本日ご紹介するのは、近隣市「匝瑳市」「松山庭園美術館」で10月4日(金)〜11月10日(日)に期間開催されます「語りべ高野つる展〜伝えたい民話・創作童話の世界〜」です。
「松山庭園美術館」(2011年2月25日のブログ参照)は、「匝瑳市」「松山」にある「画家」・「彫刻家」「此木三紅大(コノキ・ミクオ)」氏が主宰する「私設美術館」です。
「松山庭園美術館」には、「緑」豊かな「庭園」内には「植木」の「合間」に「此木三紅大」氏の「作品」である「鉄のオブジェ」が配置され、歓迎してくれます。
「松山庭園美術館」の「沿革」ですが、1998年(平成10年)3月に、「芸術家」「此木三紅大」氏の「アトリエ」と「住居」の一部を開放し、「東総地域」の「文化発信地」として設立されたそうです。
「松山庭園美術館」約2000坪の「敷地内」には、「本館」のほか、「長屋門」、「茶室」、「企画展示室」、「四季折々」の「自然」を満喫できる「見晴し亭」などが点在し、「苔(こけ)」と「紅葉」の「純和風」の「庭園」と、「芝生」に「松」を配した「洋風」の「庭園」には、上記のように「鉄」や「石」の「彫刻」(「此木三紅大」氏の「作品」)が配置され、「来館者」の「憩いの空間」ともなっています。
「高野つる」さんは、1925年(大正14年)「千葉県」「香取市」の生まれです。
「高野つる」さんは、「農業」のかたわら「同人誌」「小さな窓」に「作品」を発表し、1971年(昭和46年)に、「農業誌」「村を越えた女性達」にその「半世紀」が掲載されました。
また、「古文書」から見つけたものを「子供向け」に書いた「伝説」「黒部の健丸」が「県」の「教育委員会」「企画」の「記録映画」になり、さらに「詩集」・「続 足んこの歌」を発表するや「NHKテレビ」「村を語る」で放映されて、「全国的」な「反響」を呼んだそうです。
以後、「高野つる」さんは「民話」や「創作童話」などが「農業新聞」をはじめ「雑誌」などに掲載され、「読書会」の「グループ」や、「語り」を学ぶ「お母さんたち」、「小学校」などからの「依頼」に応え、「語り」や「読み聞かせ」もしてきたそうです。
また「高野つる」さんは、「絵」が好きで「自ら」の「作品」を「紙芝居」にして、「子どもたち」を楽しませてきました。
そこには「地域」の「話」を元に、「地域」の「言葉」で現された「郷土」への「愛」、「詩情」あふれる「世界」があります。
1992年(平成4年)に「利根の見える丘」を「らくだ出版」より刊行、2005年(平成17年)には「第三詩集」「足んこの歌」を出版しました。
「高野つる」さんは、88歳になった現在も、好きな「民俗学」の「書籍」などを読み返したり、元気に「勉強」をしているそうです。
「語りべ高野つる展〜伝えたい民話・創作童話の世界〜」は、「松山庭園美術館」の「展示会」で、上記のように10月4日(金)から11月10日(日)の期間開催されます。
この度(たび)の「展示会」「語りべ高野つる展〜伝えたい民話・創作童話の世界〜」の「期間中」にも、幾度も「足」を運び語り継ぎたい「故郷」の「お話」などを直に伝えたいとのことです。
「語りべ高野つる展〜伝えたい民話・創作童話の世界〜」では、「紙芝居」として描かれた「素朴」で心打つ「絵画」も多く展示しており、「高野つる」さんのこれまでの「足跡」をたどり、次へと歩む「心意気」に触れられるそうです。
また「語りべ高野つる展〜伝えたい民話・創作童話の世界〜」の「開催期間中」の10月13日(日)の14時00分から「高野つるの語りを聞く会」(別途500円)が行われ、「賛助出演」として「シャンソン」「府馬和歌子」さん、「フラメンコギター」「高木潤一」さんが出演されるそうです。
「松山庭園美術館」「語りべ高野つる展〜伝えたい民話創作・童話の世界〜」。
この機会に「匝瑳市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「語りべ高野つる展〜伝えたい民話・創作童話の世界〜」詳細
開催期間 10月4日(金)〜11月10日(日)
開催会場 松山庭園美術館 匝瑳市松山630
開館日 金・土・日・祭日のみ開館
開館時間 10時〜17時
入館料 一般800円 小中学校400円
問合わせ 松山庭園美術館 0479-79-0091
備考
「松山庭園美術館」では「語りべ高野つる展〜伝えたい民話・創作童話の世界〜」の開催期間中に「同時開催」で「コノキ・ミクオ展」、「日本の美・時代蒔絵琴展」が開催されます。
「コノキ・ミクオ展」では、「芸術家」「此木三紅大」氏の「作品」が展示される「展示会」で、「日本の美・時代蒔絵琴展」では、明治期の「内国博覧会」「受賞作品」などが展示されるそうです。
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地域情報::匝瑳 | 07:56 PM |