本日二つ目にご案内するのは、近隣市「鹿嶋市」「鹿島神宮」で週末の12月23日(祝・日)に開催されます「天長祭(てんちょうさい)」です。
「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)は、「茨城県」「鹿嶋市」にある「神社」で「常陸国一宮」、「式内社」(名神大社)です。
「鹿島神宮」の「旧社格」は「官幣大社」で、現在は「神社本庁」の「別表神社」です。
「鹿島神宮」の「全国」に約600社ある「鹿島神社」の「総本社」で、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社」(2010年11月7日のブログ参照)、「香取市」の「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)とともに「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)の「一社」です。 「鹿島神宮」は、「宮中」の「四方拝」で遥拝される「一社」で、「初詣」には「全国」から60万人以上が参拝し、「参拝者数」では「茨城県」「第2位」だそうです。
「鹿島神宮」は、「茨城県」「南東部」、「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)と「鹿島灘(かしまなだ)」(6月16日のブログ参照)に挟まれた「鹿島台地」上に鎮座し、「伊勢神宮」・「香取神宮」とともに、「明治維新」前に「神宮」を「名称」に使用していた「三社」のうちの「一社」にあたります。
「鹿島神宮」の「御祭神」の「武甕槌神(たけみかづちのかみ)」は、「経津主神(ふつぬしのかみ)」(「香取神宮」「御祭神」)とともに「天孫降臨」に先立って「国土」を平定したされる「武神」です。
「鹿島神宮」は、現在も「宮中」で行われている「1月元旦」の「四方拝」で遥拝される「一社」てあり、「香取神宮」とともに「古代朝廷」が「東国」を治めるにあたって「蝦夷」に対する「前線基地」として重要視されていたようです。
「鹿島」・「香取」「両神宮」ともに古来より「軍神」としての「性格」が強く、「武術」の「道場」には「鹿島大明神」「香取大明神」と書かれた「2軸」の「掛軸」が「対」になって掲げられていることが多いそうです。
また「鹿島神宮」で、「国宝」の「直刀」を所蔵するほか、「鹿島神宮」「境内」には「国」の「史跡」に、「本殿」・「拝殿」・「楼門」など「7棟」が「国」の「重要文化財」に指定されています。
「鹿島神宮」「楼門」は「日本三大楼門」のひとつにも数えられており、そのほか、「鹿島神宮」では「鹿」を「神の使い」としていることでも知られています。
「天長祭」は、「皇室」の「小祭」のひとつで、「天皇誕生日」に「宮中三殿」で行われています。
「天長祭」は、「天皇」の「御誕生日」にあたって、「国民」が「慶祝」の「意」を表し、「神祇」に感謝し、「聖寿」の「万歳」と「国家」の「長久」を祈念する「祭祀」です。
「天長祭」は、「天皇陛下」「ご誕生」をお祝いし、「ご長寿」をお祈りする「祭儀」です。
「鹿島神宮」においては「福もち奉納会」により「奉祝」の「餅つき」が執り行われ、「御来宮」頂いた「参拝」の方に「つきたて」の「お餅」が振る舞われるそうです。
「つきたて」の「お餅」でこしらえた「おしるこ」や「お雑煮」が振る舞われます。
「天皇陛下」の「御誕生」をお祝し、「御長寿」を祈願する「鹿島神宮」の「催し」「天長祭」。
この機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「天長祭」詳細
開催日時 12月23日(祝・日) 10時〜
開催会場 鹿島神宮 本殿 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
問合わせ 鹿島神宮 0299-82-1209
備考
「鹿島神宮」では「大晦日」に「大祓神事」(2011年12月31日のブログ参照)を執り行います。
「大祓神事」終了後「除夜祭」が執り行われるそうです。
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地域情報::鹿島 | 10:35 PM |