本日ご紹介するのは、近隣市「芝山町」「芝山公園」周辺で今週末の11月11日(日)に開催されます「第30回芝山はにわ祭」です。
「芝山公園」は、「芝山町芝山」に位置し、「面積」約15.6ha(ヘクタール)の「芝山町」を代表する「緑」に囲まれた「緑」に囲まれた、「人」と「自然」・「人」と「歴史」・「人」と「スポーツ」・そして「人」と「人」がふれあう「公園」です。
「芝山公園」内は、「木々」・「花々」が多くあり、特に「梅」の「季節」には、「芝山古墳・はにわ博物館」脇の「梅林」が見事で、「桜」の「季節」には、「芝生広場」周辺の「桜」も大変美しく咲き誇ります。
「芝山公園」は、上記のように「自然」に囲まれた落ち着いた中にありますが、「芝山公園」内には「野球場」など様々な「施設」があり、「子供」から「大人」まで十分に楽しむことができるそうです。
「芝山公園」は、3つの「ゾーン」にわかれており、「カルチャー・コミュニケーションゾーン」、「ソーシャル・コミュニケーションゾーン」、「スポーツ・コミュニケーションゾーン」となっています。
「カルチャー・コミュニケーションゾーン」は、「歴史」と「自然」に触れながら、「教養」を高めることのできる「ゾーン」で、「花木園」には「梅林」、「中央広場」には「古墳広場」、「芝生広場」、「児童遊戯場」、「大階段」、「芝生広場」には「モニュメントコーナー」、「休憩所」、「旧薮家住宅」、「花見広場」には「さくら」、「休憩所」、「展望所」、「橋」があります。
「ソーシャル・コミュニケーションゾーン」は、「集会」や「音楽会」、「幼児」の「遊び」や「お年寄り」の「ゲートボール」など多彩に利用できる「ゾーン」で、「コミュニティー広場」には「四阿」(あずまや)、「休息所」、「自由広場」には「時計塔」、「遊戯場」には「ゲートボール場」があります。
「スポーツ・コミュニケーションゾーン」は、「誰も」が「体力向上」と「レクリエーション」の「場」として気軽に利用できる、楽しい「ゾーン」となっており、「スポーツ・コミュニケーションゾーン」には、「野球場」があり、「休息広場」には「藤棚」、「池」、「橋」、「トリム広場」には「木製遊具」があります。
「芝山はにわ祭」(2011年11月10日のブログ参照)は、毎年11月の「第二日曜日」に、「芝山町」をあげて開催される「お祭り」で、きらびやかな「衣装」を見にまとった「国造(くにのみやつこ)」を「筆頭」に、かつての「古代人」が「芝山町」に降臨するという「設定」で行われるそうです。
「時空」を越えてよみがえる「古代」の「祭礼」や、「巫女の舞」、「国造」に仕える「鎧(よろい)」をまとった「武士たちの行列」、「花火の打ち上げ」などもあり、新しい「出会い」と「感動」を覚えることと思われます。
「芝山はにわ祭」の「歴史」ですが、今年で「30回目」を迎える「お祭り」です。
「芝山はにわ祭」は、現代の「人々」が忘れている「古代」の「素晴らしさ」を振り返り、思い起こすために1982年に新たに作り出されたものだそうです。
「芝山はにわ祭」では、「芝山町民」参加のもとに、様々な「イベント」が行われます。
「芝山町」に「人々」が生活し始めたのは1万年以上も前に遡ります。
特に古墳時代後期と言われる6世紀から7世紀の「初頭」にかけて、見事な「文化の華」を咲かせたことは、出土する「はにわ」や「遺物」から見ても明らかで、「芝山はにわ祭」は、「埴輪」の「表情」に見られるようなおおらかで、「町民」の「心」をひとつに合わせられる「古代の祭」を起こし、「豊かなまちづくり」をしようと、7名の「芝山町」の「有志」の「力」の「発案」で始まった「お祭り」だそうです。
「芝山」を開拓した「芝山町」の「祖先」は、「国造」の「指導」のもと、「力」を合わせて「山」を切り開き、「畑」を、「谷」をせき止めて、「水田」をつくったそうです。
