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「成田国際空港」(成田市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」を代表する施設であり、「世界の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」です。

 「成田市」は、「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)、「宗吾霊堂」(2010年12月23日のブログ参照)の「二大霊場」を有する「門前町」として栄えていました。
 明治期に入ると「宮内庁下総御料牧場」が置かれるなど、1950年代まで「観光」と「農業」の「振興」を「二大施策」とした「田園都市」であったそうです。
 1960年代に入ると「成田市」の「南東部」に「新東京国際空港」(現「成田国際空港」)の「建設」が決定され、1978年の「空港開港」と「高度経済成長」とともに、「成田市域」の「経済」・「産業構造」に多大な「変化」をもたらされる事となったそうです。

 「成田国際空港」(Narita International Airport)は、「成田市」の「南東部」、「三里塚地区」にある「国際空港」で、「首都圏」に発着する「国際線」や、「主要都市」への「国内線」「航空便」が発着する、「空港法4条」で法定されている「空港」で、「航空法」上の「混雑空港」です。

 「成田国際空港」は、かつての「正式名称」は「新東京国際空港」でしたが、2004年4月1日、「成田国際空港株式会社法」が施行され、「空港」を管理する「新東京国際空港公団」(New Tokyo International Airport Authority,NAA)が「日本政府」による100%出資で設立された「成田国際空港株式会社」(Narita International Airport Corporation,NAA)に改組し「民営化」(特殊会社化)されたことに伴い、現行の「名称」に改称され、「記述」の通り、「英字略称」は旧「公団時代」から現在に至るまで同じ「NAA」であるそうです。

 「日本国内」では広く「成田空港」もしくは「成田」という「呼び方」が定着しています。
 また「国際的」な「視点」から見ると、「日本」の「首都」である「東京」の「国際空港」として機能しているため、「千葉県内」に「空港」が所在しながらも便宜上「東京成田」(Tokyo-Narita)あるいは単に「東京」とも言われることがありますが、「東京国際空港」(羽田空港)と区別するため「前者」が用いられることが多いようです。

 「成田国際空港」の「概要」ですが、「開港」は1978年5月20日で、「航空機発着回数」18万3451回(2011年)で「日本第2位」、「航空旅客数」約2806万人(2011年)「日本第2位」、「航空貨物取扱量」約189万t(トン)(2011年)「日本第1位」、「世界第10位」、「航空敷地面積」940ha(ヘクタール)(計画1080ha)となっています。
 「成田国際空港」の「滑走路」ですが、「A滑走路」は、16R/34L,4000×60m(16L・34RともILSを装備 16RはCatlllb)「着陸帯」は4120×300mとなっており、「B滑走路」は、16L/34R,暫定2500×60m(16L・34RともILSを装備)「着陸帯」は2620×150m(暫定。当初計画2620×300m)で、「誘導路」は、「延長」約25.5km「幅」30m(一部23m)(暫定計画を含む)(「計画延長」約34.2km「幅」30m)となっています。
 「航空保安無線施設」は、「ILS4式」(計画ILS6式)、VOR/DME2式で、「エプロン」は「面積」約218ha(「計画面積」約260ha)、「スポット」は137スポット(工事により一部「閉鎖中」のものを含む)(計画143スポット)、「運用時間」は24時間となっており、「利用時間」は6時〜23時(「航空機」の「通常発着時間帯」に制限)となっています。

 「成田国際空港」は、「日本」を代表する「空の玄関口」のひとつでありますが、「歴史的経緯」により、「開港後」30年以上経過した2012年現在も「全体計画」が完了していまいそうです。
 「成田空港」「開設後」の「拡張工事」も進まず、「騒音問題」から、23時〜6時(JST)迄の「離発着禁止」や「都心」からの「アクセス時間」の「長さ」、「国内線」「乗り入れ便数」の少なさなどの「問題」もあり、「羽田空港」の「最拡張」及びそれに伴う「最国際化」が進められる「結果」となっているそうです。
 また1992年の「第2ターミナル」完成に伴い、「管制塔」からの「視認性」が悪化するため新たな「管制塔」が造られ、従来の「管制塔」は「ランプタワー」として「地上管制業務」の「一部」を行い、新たな「管制塔」は「航空管制業務」を行う「施設」となっています。

