本日ご案内するのは、となりまち「神栖市」「手子后神社(てごさきじんじゃ)」で今週末の8月4日(土)・5日(日)に開催されます「大潮祭」です。
「手子后神社」は、「茨城県」「神栖市波崎」にある「神社」で、「御祭神」は「手子比売命」を祀っています。
「手子后神社」は、「神護景雲(じんごけいうん)年間」創建で、「鹿嶋市」では「神遊社」ともいい、「大神の御女」が「祭神」とあります。
また、一説には「常陸国風土記(ひたちのくにふどき)」(6月3日のブログ参照)の「童子女松原」(5月29日のブログ参照)に見られる「安是の嬢子」を祀った「社」とも言われています。
「手子后神社」「社殿」では、古くより「息栖神社」(2010年11月7日のブログ参照)・「大洗磯前神社」とともに「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)の「三摂社」と称されてきた、としています。
「手子后神社」「境内」は「利根川」河口近くの「茨城県」側に鎮座しています。
「国道124号線」を「銚子大橋」から「北」へ向かうと「たもと」で左にカーブしますが、そこを真っ直ぐ行くと「手子后神社」になります。
また「手子后神社」境内には「摂末社」として「厳島神社」、「浅間神社」、「稲荷神社」、「天満宮」、「金刀比羅宮」が祀られています。
「大潮祭」は、「神栖市」「波崎地区」の「氏神」である「手子后神社」の「祭祀」として、「旧暦」の6月15日に近い「土・日曜」に執り行われます。
「大潮祭」は、「航海の安全」や「豊漁」を祈る、「海」の「男たち」の「まつり」で、「神輿」や「鳴り物」が街中を練り歩きます。
「大潮祭」当日は「波崎の漁船」は出漁を止めて、「大漁旗」を飾り、「乗組員」は「神社」に参拝するそうです。
「大潮祭」は、江戸時代中期から行われてきたとされており、「大漁祈願」の「祭り」として伝えられてきました。
「神輿」は、「手子后神社」から「波崎漁港」など「神栖市波崎東部地区」を練り歩きながら、時には激しく揉(も)み合い、「暴れ神輿」としても知られています。
「沿道」の大勢の人々からは威勢のいい「かけ声」が飛び交い、「夏本番」を告げる「祭り」は「最高潮」を迎えます。
「海の男」の勇壮な「手子后神社」の「祭祀」「大潮祭」。
この機会に「神栖市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「大潮祭」「手子后神社」詳細
開催期間 8月4日(土)・8月5日(日)
開催会場 手子后神社 神栖市波崎8755
問合わせ 神栖市観光協会 0479-26-3021
備考
「手子后神社」「大潮祭」「鳴り物」は、「神栖市」の「市指定無形民俗文化財」に指定されています。
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地域情報::神栖 | 09:10 AM |