本日二つ目にご紹介するのは、となりまち「旭市」「太田八坂神社」で今週末の7月27日(金)に開催されます「太田八坂神社エンヤーホー」「つく舞」です。
「エンヤーホー」の行われる「八坂神社」は、「旭市」(下総国海上郡)にある「神社」で「太田八坂神社」ともいいます。
「太田八坂神社」の「旧社格」は、「村社」で「主祭神」は「牛頭(ごず)天王」を祀っています。
「太田八坂神社」では、毎年7月26日・27日に開催される「祇園祭」では、「豊作祈願」と「子宝祈願」の「無言劇」が奉納され「最終演目」として「つく舞」が演じられます。
「太田八坂神社」の「境内」に3m四方の「舞台」を組み、かたわらに「高さ」16mほどの「杉材」の「柱」が立てられ、日中「町内」をめぐっていた「御輿」が戻ってから、「つく舞」が始まります。
「昇り獅子」(赤色の「獅子面」を頭上につけた)に扮した「若者」(「男性舞人」)が高い「柱」(つく柱)に登り「軽業」を披露し、最後には五色の「紙吹雪」を撒くそうです。
「つく舞」進行中「地区」の「子供たち」は「エンヤーホー」と「掛け声」をかけるので「エンヤーホー」の「お祭り」ともいわれています。
この「旭」の「つく舞」は、「太田八坂神社」の「祭礼」「太田祇園」(祇園祭)で「津久舞」とも「橦枚」とも書き、通称で「エンヤーホー」と呼ばれる「神事」が披露されます。
「エンヤーホー」とは、「地元」では「陰陽法(陰陽ホー)」がなまったものといわれており、「五穀豊穣」、「悪霊退散」、「子孫繁栄」の願い込められた「芸能」だそうです。
「陰陽法」は、「万物」の「成長発展」は「陰」と「陽」から成り立ち、「子孫繁栄」も、「五穀豊穣」も「陰」と「陽」の「合致」にもとずくという考え方です。
「つく舞」「エンヤーホー」は、決まった「所作」はなく、「虫」・「鳥」・「獣」が「田畑」を荒らす様子や「子孫繁栄」の「無言劇」が演じられた後、最後に「昇り獅子」が高さ16mの「つく柱」で「命綱」をつけずに「曲芸」を舞い、最高潮に達します。
ちなみに、この「行事」は1999年(平成11年)に「太田八坂神社のエンヤーホー」という「名称」で「選択無形民俗文化財」に選ばれ、2008年(平成20年)には「千葉県」の「県指定無形民俗文化財」に指定されています。
「太田八坂神社」で古くから伝わる「民俗芸能」「太田八坂神社のエンヤーホー」「つく舞」。
この機会に「旭市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「太田八坂神社エンヤーホー」「つく舞」詳細
開催日時 7月27日(金) 20時〜
開催会場 太田八坂神社 旭市ニ2089
問合わせ 旭市生涯学習課 0479-55-5728
備考
「つく舞」「太田のエンヤーホー」の「クライマックス」で撒かれる五色の「紙吹雪」は、「安産」の「お守り」になるそうです。
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地域情報::旭 | 12:41 PM |