 「成田国際空港」の「貿易港」としての「機能」ですが、「成田国際空港」の2004年(平成16年)度の「輸出額」は10兆6572億円 、「輸入額」は10兆2978億円と、「金額」で「国内第1位」の「貿易港」で、「輸出入品目」としては、「コンピュータ」などの「事務用機器」、「半導体」など「軽量」で「付加価値」の高い「機械機器」等が中心となっており、主な「輸出品目」(平成16年度)は、「半導体」等「電子部品」(17.4%)、「科学光学機器」(4.9%)、「映像機器」(8.2%)、「事務用機器」(6.8%)、「音響」・「映像機器」の「部分品」(4.0%)となっており、主な「輸入品目」(平成16年度)は、「事務用機器」(15.6%)、「半導体」等「電子部品」(14.5%)、「科学光学機器」(7.9%)、「音響」・「映像機器」(含む部品)(4.3%)、「医療品」(3.6%)
となっています。
 また「成田空港」には、「鮪(マグロ)」など「魚介類」の「輸入通関」が多く、「成田漁港」の「別名」があります。
 ちなみに平成15年度「7万1924t(トン)」で「日本国内」の「漁港」「第8位」の「松浦港」の「水揚げ量」「9万7805t」につぐ「取扱量」がありました。

 「成田国際空港」には、2棟の「旅客ターミナルビル」と複数の「貨物用施設」が点在しています。
 2棟の「旅客ターミナルビル」の「間」は「無料」の「ターミナル間連絡バス」などの「交通機関」によって結ばれており、「両ターミナル間」は「連絡バス」で約10分〜15分となっています。

 「成田空港」開港から14年半余り経過した1992年12月に「第2ターミナル」が開業となり、「日本航空グループ」と「全日本空輸グループ」が「第2ターミナル」へ移転され、「第1ターミナル」は「海外航空会社」が中心的に利用する状態となりました。
 しかし、真新しい「第2ターミナル」への「各種サービス」の偏重、「混雑時間」の集中や「コードシェア便」の増加による「ターミナル分散」は、「利用者」にとって不便な部分が多かったようです。

 「キャパシティ」に余裕がある「第2ターミナル」が開業すると、入れ替わりに「第1ターミナル」「北ウイング」が閉鎖され、「第1ターミナル」の大規模な「リニューアル工事」が着手されました。
 「サテライト」の「段階的」な「改築」・「増築」を経て、1998年末に「レストラン」や「飲食店」などの「テナント」が集結する「中央ビル新館」が竣工、1999年3月に「北ウイング」が再開業し、その入れ替わりで「南ウイング」が閉鎖され、「工事」が進められたそうです。

 「南ウイング」の「再開」(再開業)に当たっては、「航空アライアンス」の「グループごと」にまとめ、同じ「ターミナル」に集約することによって「混雑解消」を目指し、かつ「同一アライアンス」毎に「ターミナル」にすることで「乗り継ぎ」の「利便性」を高められる「メリット」から、20社が段階的に「ターミナル」毎に集約・移転されました。
 現在、主要な「航空会社」は主な3つの「国際航空連合」にまとまっており、「ワンワールド加盟社」の多くは「第2ターミナル」、「スターアライアンス加盟社」の多くは「第1ターミナル」「南ウイング」、「スカイチーム加盟社」の多くは「第1ターミナル」「北ウイング」を使用しています。
 また「格安航空会社」「専用ターミナル」として、「第2ターミナル」に隣接した「第5貨物地区」に建築することが決まっています。
 なお、「貨物用施設」は、「貨物ターミナル地区」、「整備地区貨物上屋」、「天浪地区貨物上屋」、「南部貨物地区」などに点在しておかれており、「貨物取扱量」の「増加」から現在も「拡張工事」が続けられています。

