本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で今週末の5月13日(日)に開催されます「香取神宮大的式(かとりじんぐうおおまとしき)」です。
「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「香取市香取」にある「神社」で、「神代」に「経津主命(ふつぬしのかみ)」・「武甕槌命(たけみかづちのかみ)」が「芦原中津国」を平定、その「子孫」が「香取」・「鹿島」の両地に拠を構えて「香取神宮」・「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)を其々創建したそうです。
弘仁3年(812年)に再建され、元慶6年(882年)には「五千八百五十五把を神宮雑舎を造るの料に充て」、その後も「千葉氏」や「豊島氏」が宣旨を受けて再造されてきたといわれています。
「下総国一宮」として「延喜式神名帳」には「名神大社」として記載されている他、明治4年には「官幣大社」に列格、昭和17年には「勅祭社」に治定されました。
由緒ある「香取神宮」では、5月に入り「新緑」に包まれ清々しい空間が「香取神宮の杜」一面に広がっています。
一年で一番の爽やかな「新緑」の「季節」を迎え、地元の「参拝者」や多くの「観光客」で賑わっているようです。
「香取神宮」では、毎年5月第2日曜日に、厳かな雰囲気の中、「香取神宮大的式」が行われています。
「香取神宮大的式」は、「百手式(ももてしき)」(2011年5月4日のブログ参照)とも言われ、「弓馬術礼法」「小笠原教場」の「一門」により「香取神宮」境内で催行されます。
「香取神宮大的式」は、約10名ほどの「射士」が「礼法」に則り、つぎつぎに「矢」を放つ、古式ゆかしい「射礼式」なのだそうです。
鎌倉時代さながらの「装束」を着用し、「小笠原礼法」に則った「作法」だそうで、「弓」を射る「行事」です。
昨年(2011年)は、「東日本大震災」の早期復興を祈願し、宗家以下30名ほどの「一門」で厳粛に奉仕されたそうです。
「香取神宮大的式」は、「香取神宮」「拝殿」前にて執行され、「弓馬術礼法小笠原流」「小笠原宗家」率いる「門人」の「所作」の「美しさ」はさながら一服の「絵巻物」のようであり、「香取神宮」境内の空気が静謐(せいひつ)に包まれるそうです。
「礼法」で知られる「小笠原流派」の洗練された無駄の無い、そして凛(りん)とした「作法」に則り、「大的」に「矢」を射るそうです。
「香取神宮大的式」は、静寂の中にも、「武家」の「強い意志」を感じる「行事」で、「作法」については「小笠原流派」の方による「説明」もあるそうです。
「香取神宮」で行われる「皐月(さつき)」の「行事」「香取神宮大的式」。
「新緑」の美しい「香取市」「香取神宮」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「香取神宮大的式」詳細
開催日時 5月13日(日) 13時
開催会場 香取神宮 香取市香取1697
問合わせ 香取神宮 0478-57-3211
備考
「香取神宮大的式」は、入場予約などは必要はありませんが、「場」の雰囲気を守るために静粛にて見学下さいとのことです。
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