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「団碁祭(だんきさい)」(香取市)
 本日二つ目にご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」で明明後日(しあさって)の12月7日(金)に開催されます「団碁祭(だんきさい)」です。

 「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「香取市香取」に鎮座する「神宮」で、「御祭神」は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」(またの名を「伊波比主命(いわいぬしのみこと)」)を祀っています。
 「経津主大神」は、「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の「命令」を受け、「天孫降臨(てんそんこうりん)」に先だち、「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」(「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)の「御祭神」)とともに「出雲(いずも)国」(島根県)に降(くだ)り、「大国主神(おおくにぬしのかみ)」と「国譲り」を交渉されたと「神話」に語られる「神様」で、「神武(じんむ)天皇」即位ののち、現在の地に奉斎されたと「伝承」されており、本来「武神」としての「大神」が、「朝廷」の「東国経営」にあたって、奉斎されたと考えられています。

 「香取神宮」は、「神抄格勅符抄」806年(大同1年)の「牒(ちょう)」に「神封70戸」とみえ、812年(弘仁3年)以降、「住吉(すみよし)社」・「鹿島社」とともに、20年に一度の「式年遷宮」の「制度」が定められ、882年(元慶6年)「下総(しもうさ)国」(千葉県北部・茨城県南西部)「神税(しんぜい)」の「稲」5855把余をもって、当時すでに「正一位」「勲一等」とされていた「本社」の「雑舎料」にあてられ、以後20年ごとの「例」とされました。
 「延喜(えんぎ)」の「制」で「名神(みょうじん)大社」となり、「祈年(きねん)」・「月次(つきなみ)」・「新嘗(にいなめ)」の「奉幣」を受けています。
 また、毎年2月と6月に「藤原氏」1人を派遣、「祭儀」を行わせ、「香取郡」を「神郡」として寄せられたそうです。

 「香取神宮」は、古くより「中臣(なかとみ)氏」、「藤原氏」が「崇敬奉仕」しましたが、中世になり、「源頼朝(みなもとのよりとも)」が崇敬して「神領」を寄進、以後「東国」の「武家」も「崇敬寄進」し、近世に入って「徳川家康」が「朱印領」1000石を寄進、1700年(元禄13年)「五代将軍」「徳川綱吉(とくがわつなよし)」が現「本殿」、「楼門」、「神楽殿(かぐらでん)」などを造営しました。
 「関東」、「東北」方面に「本社勧請(かんじょう)」の「社」が多いのは「庶民」の「信仰」の「表れ」とみられます。
 「香取神宮」は、「明治」の「制」で「官幣大社」で、「例祭」(4月13日のブログ参照)は4月14日、翌15日に旧「8か町村」の「氏子」が出ての「神幸祭」(4月13日のブログ参照)があり、ことに「午年(うまどし)」ごとの「式年大祭」の「神幸」は盛大で、「甲冑姿(かっちゅうすがた)」の「氏子」数千人が供奉(くぶ)し、「神輿(みこし)」を「利根川」の「御座船」に移しての「船上祭」となります。

 ほかにも4月第1週の「土・日曜日」の「御田植祭(おたうえさい)」(4月6日のブログ参照)には、一般に「かとりまち」とよばれる「儀」があり、「土曜日」に「拝殿」前庭で「耕田式」が、「日曜日」に「田植式」が、多くの「早乙女(さおとめ)」たちの「手」で行われます。
 また11月30日夜の「大饗祭(たいきょうさい)」、12月1日の「賀詞祭(がしさい)」(11月30日のブログ参照)、12月4日の「内陣神楽」など、ほかにも「特殊神事」が多いそうです。
 「香取神宮」「社蔵」の「海獣葡萄鏡」は「国宝」で、「古瀬戸黄釉狛犬」一対、久安(きゅうあん)5年(1149)「在銘」の「双竜文鏡」は「国指定重要文化財」に指定されています。

 「団碁祭」は、地元「香取市」では、一般に「だんごまつり」と呼ばれているそうです。
 「大饗祭」は、古い形の「新穀感謝」の「お祭り」だと考えられていますが、地元「香取市」では、「お疲れ」の「香取神宮」の「姫神様」を御慰労する「お祭り」ともいわれ、年間100回におよぶ「香取神宮」「祭事」の中で、この「祭典」だけは「御神酒(おみき)」をお供えせずに、大量の「団子」をお供えするそうです。
 18時「浄闇」の中でたくさんの「お団子」を「香取神宮」「御神前」に奉納するそうです。

