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「第6回山武市内社寺特別公開」(山武市)
 本日ご案内するのは、近隣市「山武市」で明明後日(しあさって)の5月26日(土)・27日(日)に行われます「第6回山武市内社寺特別公開」です。

 中世の「山武」・「東金」市域には「鎌倉」の「有力後家人」や「社寺領」が点在し先進の「文化」が導入されました。
 こうした「歴史」を物語るように「美術的」・「文化的」に優れた「仏像」が数多く伝来していますが、残念ながら普段非公開のものも多く、地元でも意外に知られていないのが現状なのだそうです。
 今回公開されます主な「勝覚寺」「木造四天王立像」(千葉県の「県指定重要文化財」・鎌倉時代)、「宝聚寺」「木造釈迦如来坐像」(千葉県の「県指定重要文化財」・鎌倉時代末〜南北朝時代初期)、「山武市歴史民族資料館」保管「日吉神社銅造阿弥陀三尊像」(千葉県の「県指定重要文化財」・鎌倉時代)などの「千葉県有形文化財」をはじめ、平安から江戸時代初期までの優れた「仏像」・「仏画」類です。
 また併せて「五所神社」「社殿」(千葉県の「県指定重要文化財」・江戸時代)や「浪切不動院」「不動堂」(山武市の「市指定重要文化財」・江戸時代)等、市内の優れた「寺社建築」も公開されます。
 また本年(2012年)から「催し」の「趣旨」に賛同する「市外の寺院」も参加することになりました。

 「五所神社」(2月15日のブログ参照)は、「山武市蓮沼」(「上総国武射郡」)にある「神社」で、旧「社格」は「郷社」です。
 「五所神社」の「御祭神」ですが、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」を「主祭神」とし、「誉田別尊(ほむたわけのみこと)」・「天児屋根命(あまのこやねのみこと)」・「表筒男命(うわつつのおのみこと)」・「素登織姫命(そとおりひめのみこと)」の5神を祀っています。
 承安元年(1171年)の「創建」と伝えられ、治承4年(1180年)には「石橋山の戦い」に敗れた「源頼朝」がしばらくこの地にとどまり「武運長久」「国土安泰」を祈願したといわれ、中世以降は「上総国」「山辺荘」の「総社」であったそうです。
 今回の「催し」では、「五所神社」「社殿」が公開されます。

 「極樂寺」は、「山武市蓮沼」にある「浄土宗」の「寺院」です。
 今から約750年前、「浄土宗」「第三祖」の「記主」「良忠上人」が現在の「千葉県香取郡」辺りを布教中、「山武郡」の「領主」「石橋丹後守光宗」が「良忠上人」を招き建立したそうです。
 この地を訪れた「良忠上人」は、そこに咲き乱れる「蓮の花」を見て「極楽浄土」を連想、「寺」を「極樂寺」、「地名」を「蓮沼」と名付けたと伝えられています。
 この「良忠上人」が見た「蓮の花」は今でも「極樂寺」には咲いています。
 今回の「催し」では、「極樂寺」「浄土宗第三祖良忠上人説法旧跡」を公開します。

 「西岡観音堂」は、「山武市蓮沼西岡」にあり、平安時代につくられたとされる「聖観世音菩薩像」1体を初公開するそうです。

 「勝覚寺」は、「山武市松ヶ谷」にある「真言宗」の「寺院」で、「御本尊」に「釈迦牟尼仏(しゃかむに)」を祀っています。
 「勝覚寺」の「創建」は天歴元年と言われていますが、定かではないそうです。
 「勝覚寺」は一度「火災」により焼失しましたが、明応9年(1500年)に再建され、「境内」には「千葉県」の「県指定文化財」の「木造四天王像」、「阿難(あなん)」・「迦葉(しゃば)立像」が安置されており、地元では「四天様」の「名」で親しまれています。
 今回の「催し」では、「四天王立像」、「阿難」「迦葉立像」6体、「妙見菩薩立像」1体、「童子経曼荼羅」1幅が公開されます。
 また「勝覚寺」では、「特別イベント」「四天様(reboot)再起動」として、「アートギャラリー」、「プチ縁日」、「フリーマーケット」(山武市わがまち活性化による「ネギ」のPRも)、「永田裕志」選手(「新日本プロレス」所属、東金市出身、成東高校OB)による「子ども達」とのふれあいの場「心と体を鍛えて、人の痛みを知ろう」、「住職」手作りの「グルメ・お土産マップ」配布を行うそうです。