 ここ数年で「変化」を遂げた新しい「成田」の中でも人気を博しているのが、「国際線利用」に「お馴染み」の「免税店エリア」です。
 「第1ターミナル」の「narita nakamise(ナリタナカミセ)」、「第2ターミナル」の「ナリタ5番街」は、それぞれ「免税店エリア」の「ショップ群」が充実しており、「成田国際空港」直営の「総合免税店」「FaSoLa(ファソラ)」では、「免税店」の「インターネット予約」(電話予約も可)で5%の「割引」が受けられるそうです。
 (一部、対象除外品あり)
 「narita nakamise」は、「全日空」をはじめ「スターアライアンス加盟」の「航空会社」が、おもに「拠点」を構えている「第1旅客ターミナル」にあります。
 「narita nakamise」は、「売場面積」約3500平方mの「国内最大級」の「免税ブランドモール」で、「デザインコンセプト」は「シンプル&インターナショナル余韻としての和」で、流行に左右されないシンプルなデザインをベースにしながら、さりげなく和のエッセンスをちりばめたそうです。
 「narita nakamise」には、「Ralph Lauren」、「EMPORIO ARMANI」、「Salvatore Ferragamo」、「COACH」、「BVLGARI」、「Cartier」、「HERMES」、「CHANEL」等が入っています。

 「ナリタ5番街」は、「日本航空」など「ワンワールド」加盟する「航空会社」が、おもに「拠点」を構えている「第2旅客ターミナル」にあります。
 「ナリタ5番街」は、洗練された「普遍的インテリア」、時代に左右されず誰にでも受け入れられる「日本の空の玄関」にふさわしい「インターナショナル」な「デザイン」を目指して作られました。
 「ナリタ5番街」には、「GUCCI」、「BURBERRY LONDON」、「COACH」、「BVLGARI」、「TIFFANY&Co.」、「Cartier」、「HERMES」、「Salvatore Ferragamo」、「samantha thavasa」、「Etro」、「celine」、「dunhill」、「Montblanc」等が入っています。

 また「成田国際空港」には、「第1旅客ターミナル」「第2旅客ターミナル」(7月3日のブログ参照)にはそれぞれ、新規出店が多く見られ、「レストラン・ショップ」(2011年12月19日のブログ参照)が充実しており、「飛行機」で出かける「従来の利用法」だけでなく、「買い物」や「食事」も楽しめる「スポット」として進化しているそうです。

 さらに今年(2012年)7月3日から「ジェットスター・ジャパンGK」が、そして8月1日から「エアアジア・ジャパンJW」が、「成田」を「拠点」に「日本国内」の「各都市」(札幌・福岡・那覇など)を結んでおり、すでに「国内線LCC(ローコストキャリア)」が就航しています。
 これは「長き」にわたる「首都圏」2空港の「内際分離時代」が去って、ダイナミックな「変化」を遂げている「事象」となっています。

 単なる「輸送手段」としての「交通施設」から、「人々」が集い交差する「商業観光施設」、そして「防災」や「環境配慮型」の「先進施設」としての「魅力」を備え始めた「世界の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」。
 更なる「進化」をし続ける「日本」が誇る「国際空港」です。

 備考
 一昨年(2010年)3月に「森田健作」「千葉県知事」は、「乗客」のさらなる「誘致」と「羽田空港」との「差別化」、「地元」の「雇用増加効果」などをねらって、「旅客ターミナル」の「制限エリア」内に「外国人専用」の「カジノ施設」を設けることを検討していることを発表し、「設置場所」などについては「検討」をすすめる「予定」になっているそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1448 |
| 地域情報::成田 | 09:53 AM |

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