「芝山はにわ祭」は、美しい「風土」・「自然」のなかで、「自ら」の「心性」に目覚め、「朋がら」をあがめ、「自助」、「共存」の「文化」の「里造り」をしようとする「呼びかけ」なのだそうです。
「第30回芝山はにわ祭」では、朝9時より「各会場」にて「大規模」な「イベント」が催され、当日の「プログラム」ですが、「降臨の儀」(殿塚・姫塚)、「交歓の儀」(芝山仁王尊)、「行列の儀」(芝山仁王尊…三重塔脇〜芝山公園)、「歓迎の儀」(芝山公園芝生広場メインステージ)、「昇天の儀」(芝山公園芝生広場)となっています。
また「第30回芝山はにわ祭」では「同時開催」として「産業祭」・「文化祭」・「商工まつり」も行われ、さらに「協賛イベント」も開催され盛り沢山な「内容」で催されます。
「降臨の儀」は、「殿塚・姫塚」で9時20分から10時00分に行われる「行事」です。
「降臨の儀」は、今から1400年前の古墳時代、豊かな緑のこの地を創られた「芝山町」の「先祖」である「古代人」の「方々」が、「武射の国造(むさのくにみやつこ)」の「奥津城(おくつき)」である「殿塚」の「頂上」にある「御柱(おんばしら)」を依(よ)りしろとして降臨する様子を現した「儀式」です。
降臨に際しては「殿部田地区神楽保存会」の「皆さん」による「お囃子」、「天岩戸開き(あまのいわとびらき)」が奏でられ「古代人」をお迎えするそうです。
降臨した「古代人」の「代表」である「武射の国造」からは、「現代人」に「ご託宣」が読み上げられ、それにたいして「現代人」の「代表」である「芝山町長」は、「人にやさしく住みやすい町を共に創ること」を約束するそうです。
「芝山町長」の「約束」に対する「答礼」として、「古代人」は「巫女の舞」を披露し、「巫女の舞」は「花」と「榊」を持った華やかな「舞巫女(まいみこ)」によって舞われます。
長い「上衣(うわぎ)」と「裳(も)」と呼ぶ「スカート」のような「衣服」を身にまとい、「髷(まげ)」を結い、赤い「鉢巻(はちまき)」と「魔除」を意味する「目」の周りの赤い「化粧」で「汚れ」や「邪悪なもの」を避けてくれるようです。
「肩」には色鮮やかな「ストール」のような「おすい」や赤い「たすき」を掛け、「腰」には「ドラ」や「鏡」をつけています。
ちなみに「赤い色」は「太陽の色」であり、「古代」から「神聖な色」として考えられていたそうです。
「交歓の儀」は、「芝山仁王尊」で10時45分から11時45分に行われる「行事」で、「古代人」の「来臨」を仰ぐ、「歓迎法要」だそうです。
「交歓の儀」は、「殿塚」に降臨された「古代人」とこの地に集まった「現代人」が交歓する為に、「天応山観音教寺福寿院」(2011年4月25日のブログ参照)で行われる「儀式」です。
「交歓の儀」では、「芝山仁王尊」山内の「僧侶」による「お出迎え」、そして「読経」と「仏教音楽」(「声明(しょうみょう)」)による「盛大」な「法要」が執り行われます。
この中では、「蓮の花びら」を模した「散華(さんげ)」を蒔(ま)き、「古代人」と「現代人」が共に「心」を開く「献杯の儀式」も行われるそうです。
「行列の儀」は、「芝山仁王尊」「三重塔脇」から「芝山公園」にて13時00分から13時40分に行われる「行事」です。
「行列の儀」は、「古代人の行列」で「交歓の儀」の行われる「芝山仁王尊」「三重塔」脇から「歓迎の儀」「昇天の儀」の行われる「芝山公園芝生広場」まで「パレード」するものです。
「歓迎の儀」は、「芝山公園芝生広場メインステージ」で14時00分から14時30分に行われる「行事」です。
「歓迎の儀」は、「古代人」を歓迎するために、「現代人」による様々な「アトラクション」が行われます。
「姫塚」に降臨した「芝山地方」「開拓の祖」であり、「古代里人文化」を開花した「国造一行」を「芝山公園」に迎え、現代の「里人」たる「芝山町民」が「感謝」と「尊敬」の「気持ち」を表すため、「郷土芸能」や「現代舞踏」などを披露します。
