本日ご案内するのは、となりまち「旭市」「袋太田神社」境内で今週末の11月3日(祝・土)に開催されます「黒虎相撲」です。
「袋太田神社」は、「旭市」(下総国海上郡)にある「神社」で、「社格」は「村社」です。
「袋太田神社」の「御祭神」ですが、「面足命(おもたるのみこと)」、「惶根命(かしこねのみこと)」を祀っています。
「袋太田神社」の「創建」は、永正2年(1505年)で、「別名」は「第六天宮」だそうです。
「袋太田神社」の「本殿」は「銅板葺流造」で、「例祭」は2月7日、6月27日、11月1日に行われており、「袋太田神社」では、毎年11月3日に、「神社」「境内」にて「相撲」が奉納されることで知られています。
「黒虎相撲」は、「袋太田神社」で行われる「神事」で、「神社」の「仮設土俵」の「西側」に「相撲」の「由来」を記した「記念碑」が建てられています。
「石碑」には、以下のように書かれています。
「黒虎相撲」
太田神社に於いて毎年旧暦霜月朔日に取り行われる「奉納黒虎相撲」は、安永九年(一七八0年)太田出身の江戸の商人
白子屋藤七
和泉屋久兵衛
桑田屋佐兵衛
石屋文左衛門
の四氏が太田神社に御影石の大鳥居を奉献、その落成祝いに江戸より玄人力士を招聘し、奉納相撲を行ったのが旧暦霜月朔日で、爾来今日まで続いております。
第二次世界大戦(昭和十六年)以前は盛況でしたが、戦後(昭和二十年)は細々と続いてきました。
此の度平成四年、飯島儀兵衛氏の寄進があり歴史と伝統あるこの黒虎相撲を、袋区のみならず旭市の青少年健全育成、地域の親睦と連帯感を深め、旭市の誇れる文化活動の一環として更に後世に伝承することを願い、古式にのっとり黒虎相撲を復活しました。
黒虎とは黒は玄人、虎は白虎(白人=素人)による相撲が名称の由来となりました。
氏子中
(原文まま記載)
「黒虎相撲」の開催されます「袋太田神社」「参道」の「入口」には、230年前の江戸時代に「大鳥居」を建立した際に奉納された「力石(ちからいし)」が置かれています。
「力石」の大きい石は「五十五貫」(206kg)、小さい石は「三十六貫」(135kg)あるそうです。
上記のように、その昔江戸時代に「力士」を招いて楽しんだのが「始め」といわれ、300年以上続いている「黒虎相撲」。
現在でも、「黒虎相撲」では「袋太田神社」の「境内」で「氏子」の「大人」や「子供」が集まって楽しく「相撲」の「力(ちから)」を競い合っているそうです。
「黒虎相撲」では、毎回多くの「見物客」が訪れ、「声援」をおくる「姿」がみられるそうです。
江戸時代より続く古式ゆかしい「奉納相撲」「黒虎相撲」。
「黒虎相撲」の行われるこの機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「黒虎相撲」詳細
開催日時 11月3日(祝・土) 9時〜
開催会場 袋大田神社境内 旭市ニの1522
問合わせ 旭市商工観光課 0479-62-5338
備考
「黒虎相撲」は、「小雨」決行の「行事」です。
「黒虎相撲」という「名称」は、上記のように「黒」は「玄人(くろうと)」、「虎」は「白虎(びゃっこ)」(白人=素人(しろうと))を「意味」することに由来しており、「小学生」の「取組」の「関係」から現在は、毎年11月3日の「文化の日」に開催されているそうです。
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地域情報::旭 | 04:34 PM |