本日ご紹介するのは、となりまち「東庄町」「県立東庄県民の森」で明明後日(しあさって)の12月22日(土)に開催されます「ミニ門松づくり体験」です。
「県立東庄県民の森」は、「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)(7月10日のブログ参照)にあり、「自然環境」の素晴らしいところにあります。
「県立東庄県民の森」内には、「硬式用テニスコート」3面、5人立て専用の「弓道場」などの「運動施設」があります。
また「県立東庄県民の森」には、「ふるさと館」、「森林館」(管理事務所)、「バーベキュー広場」、「展望台」、「芝生広場」、「湿地植物園」、「水鳥観察舎」、「フィールドアスレチック」、「お花見広場」などもあります。
「県立東庄県民の森」周辺の「夏目堰」は、「カモ」や「白鳥」などの「水鳥」が多数飛来し、「県立東庄県民の森」「水鳥観察舎」からも「観察」ができるので「四季折々」の「バードウォッチング」が楽しめます。
「県立東庄県民の森」内では「春」に「桜」や「つつじ」の「名所」でもあり、「休日」には「近隣」より多くの「自然」を楽しむ「人々」で賑わいます。
また「県立東庄県民の森」では、「野鳥観察会」や「森」の「クラフトづくり」、「森の学校」など様々な「毎月イベント」が開かれており、「参加者」の「皆さん」に好評を博しています。
「門松」とは、「正月」に「家」の「門」の前などに立てられる「一対」になった「松」や「竹」の「正月飾り」のことで、「松飾り」ともいわれています。
古くは「木のこずえ」に「神」が宿ると考えられていたことから、「門松」は「年神」を「家」に迎え入れるための「依り代」という「意味合い」があり、「地域」の「言い伝え」により「松」を使わないところもあります。
新年に「松」を「家」に持ち帰る「習慣」は平安時代に始まり、室町時代に現在のように「玄関」の「飾り」とする「様式」が決まったと言われています。
現在の「門松」は中心の「竹」が目立ちますが、その「本体」は「名前」で解るとおり「松」です。
もと、平安の「貴族達」が好んだ「小松引き」と言う「行事」で持ち帰った「子の日の松」を「長寿祈願」のため「愛好」する「習慣」から変遷したもので、現在も「関西」の「旧家」などでは、「根引きの松」という「玄関」の「両側」に白い「和紙」で包み「金赤」の「水引」を掛けた「根」が付いたままの「小松」(松の折枝は略式)が飾られます。
「竹」の「先端部」の「形状」は、「斜め」に切った「そぎ」と、「真横」に切った「寸胴(ずんどう)」の「2種類」があります。
「そぎ」は「徳川家康」が始めたもので、「徳川家康」の「生涯唯一」の「敗北」として知られています「三方ヶ原の戦い」(1572年)のあと、「対戦相手」の「武田信玄」に対して、次は斬るぞという「念」を込めたのが始まりという「説」があります。
江戸期の「門松」は、現在と異なり、「松」の先を切らずに「地面」からそのまま「家屋」の「二階屋根」まで届くような高さのものが飾られていました。
「地方」により「門松」の「様式」に「差」があり、「関東」では「3本組」の「竹」を中心に、「全面」に「葉牡丹」(紅白)後方に「長め」の「若松」を添え、「下部」を「竹」で巻き、「梅老木」や「南天」、「熊笹」や「ユズリハ」などを添えます。
近年「集合住宅」の「発達」など「社会環境」の「変化」などから、「本格的」な「門松」が設置されることは少なくなりましたが、「一般家庭用」に小さな「寄せ植え風」の「門松」などが「年末」に「店頭」に並ぶようになったため、このタイプの「門松」を置く場合もあります。
さらに「省略版」として、「枝振り」のいい「若松」に、「赤白」や「金銀」の「水引」を「蝶結び」にし、「門柱」などに付ける「方法」もあり、手軽なことから多く使われます。
「スーパーマーケット」などの「商店」では「賀正」「謹賀新年」といった「語」と、新年の「あいさつ文」、「門松」や「鶴」、「亀」、「日の出」などの「絵」を印刷した「ポスター」を張って済まされることもあります。
また、「松の木」の「保護」や「伝統文化」の「継承」を「目的」に「門松カード」と呼ぶものを「市役所」や「公民館」などで配布したり「ホームページ」から「ダウンロード」出来るようにしている「自治体」もあります。
