本日ご案内するのは、となりまち「東庄町」「諏訪神社」で本日、8月6日(月)〜8月19日(日)の期間開催されます「第12回笹川夏合宿」「大相撲」「出羽海部屋夏合宿」です。
「東庄町(とうのしょうまち)」は、「中世」の「荘園」「東庄」(東荘)にちなんで「東庄町」となづけられました。
「東荘」は「橘荘(たちばなのしょう)」のことで、中世の「下総国海上郡」にあった「荘園」で、現在の「香取郡東庄町」付近に相当します。
「橘荘」ですが、「千葉常重」の「所領」であり、「常重」から「常胤」へと相伝されましたが、保延2年(1136年)に「相馬御厨」とともに「下総守」「藤原親通」に収公され「藤原氏」の「所領」となりました。
治承4年(1180年)「石橋山の戦い」に敗れた「源頼朝(みなもとのよりとも)」が「房総」に逃れた際、「千葉常胤」の「六男」「東胤頼」の「進言」により、「藤原親通」の「孫」「親政」を討ち取ったことから「勢い」を得て、様子見していた「上総広常」も参陣し「治承・寿永の乱」を制し、その後鎌倉時代を通して「橘荘」(東荘)は「東氏」に相伝されました。
「東庄町」にある「笹川諏訪神社」境内に160年以上前からある「天保水滸伝」ゆかりの「土俵」では、8月になると「大相撲」「出羽海部屋(でわのうみべや)」「夏合宿」が午前6時から行われています。
この「夏合宿」では、「朝稽古」を「森林浴」に浸りながら、迫力のある「本物」の「大相撲力士」を間近に見ることができ、すっかり「夏の風物詩」となっています。
「第12回笹川夏合宿」では、8月6日(月)〜8月19日(日)午前9時から午前10時まで「朝稽古」を見学することができるそうです。
また「第12回笹川夏合宿」真ん中の「日曜日」には、「ファン感謝デー」として「赤ちゃんの初土俵入り」や「ちゃんこの無料配布」などが開催されます。
8月12日(日)には、「ファン感謝デー」は、朝9時から行われ、「赤ちゃんの初土俵入り」(要・事前申し込み)と「ちゃんこの無料配布」(限定200食)、「わんぱく力士トーナメント」が行われるそうです。
「出羽海部屋」は、「日本相撲協会」所属の「相撲部屋」で、現存する「部屋」では最多の9人の「横綱」を育てたほか、3人が「日本相撲協会」「理事長」を務めるなど「相撲界」随一の「名門」とされています。
また12の「相撲部屋」からなる「出羽海一門」の「本家」です。
「笹川諏訪神社」は通称「諏訪さま」と呼ばれ親しまれている「東庄町」の「神社」で、「御祭神」は「建御名方命(たけみなかたのみこと)」・「事代主命(ことしろぬしのみこと)」・「大国主命(おおくにぬしのみこと)」をお祀りしています。
「笹川諏訪神社」は、「農耕」・「漁業」・「武道」・「商業」の「神」として広く信仰されており、創祀は、大同2年(807年)に「坂上田村麻呂」将軍が「東征」の折に「武運長久」・「海上安全」を祈願し勧請したと伝えられています。
また「笹川諏訪神社」境内には、「相撲の神様」「野見宿禰命(のみすくねのみこと)」の「石碑」があることでも知られており、「境内」にある「スダジイ」は、「千葉県の巨樹・古木200選」に選定されています。
「笹川諏訪神社」の「例大祭」は4月と7月の2回行われ、4月の「例祭」には「千葉県」の「県指定文化財」の「笹川の神楽」(4月5日のブログ参照)が奉納され、7月の「例祭」(7月26日のブログ参照)では「奉納相撲」と「山車の曳き回し」が盛大に行われます。
この「奉納相撲」は天保13年(1842年)7月27日に「笹川繁蔵」が「奉納相撲」を行ったのが「由来」とされ、「国定忠治」、「清水次郎長」も参加し盛大なものだったと言われています。
現在では、「笹川の相撲まつり」(7月26日のブログ参照)として、「町内」の「力自慢」や「子どもたち」で「相撲大会」が開かれます。
「東庄町」の「夏の風物詩」として定着している「第12回笹川夏合宿」「大相撲」「出羽海部屋夏合宿」。
この機会に「笹川諏訪神社」に訪れ「大相撲」「力士」を見学してみてはいかがでしょうか?
「第12回笹川夏合宿」「大相撲」「出羽海部屋夏合宿」詳細
開催期間 8月6日(月)〜8月19日(日)
開催会場 諏訪神社 香取郡東庄町イ579
問合わせ 笹川夏合宿実行委員会 事務局 0478-86-0615
備考
「第12回笹川夏合宿」は、期間中の8月13日(月)は「お休み」ですので、ご注意下さい。
「第12回笹川夏合宿」では、「夏合宿協力者」や「稽古参加わんぱく力士」を募集しています。
詳しくは上記「笹川夏合宿実行委員会」(小早稲さん)までお問い合わせ下さい。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1243 |
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地域情報::香取 | 10:45 AM |