「古代里人」たる「国造一行」と「現代里人」が「文化」の「華」を通じて「交流」を促すものだそうです。
「昇天の儀」は、「芝山公園芝生広場」で16時00分から16時30分に行われる「行事」です。
「はにわ祭」の為に今日一日天下られた「古代人」の「方々」も、「祭り」の「終了」と共に「天上」に帰って行かれます。
「芝山地区」の「郷社」である「熊野神社」には、「かがり火」が赤々と焚かれ、「神主」さんによる「道中安寧(どうちゅうあんねい)」を祈る「祭文(さいもん)」が読み上げられます。
この後、「芝山町長」と「武射の国造」の「別れ」の「挨拶」がかわされ、「現代人」と「古代人」の「方々」との「別離」の「儀式」です。
「昇天の儀」が終わると「古代人」が「メッセージ」を残して「天」に戻るそうです。
(はにわ祭プログラムは下記「詳細」参照)
「芝山町」では、「第30回芝山はにわ祭」と「同時開催」で「産業祭」、「文化祭」、「商工まつり」、「協賛イベント」も行われます。
「産業祭」は、「第30回芝山はにわ祭」「歓迎の儀」「昇天の儀」と同じ「会場」「芝山公園芝生広場」で9時00分から16時30分に催されます。
「産業祭」では、「地元産品卸売」、「もちつき大会」、「芋煮汁の無料配布」、「ミニ動物園」他が行われます。
「文化祭」は、「芝山町役場」脇「中央公民館」で11月10日(土)〜18日(日)9時00分から17時00分の間に行われます。
「商工まつり」は、「産業祭」と同じく「芝山公園芝生広場」で10時00分から16時00分に行われます。
「商工まつり」では、「大モチ投げ大会」(15時30分〜)、「スタンプ福引き大会」(10時00分〜)、「ウルトラクイズ」(14時30分〜)などを行われます。
「第30回芝山はにわ祭」「協賛イベント」ですが、「古代体験村」、「ミニ動物園」、「ミニSL」、「芝山ギネス大会」が催されます。
「古代体験村」は、「芝山古墳・はにわ博物館」で10時00分から15時00分に開催され、「勾玉づくり」、「火おこし」、「古代チーズの試食」等が行われます。
「ミニ動物園」は、「芝山公園芝生広場」で催され、「ミニSL」は、「芝山公園」「駐車場」で催されます。
「芝山ギネス大会」は、「芝山古墳・はにわ博物館」「駐車場」で開催され、「将棋積み」、「輪ゴム通し」、「小豆運び」、「ザ・Weight」、「突撃三銃士」、「ダイススロー」、「フリースロー(バスケ)」、「ストラックアウト(野球)」、「キックターゲット(サッカー)」他が行われます。
「はにわ」が語りかけるものにまっすぐに受けとめる「祭」「第30回芝山はにわ祭」。
「芝山町」が一同に会すこの機会に「芝山公園」周辺にお出かけしてみてはいかがでしょうか?
「第30回芝山はにわ祭」詳細
開催日時 11月11日(日) 9時〜16時
開催会場 芝山公園周辺 山武郡芝山町芝山420
「はにわ祭プログラム」
「降臨の儀」 (殿塚・姫塚古墳)
殿部田お囃子 宮司の祝詞
古代人の出現 歓迎の辞
国造の御託宣 町長の誓詞
巫女の舞
(雨天時は「芝山文化センター」予定)
「交歓の儀」 (芝山仁王尊)
古代人来臨 歓迎法要
巫女の舞 白桝粉屋踏
(雨天時は中止)
「行列の儀」 (芝山仁王尊三重塔脇から芝山公園)
古代人の行列 こどもはにわみこし
(雨天時は中止)
「歓迎の儀」 (芝山公園芝生広場)
歓迎の言葉 巫女の舞
白桝粉屋踏
(雨天時は中止)
「昇天の儀」 (芝山公園芝生広場〜公園内メインステージ後方)
かがり火 現代人、古代人のメッセージ交換
昇天
(雨天時は「芝山文化センター」予定)
問合わせ 芝山町産業経済課商工観光係 0479-77-3919
備考
「第30回芝山はにわ祭」「降臨の儀」で行われる「巫女の舞」に使われる「お囃子」は、平成3年に「芝山町」「町指定無形文化財」に指定されている「殿田部地区神楽獅子保存会」の「皆さん」により演奏されています。