また近年では、「門松」を「生花店」や「ホームセンター」、「造園業」や「工務店」などで作られ、「設置」・「撤去」まで「一括」で行う「サービス」もあり、「生花」を利用するので翌年に「使い回し」はできませんが、「造花」を使用する「門松」もあります。
また「年末年始」の「警備員」が居ない状況下での「危険」を避けるため、「繁華街」の「店舗用」などでは「先」が尖っていない「門松」を置くことが多くなっており、「大型商店」や「オフィス街」では、「初売り」や「正月」は「無人」に近くなる「都心」の「事情」などにより、「本格的」な「門松」が置かれるのが「大晦日(おおみそか)」や「元旦(がんたん)」になる「場合」があるそうです。
「門松」の「設置期間」ですが12月の13日(もしくはその後)に、「山」から「松の木」(枝)を取ってくる「松迎え」を行い、この「松」により、「山」から「歳神様」(歳徳神)を迎え入れる事となるそうです。
「門松」の「設置」は13日〜28日が多く、「クリスマス」を避けて設置される場合もあります。
12月29日に飾るのは「二重苦」、さらに9の「末日」でもあるので「苦待つ」に通じるとされ、「苦松」といって忌まれており、また12月31日に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」といって「神」をおろそかにするということから、それぞれ避けることとされています。
また1月7日までを「松の内」といい、「お正月」の「松飾り」をつけておく「期間」となり、6日の夕方や翌7日に片付ける場合が多いですが、「地域」によっては1月15日の「小正月」まで飾るなど、さまざまです。
(左義長が行われる地域は、左義長で門松を焼くので、それに合わせて仕舞います。
左義長は1月15日の小正月が多いですが、地域や神社によって異なります。)
「昔」の「作品」で、
「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
とあり、「門松」を飾る「新年」を迎えることはめでたいことですが、「墓」に向かっていく「一里塚」のようなものでもあると歌われており、「徒然草(つれつれぐさ)」でも歌われています。
「ミニ門松づくり体験」は、「県立東庄県民の森」「ふるさと館」で行われる「イベント」で、「皆」で「ミニ門松」を製作するそうです。
「ミニ門松づくり体験」は、9時から「受付」し9時半から12時まで「製作体験」をするそうです。
「ミニ門松づくり体験」の「参加費」ですが、「一対2個」1500円で、「募集定員」は25組で、「定員」になり次第締め切りになるそうです。
「ミニ門松づくり体験」の「参加対象者」ですが、「小学校」以上どなたでもとなっており、「小学生児童」は「親子同伴」で参加をお願いしています。
なお「ミニ門松づくり体験」に参加される方は、「持ち物」として「剪定ハサミ」、「軍手」の用意をお願いしており、「作業」のし易い「服装」での「参加」を呼びかけています。
「日本古来」より伝わる「正月飾り」「門松」を製作する「県立東庄県民の森」の「イベント」「ミニ門松づくり体験」。
この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「ミニ門松づくり体験」詳細
開催日時 12月22日(土) 9時半〜12時
(受付は9時〜)
開催会場 県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南639
参加費 ミニ門松製作体験 一対2個 1500円
問合わせ 県立東庄県民の森 0478-87-0393
備考
「門松」の中には「逆さ門松」とも言われる「松」を「下向き」に飾る「門松」のほか、「松」を使用しない「門松」が、「東京都」「府中市」の「大國魂神社」と「神戸市」「生田神社」、「千葉県」「市原市」の「姉崎神社」などにあるそうです。
また「千葉県」「市原市」には「門榊カード」も存在するそうです。
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