 「光明寺」は、「山武市富田」にある「天台宗」の「寺院」で、「上野寛永寺」の「隠居寺」として承和2年(835年)に「賢海(けんかい)」僧正によって建立されました。
 「光明寺」の「御本尊」ですが、「阿弥陀如来(あみだにょらい)」・「大日如来(だいにちにょらい)」・「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」を祀っています。
 また「光明寺」境内には、「健康」と「長寿」の「神」として「寿老人」も祀られ、「九十九里七福神めぐり」(1月17日のブログ参照)のひとつとなっています。
 「光明寺」には、天正18年(1590年)の「里見義康」の「小田原平定」に関連した「印判状」が収められており、「山武市」の「市指定文化財」となっています。
 今回の「催し」では、「慈恵大師像」1体、「亮運画像」1幅、「里見義康印判状」が公開されます。

 「浪切不動院」(2011年6月26日のブログ参照)は、「山武市成東」にある「真言宗」の「寺院」で、「御本尊」に「浪切不動明王(なみきりふどうみょうおう)」を祀っています。
 「浪切不動院」「縁起」には、天平年間(729〜749年)に「行基」により「不動尊像」が安置され、延歴年間に「弘法大師」が「像」を移し「開眼供養」をして、「無明山明王院長勝寺」として創建されたと伝えられています。
 「浪切不動院」の「名称」は「信徒」が「不動院」と「略称」していたものが、いつしか「公称」となり現在に至っているそうです。
 「浪切不動院」「本堂」には、「朱塗り」の「三方懸崖造り」で「千葉県」「県指定天然記念物」の「石塚山」の「中腹」に建っています。
 今回の「催し」では、「山武市」の「市指定文化財」である「懸崖造り不動堂」が公開されます。
 また「浪切不動院」では「浪切りカフェ」が開設されます。
 (26日午後は「堂内拝観」は出来ないそうです。)

 「福星寺」は、「山武市成東」にある「真言宗智山派」の「寺院」で、「御本尊」は「不動明王」並びに「毘沙門天尊」等を祀っています。
 「福星寺」の「由来」ですが、「寺伝」によりますと室町時代の1532年頃、「賢鑁(けんばん)」僧正により開創されたそうです。
 今回の「催し」では、「阿弥陀三尊来迎図」3幅対と「毘沙門天立像」を公開します。

 「元倡寺」は、「山武市成東」にある「曹洞宗」の「寺院」です。
 今回の「催し」では、「阿弥陀如来坐像」1体を公開します。

 「宝聚寺」は、「山武市川崎」にある「天台宗」の「寺院」です。
 今回の「催し」では、「千葉県」の「県指定文化財」「釈迦如来坐像」1体を公開します。
 また「宝聚寺」では「カフェ」が開設されます。

 「長光寺」は、「山武市埴谷」にある「日蓮宗」の「寺院」です。
 戦国時代の永正11年(1514年)現在の「千葉市中田町」に創建されたそうです。
 江戸時代の寛文9年(1669年)に「埴谷」出身であった9代目「住職」・「日禅上人」の時に「埴谷領主」、「井上筑後守政清」の「寄進」により現在の地に移されたそうです。
 今回の「催し」では、「山武市」の「市指定文化財」である「日禅上人像」を公開します。

 「妙宣寺」は、「山武市埴谷」にある「日蓮宗」の「寺院」です。
 室町時代の康安元年(1361年)「埴谷城主」「城主備前寺重善(はにやびぜんのかみしげよし)」により建立され、「日英上人」が開山しました。
 また「立正治国論」を著し、「将軍」「足利義教」をいさめたため、「焼き鍋」をかぶらされても「信念」を貫き通した「日親上人」(通称「なべかんむり日親」)が誕生した「寺」として知られています。
 今回の「催し」では、「山武市」の「市指定文化財」である「釈迦如来」・「多宝如来坐像」「四菩薩坐像」を公開します。

