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「別所の獅子舞」(印西市)
 本日ご案内するのは、近隣市「印西市」「地蔵寺」で、8月24日(金)に開催されます「別所の獅子舞」です。

 「印西市」は、「東京都心」から約40km、「県庁所在地」「千葉市」から約20km、「成田国際空港」から約15kmに位置し、「西」は「我孫子市」・「柏市」・「白井市」に、「南」は「八千代市」・「佐倉市」・「酒々井町」に、「東」は「成田市」・「栄町」に、「北」は「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)を隔てて「茨城県」に接しています。

 「印西市」は、「南東部」を「印旛沼」、「北西部」を「手賀沼」、「北部」を「利根川」に囲まれ、「標高」20〜30m程度の平坦な「台地」と、「湖沼」周辺の「低地」により構成されています。
 また、「台地」と「低地部」の「境」には、「低地部」から「台地」に入り込む「谷津」と呼ばれる「地形」と「斜面緑地」によって、「地域」の「特徴的」な「景観」が形成されています。
 「印西市」の「地質」は、「台地」は「洪積層」に属し「関東ローム層」からなっており、「低地部」は「沖積層」に属し、一般に肥沃(ひよく)な「土地」が広がっています。

 「地蔵寺」は、「天台宗」の「寺社」で「御本尊」は「地蔵菩薩」、「阿弥陀如来」、「山号」は、「金龍山」です。
 「地蔵寺」には、「木造地蔵菩薩立像」が安置され、「金龍山」と書かれた「額」が掲げられた「仁王門」をくぐると、「地蔵堂」があるそうです。
 「地蔵寺」周辺には、「熊野神社」、「宝泉院」、「木下別所廃寺」などがあります。

 「地蔵寺」は、「寺伝」に寄りますと「慈覚大師」の「創建」による「古寺」で、中世には「七堂伽藍」、「寺中八ヶ寺」のある「東国一」の「霊場」だったとされているそうです。
 しかし戦国時代末期、「北条方」についた「臼井城主」の「原氏」に焼かれてしまい、江戸時代には既に、その面影をたどることの出来ない状態となっていたようです。
 しかし中世の繁栄ぶりは、同じ「別所」の「木下廃寺」の存在と重なり、この地の「仏教文化」の存在、「伝統」をうかがわせるものだそうです。

 「地蔵寺」では、60年に一度、御開帳される「木造」の「地蔵菩薩」は、平安時代末期から鎌倉初期のもので、「脱衣婆座像」も鎌倉時代後期のものと鑑定され、「鑑定」をした「早稲田大学」の「桜庭裕介」しは、「仁王門」の「倉庫」にある昔の「仁王様」も「千葉県で最も古い仁王尊ではないか」と語り、大切に保存するよう、求めたとのことです。

 「別所の獅子舞」は、「地蔵寺」境内で行われる「伝統行事」で、「雄獅子」、「中獅子」、「女獅子」の三匹の「獅子」が、「地蔵寺」で「悪疫退散」などを祈願する8月の「厄除けの舞」として奉納されている「別所地区」の「伝統行事」です。
 この「獅子舞」は、「雄獅子」、「中獅子」、「女獅子」の「舞人」、「笛師」、「花笠持ち」で演じられ、「舞い」の「構成」は「道笛」、「讃仰之舞」、「愛楽之舞」、「鎮護之舞」、「降伏之舞」から成っています。

 「別所の獅子舞」の「由緒」「内容」ですが、今から約800年前から、「悪疫退治」と「五穀豊穣」を祈願して、「獅子頭」を付け「お囃子」にのって村内を廻る「行事」が行われていて、その後、「猿楽」・「能楽」などの「所作」を入れ「郷土芸能」として発展してきました。
 今の「獅子舞」の「形態」は、江戸時代初期頃に完成したとされており、当時は「春」・「夏」・「秋」に行われていましたが、明治初期から「夏」だけの1回になったそうです。
 かつては、「綱渡りの舞い」・「謡」などもありましたが、現在は、往時の「村内巡回」の「名残」である「道笛」に導かれて「行道」のあと、「道笛」・「讃仰の舞い」・「愛楽の舞い」・「鎮護の舞」・「降伏の舞」の「獅子舞」が行われています。
 「獅子舞」は、代々「氏子の長男」が継続してきましたが、「少子化」や「サラリーマン化」にともない、この原則は早くからなくなっているそうです。

 「別所の獅子舞」の「舞い」は、勇猛な「姿」や「愛情」の「様」を舞いますが、「祈願獅子舞」としての「勇壮活発」な「舞い」が特徴で、約3m四方に「斎竹」を立てて「注連縄(しめなわ)」を張って「結界」とします。
 「舞い」には、「雄獅子」と「中獅子」の2匹による、「厄払い地蔵尊」の「悪疫退散」の「誓願」を示すという「勇猛な舞い」があります。
 4人の「ハガジ」を中心に3匹での「舞い」は「四方固め」を示しています。
 また、「雄獅子」が「女獅子」によせる「付会愛撫」の「しぐさの舞い」もあり、「人間」の「歓喜の心」を示しているとされています。
 「別所の獅子舞」は、「獅子の常会」と呼ばれる「世話人」などを中心に、「集落」中の人たちが参加して、「計画」の策定、「練習」、「作り物」の「作業」、「会場」の「準備」などを行います。
 「ハガジ」の「造花」の束は、「獅子舞」終了後、各「氏子」に配布され、「悪魔除けのお守り」として「門口」や「神棚」などに飾られます。
 「別所の獅子舞」の「舞い」は、約40分、近所の「見物人」が多いそうです。

 「印西市」「別所地区」に伝わる「伝統行事」「別所の獅子舞」を見に、「印西市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「別所の獅子舞」詳細

 開催日時 8月24日(金) 16時〜17時

 開催会場 地蔵寺 印西市別所1012

 問合わせ 印西市経済政策課 0476-42-5111

 備考
 「地蔵寺」の「木造地蔵菩薩立像」は、「千葉県」の「県指定有形文化財」と指定されており、「別所の獅子舞」は、昭和41年(1966年)4月19日に「印西市」の「無形民俗文化財」に指定されています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1263 |
| 地域情報::成田 | 06:25 PM |

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