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「鹿島神宮神幸祭」(鹿嶋市)
 本日ご案内するのは、近隣市「鹿嶋市」「鹿島神宮」で9月1日(土)・2日(日)に開催されます「鹿島神宮神幸祭」です。

 「鹿嶋市」は、「関東地方」「東部」、「茨城県」「南東部」に位置する「市」で、「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)を擁する「文化都市」であるとともに、「鹿島臨海工業地帯」を擁する「工業都市」でもあります。
 「常陸国一宮」である「鹿島神宮」の「門前町」として栄え、現在は「神栖市」とともに「重要港湾」である「鹿島港」を中心とした「鹿島臨海工業地帯」を形成し、「住友金属工業」の「企業城下町」として「鉄鋼企業」を中心に「工業」が盛んな「都市」です。
 また「鹿嶋市」は、「Jリーグ」「鹿島アントラーズ」の「ホームタウン」(他に「潮来市」、「神栖市」、「鉾田市」、「行方市」)の「中心」であり、「サッカー」が定着しています。

 「鹿嶋市」は、「東京」から80km圏に位置し、「市」の「東側」「太平洋」「鹿島灘」(6月16日のブログ参照)に面していることから「海岸」、「海水浴場」を持ち、「西側」は「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)、「鰐川」に面し、「筑波山」を望むことができます。
 「鹿嶋市」に隣接している「自治体」ですが、「潮来市」、「神栖市」、「行方市」、「鉾田市」となっています。

 「鹿島神宮」は、「創建」「神武天皇」「即位年」の「皇紀元年」(紀元前660年)といわれている「神宮」です。
 「鹿島神宮」の「御祭神」は、「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」としており、そのため「鹿島神宮」周辺は「武芸」が盛んとなり「剣聖」・「塚原卜伝(つかはらぼくでん)」(2011年11月29日のブログ参照)を生んでいます。
 「鹿島神宮」は「皇室」・「公家」・「武士」に関わらず長く「尊崇」されつづけ、現在に至っています。
 「鹿島神宮」「本殿」は「国」の「重要文化財」となっており、「宝物館」には「茨城県」唯一の「国宝」である「直刀」「ふつみたまのつるぎ」が展示されています。
 「鹿島神宮」には、そのほか「国」・「県指定」の「文化財」も多く保有しています。
 また「鹿島神宮」「境内」の「鹿園」には「奈良春日大社」から譲り受けた「鹿」がおり、「Jリーグ」の「名門」「鹿島アントラーズ」の「チーム名」「鹿の枝角(antler)」は、ここの「鹿」にちなんでいます。

 「神幸祭」とは、「神霊」の「行幸」が行われる「神社」の「祭礼」で、「神幸式」ともいわれています。
 多くの場合、「神霊」が宿った「御神体」や「依り代」などを「神輿」に移し、「氏子」「地域内」への「行幸」、「御旅所」や「元宮」への「渡御」などが行われます。
 「神輿」や「鳳輦」の「登場」する「祭礼」のほとんどは、「神幸祭」の一種であるといえるようです。
 「神幸祭」は、「神の行幸」の「意味」で、「広義」には「行幸」の「全体」を、「狭義」には「神社」から「御旅所」などの「目的地」までの「復路」の「過程」に「還幸祭(かんこうさい)」という「言葉」が用いられます。
 「神幸祭」・「還幸祭」・と同じ「意味」の「言葉」に「渡御祭(とぎょさい)」・「還御祭(かんぎょさい)」という「言葉」があり、「渡御祭」も「広義」には「行幸」(渡御)の「全体」を指すそうです。

 「神幸祭」は本来、「神霊」を「集落」内の「祭壇」に迎える形であったものが、「祭壇」が「祭祀」の「施設」として「神社」に発展すると、迎える「行為」が逆の「過程」の「里帰り」として残り、「神幸祭」が行われるようになったと考えられています。
 このため、「磐座」などの「降臨の地」が「御旅所」となり、現在では「元宮」や「元」の「鎮座地」である場合が多いようです。
 「御旅所」に向う「神幸祭」のおおまかな「流れ」は、
 1 神輿などを神霊を移す。(神事)
 2 神社から御旅所への渡御
 3 御旅所での神事や奉納(御旅所祭)
 4 御旅所から神社への還御
 5 神霊を還す神事
 となっており、この「過程」が「数日間」に及ぶ場合もあります。
 2や4の「過程」において、「氏子」「地域内」を巡行する場合が多く、「御旅所」などに向かわない場合には、「神霊」が「氏子地域」を見回る、或いは、ある特定の場所で「神事」などを行うために「行幸」されます。
 「神輿」を「巡幸」のために「神社」の「境内」から出すことを「宮出し(みやだし)」、「巡幸」を終えた「神輿」が「神社」に入ることを「宮入り(みやいり)」といいます。
 この「語」は、「稚児」や「氏子」から奉納される「山車(だし)」などが「神社」から出る・入る場合にも用いられます。

