異なる「新作章段」を上演。
 「永田砂知子」さんの「魂」に響く「神秘的」な「波紋音」、「金子あい」さんの「ダイナミック」な「語り」。
 「原文」を読んだことがなくてもその「面白さ」をワクワクドキドキ味わえるそうです。

 「歴史上」「有名」な「檀林」のあった「日蓮宗」の「古刹」「日本寺」で開催される「時空」を超えた700年前の「平家物語」の「世界」を「表現」した「催し」「日本寺平家物語公演」。
 この機会に「多古町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「日本寺平家物語公演」詳細

 開催日時 10月27日(日) 14時開演 18時開演(1日2回公演) 開場は開演30分前

 開催会場 日本寺 香取郡多古町南中1820-1

 入場料  1000円 高校生以下500円 (全席自由)

 問合わせ 日本寺 0479-76-3745

 備考
 「日本寺平家物語公演」が行われる「日本寺」では、「境内」の「森」や「紫陽花」を維持管理していくための「日本寺の森再生基金」と、「森」の「一角」に新たに開設する「あじさい庭園」に「記念植樹」を行っていただく「あじさい庭園基金」を受け付けています。

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| 地域情報::成田 | 10:41 AM |

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