 「蓮花寺(れんげじ)」は、「匝瑳市大浦」にある「真言宗智山派」の「寺院」です。
 今回の「催し」では、「匝瑳市」の「市指定文化財」である「弘智法印坐像」を公開します。
 また「蓮花寺」では、「特別行事」として5月27日の午前中に「密厳流御詠歌」を行うそうです。

 「妙光寺」(4月2日のブログ参照)は、「香取郡多古町」にある「日蓮宗」の「寺院」で「山号」は「妙院山」です。
 「妙院山妙光寺」は、400〜500の「檀家」を有する「多古町」最大の「日蓮宗」の「寺院」だそうです。
 今回の「催し」では、「千葉県」「県指定文化財」「妙見菩薩倚像」を公開します。

 「宝金剛寺」は、「佐倉市直弥」にある「真言宗」の「寺院」です。
 「宝金剛寺」の「御本尊」は「大日如来」で、「由緒」によりますと鎌倉時代初期の建仁3年(1203年)「将軍」「源頼家」が、「北条時政」を「奉行」に命じ創建されたと伝えられています。
 今回の「催し」では、「十一面観音立像」他を公開します。
 また「宝金剛寺」では、「特別行事」「仏像造り教室」の「作品展示会」を行うそうです。
 (27日は行事の為に、10時45分〜16時半の公開なのだそうです。)

 また「山武市歴史民族資料館」では、「千葉県」の「県指定文化財」である「銅造善光寺式阿弥陀如来像」、「山王七尊懸仏」を公開します。

 また「第6回山武市内社寺特別公開」では、「見学バス」を運行。
 開催日時は5月26日(土)・27日(日)10時〜16時半頃、定員は各日40名までで、「参加費」「無料」で「昼食」は各自で用意することだそうです。
 「集合場所」は「JR成東駅」だそうです。
 参加申し込みは「勝覚寺」へ「往復はがき」、「ファックス」又は「e-mail」にて申し込みとなるそうです。
 (下記詳細「勝覚寺」参照)

 「山武市」と近隣で行われる「寺社」の「特別公開」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「第6回山武市内社寺特別公開」詳細

 開催日時 5月26日(土)・27日(日) 10時〜16時

 開催会場

 「五所神社」

 所在地  山武市蓮沼イ1904

 問合わせ 五所神社 0475-86-2324

 「極樂寺」

 所在地  山武市蓮沼ハ1033

 問合わせ 極樂寺 0475-86-2036

 「西岡観音堂」

 所在地  山武市蓮沼西岡

 「勝覚寺」

 所在地  山武市松ヶ谷イ2058

 問合わせ 勝覚寺 0475-84-0248
 FAX 0475-84-2462
 e-mail shubun.kosugi@gmail.com

 「浪切不動院」

 所在地  山武市成東2551

 問合わせ 浪切不動院 0475-82-2176

 「福星寺」

 所在地  山武市成東2366

 問合わせ 福星寺 0476-23-0104

 「元倡寺」

 所在地  山武市成東2697

 問合わせ 元倡寺 0475-82-2176

 「宝聚寺」

 所在地  山武市川崎108

 問合わせ 宝聚寺 0475-82-1760

 「長光寺」

 所在地  山武市植谷1175

 問合わせ 長光寺 0475-89-1046

 「妙宣寺」

 所在地  山武市植谷1396

 問合わせ 妙宣寺 0475-89-1282

 「蓮花寺」

 所在地  匝瑳市大浦1128

 問合わせ 蓮花寺 0479-73-1282

 「妙光寺」

 所在地  香取郡多古町多古2550

 問合わせ 妙光寺 0479-79-2920

 「宝金剛寺」

 所在地  佐倉市直弥172

 問合わせ 宝金剛寺 043-498-2515

 「山武市歴史民族資料館」

 所在地  山武市殿台1715

 問合わせ 山武市歴史民族資料館 0475-82-2842

 問合わせ 山武市教育委員会生涯学習課 0475-80-1451

 備考
 「第6回山武市内社寺特別公開」に先立ち、「山武市成東文化会館のぎくプラザ視聴覚室」(「山武市役所」隣)にて「講演会」「幻の大寺真行寺 古代と中世」が行われました。
 なお「講演会」の「講師」には「笹生衛」氏(國學院大學教授)と「浜名徳順」氏が招かれ、行われたそうです。

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