 「鹿島神宮」では、9月1日(土)10時から「本殿」で「例祭」が行われます。
 「例祭」は「鹿島神宮」「年間」の「諸祭儀」で最も「重儀」な「祭儀」で、「神恩」に感謝し、「皇室」の「弥栄」と「国家」の「安泰」、「国民」の「安寧」と「五穀豊穣」が祈られます。
 「例祭」当日は、「宮内庁(くないちょう)」より「御使(おんつかい)」の「御差遣」をうけ、また「神社本庁」より「献幣使」をお迎えして「厳粛」の内に斎行されます。

 「鹿島神宮神幸祭」は、「鹿島神宮」の「神輿」が「本殿」より出御し、「大町通り」を通り「行宮(あんぐう)」(仮所)に渡るという「祭り」です。
 「鹿島神宮神幸祭」では、「神様」の「御分霊」が奉遷された「御神輿」が「平井与丁」に担がれ「神職」や「供奉員」をが「神幸行列」を整えます。

 「鹿島神宮神幸祭」は9月の初めに行われ、「街中」には5台の「山車」が「鹿島囃子」の「調べ」にのって巡行します。
 「鹿島神宮神幸祭」「初日」には、「神輿」出御の「道筋」を照らす「明かり」として、別に「提灯祭」と呼ばれる「祭事」も行われます。

 2日目の9月2日(日)は、「行宮祭」が10時に「行宮」(楼門前)で行われ、「行宮祭」とは「仮」の「御座所」となった「行宮」に奉安された「御神輿」の前で行われる「祭儀」です。
 「祭典」には「巫女」による「悠久の舞」が奏され、終了後には「鹿島踊り保存会」による「鹿島踊」が奉納されています。

 また「還幸祭」が、15時から行われ、「行宮」から「大町通り」を通り、「鹿島神宮」に戻ります。
 「御神輿」の「担ぎ手」が「平井与丁」から「小宮作与丁」に代わり、「神幸祭」を返す「姿」で行われます。
 この「祭儀」を以て二日間にわたる一連の「祭事」・「行事」は滞りなく終了となります。

 なお「鹿島神宮」「例祭期間」の「神賑行事」ですが、「波崎手子后神社」「大潮祭礼太鼓」(「本殿」前「祭場」)、「よさこいソーラン奉納」「アミーゴ」(「本殿」前「特設舞台」)、「桜鈴芸座連奉納演奏」(「本殿」前「特設舞台」)、「鹿島神宮道場剣士隊奉納演武」(「本殿」前「特設舞台」)、「鹿島踊り」「鹿島踊り保存会」(「楼門」前「お仮屋」)、「鹿島神傳直心影流奉納演武」(「本殿」前「特設舞台」)が行われます。

 強い「御神徳」を広く「世」に示し、「朝野」を問わず厚い「尊崇」を集める「常陸国一宮」「鹿島神宮」で行われる「重要な祭儀」「例祭」「神幸祭」。
 「神幸祭」が行われるこの機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「鹿島神宮神幸祭」詳細

 開催日時 9月1日(土)・2日(日) 10時〜22時

 開催会場 鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306-1

 「鹿島神宮神幸祭」

 9月1日(土)

 10時〜

 例祭 (本殿)

 14時半〜20時

 提灯まち 鹿島神宮第2駐車場〜末社稲荷社前

 20時〜

 鹿島神宮本殿〜大町通り〜行宮

 9月2日(日)

 10時〜

 行宮祭 行宮(楼門前)

 15時〜

 還幸祭 行宮〜大町通り〜鹿島神宮本殿

 「神賑行事」

 9月1日(日)

 11時頃

 波崎手子后神社大潮祭礼太鼓 (本殿前祭場)

 17時半

 よさこいソーラン奉納 アミーゴ (本殿前特設舞台)

 18時半

 桜鈴芸座連奉納演奏 (本殿前特設舞台)

 19時半

 鹿島神宮道場剣士隊奉納演武 (本殿前特設舞台)

 9月2日(日)

 11時頃

 鹿島おどり 鹿島踊り保存会 (楼門前お仮屋)

 13時

 鹿島神傳直心影流奉納演武 (本殿前特設舞台)

 問合わせ 鹿島神宮 0299-82-1209

 備考
 「鹿島神宮」のある「鹿嶋市」は、「市制施行」の際、「佐賀県」の「鹿島市」と重複しないように、「島」の「異体字」の「嶋」に変えて「鹿嶋」としたそうです。
 「鹿島神宮神幸祭」で巡行する5台の「山車」ですが、「新町」は、「聖徳太子」、「仲町」は「天照皇大神」、「大町」は「塚原卜伝」、「角内町」は「武甕槌大神」、「櫻町」は「日本武尊」となっています。

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| 地域情報::鹿島 | 11:01 PM |

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