本日ご案内するのは、近隣市「印西市」「竹袋稲荷神社」周辺で来週末の10月5日(金)〜7日(日)の期間開催されます「竹袋稲荷神社祭礼」です。
「印西市」は、「東京」の「都心」から約40km、「千葉市」から約20km、「成田国際空港」から約15kmに位置しています。
「印西市」は、三方を「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)、「印旛沼」(2011年2月23日のブログ参照)、「手賀沼」に囲まれた「水」と「緑」豊かな「市」で、周辺の「佐倉市」、「四街道市」、「白井市」、「八街市」、「成田市」、「富里市」、「酒々井町」、「栄町」と合わせて「印旛地域」と称されています。
「印西市」「西部」の「下総台地」(7月10日のブログ参照)上には「千葉ニュータウン」が広がり、「千葉ニュータウン中央駅」・「印西牧の原駅」周辺および「国道464号線」沿線は「印西市」における「経済」・「商業」の「中心地」(新「市街地」)となっています。
一方で、「印西市」「北西部」の「利根川」沿いの「低地」には「利根川水運」の「宿場町」であった旧「市街地」があり、「印西市」の「市役所」や「警察署」などの「行政機関」が位置しています。
「印西市」「木下(きおろし)地区」は、かつては「主要交通」だった「利根川」を航行していた「汽船」の「河岸」があった「古い街」ですが、近年は「住宅街」もでき「新旧」が混在している「町」です。
毎年10月上旬には、「木下地区」にある「竹袋稲荷神社」の「祭礼」では「神輿渡御」に「屋台」が供奉する「巡幸」が行われています。
「竹袋稲荷神社」は、「京都」「伏見」の「稻荷神社」より勧請したと伝えられていますが、年代は不詳です。
「竹袋稲荷神社」の「御祭神」は、「蒼稻魂命(うかのみたまのみこと)」を祀っています。
「竹袋稲荷神社」「敷地」1412坪の「境内」には「本殿」(銅板葺流造)、「幣殿」(銅板葺切妻造)、「拝殿」(銅板葺流造)が立ち並び、明和6〜8年にかけて「本殿」を、昭和10年に「拝殿」を立て替え現在に至ります。
「竹袋稲荷神社」は、享保14年(1729年)9月23日に「正一位」の「神位宣旨」の「御奉書」があるそうです。
「竹袋稲荷神社」は、約1300年から「竹袋」・「木下地区」の人々に信仰されてきました。
「竹袋稲荷神社」では「食物」を司り、特に「稲」など、「穀物」の「生産」や「豊穣」を守る「神様」であると言われています。
「竹袋稲荷神社祭礼」は、「印西市」「木下地区」で「最大規模」の「盛り上がり」を見せる「祭礼」のひとつで、「幸町」(木下駅北口周辺)・「上町」(木下駅南口周辺)・「竹袋」(神社方面)・「仲町」(利根川沿い)の4つの「町」で行われる「お祭り」で、「秋の収穫」が終わった頃に、今年の「豊作」に感謝するために行われます。
毎年行われる「例祭」(祭礼)では、「神輿」を担いだ「氏子」が「社」より「むじな坂」を下り、「木下」の「町並み」を、「木下囃子」にのり「渡御」するそうです。
「竹袋稲荷神社祭礼」当日は、「神輿」や「山車」が「囃子」の「音」にのって賑やかに「町」をめぐります。
「竹袋稲荷神社祭礼」では、「神輿」が「神社」から「JR木下駅」周辺の「市街地」を渡御し、「御浜下り」と呼ばれています。
「山車」は、「神輿」とは別に午後から「夜」まで「市街地」を中心に揃って巡行し、所定の「場所」で「引き手」が「踊り」を披露します。
「山車」は、始めに大正11年に「上町」・「幸町」が合同で作り、その後、「仲町」、「幸町」でも作り、2008年現在、3台の「山車」があります。
「山車」の「構造」は、小さな「内車輪」、「背」の高い「胴羽目」、「大唐破風屋根」など「近隣」の「我孫子市」「竹内神社例祭」や「茨城県」「利根町」「布川神社」「臨時大祭」などの「山車」と同じ「形」だそうです。
今も昔も「歴史」の「香り」を残す「町」「木下」で行われる「秋の例祭」「竹袋稲荷神社祭礼」。
「お祭り」が行われるこの機会に「印西市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「竹袋稲荷神社祭礼」詳細
開催期間 10月5日(金)〜7日(日)
開催会場 竹袋稲荷神社 印西市竹袋
問合わせ 印西市経済政策課 0476-42-5111
備考
「竹袋稲荷神社祭礼」は、活気があり盛り上がる「お祭り」ですが、「お祭り」の「形」は「時代」と共に変化し、昔はずいぶん違った「形」であったと記録されているそうです。
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地域情報::成田 | 01:33 PM |