 「団碁祭」で供えられた「団子」は、「祭典」終了後に「参拝者」に頒けられます。
 この「お団子」を食べると来年一年間「無病息災」でいられるといわれ、また一年間「風邪」をひかないともいわれています。
 「かがり火」の中の「巫女舞」など「幻想的」な「祭典」なのだそうです。

 「香取神宮」で行われる「通称」「だんごまつり」こと「団碁祭」が開催されるこの機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「団碁祭」詳細

 開催日時 12月7日(金) 18時〜

 開催会場 香取神宮 香取市香取1697

 問合わせ 香取神宮 0478-57-3211

 備考
 「香取神宮」で行われます「団碁祭」は、「大饗祭」から続く、「暮三祭」の「最後」の「お祭り」だそうです。













| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1444 |
| 地域情報::香取 | 11:39 PM |
「山倉の鮭祭り」「観福寺」(香取市)
 本日ご案内するのは、となりまち「香取市」「山倉山観福寺(かんぷくじ)」で明明後日(しあさって)の12月7日(金)に開催されます「山倉の鮭祭り」です。

 明治8年、「香取市域」は「千葉県」に属するようになり、明治22年の「町村制」の「施行」により、「佐原地区」には「佐原町」などの「9町村」(後に「8町村」)、「小見川地区」には「小見川町」など「5町村」、「山田地区」には「府馬村」など「3村」、そして「栗源地区」には「栗源村」がそれぞれ成立しました。
 その後、「香取市」の前身である「佐原市」、「小見川町」、「山田町」は昭和26年から昭和30年にかけての「合併」により成立し、「栗源町(くりもとまち)」はこれ以前の大正13年には「町制」をしいており、それぞれの「市」・「町」の「歩み」を重ねてきました。
 そして平成18年3月27日、「佐原市」、「小見川町」、「山田町」、「栗源町」の「1市3町」が合併して、「香取市」が誕生しました。

 「観福寺」は、「香取市」に2つあり、ひとつは、「香取市牧野」(旧「佐原市」)にある「真言宗豊山派」の「寺院」「妙光山観福寺」(2011年5月30日のブログ参照)で、もうひとつは、「香取市山倉」(旧「香取郡山田町」)にある「真言宗豊山派」の「寺院」「山倉山観福寺」です。
 今回ご案内する「観福寺」は、「香取市山倉」にある「山倉山観福寺」ですので、「観福寺」の「山倉の鮭祭り」にお越しの際にはお気をつけ下さい。

 「山倉山観福寺」の「御本尊」は「大六天王」で、明治3年まで「山倉大神」の「別当」を務め、「神仏分離」により「山倉大六天」などと知られていた「大六天王」を祀っていた「山倉大神」から「観福寺」に遷座したそうです。
 「山倉山観福寺」は、811年(弘仁2年)「円頓」によって創建され、数年後「弘法大師」「空海」がこの「寺」に入り「修行」したといわれています。
 また「山倉山観福寺」は、「関東八十八ヶ所霊場」の「第45番札所」として知られています。

 「関東八十八ヶ所霊場」は「一番」の「聖観世音菩薩」を「御本尊」とする「慈眼院」通称「高崎観音」(群馬県高崎市)から始まり、「八十八番」「第聖歓喜天」を「御本尊」とする「歓喜院」通称「妻沼晴天」(埼玉県熊谷市)までの「八十八ヶ所」を指します。

 「山倉山観福寺」と「山倉大神」でそれぞれ行われる「初卯祭」は、「鮭」を奉納することから「別名」「鮭祭り」と呼ばれています。
 「言い伝え」によると近くの「栗山川」(2月18日のブログ参照)に上がってきた「鮭」を初めて捕らえた「人」が、「鮭」の「頭」に「大の字」があったので、これは「山倉」の「大六天様」への「進献もの」と奉献したことに始まったといわれています。
 また、「龍宮」から供せられた「龍宮鮭」ともいわれ、「山倉の鮭祭り」の「鮭」の「由来」には「諸説」があります。

 また「山倉山観福寺」に伝わる「伝承」ですが、「お堂」にこもり「断食修行」を続けた「弘法大師」のもとに「竜神」が「鮭」を供え、それを「大師」が「村人」に分け与えると「病」が癒えたと伝えられています。
 「山倉の鮭祭り」が近づくと、きまって「鮭」が「栗山川」を遡上してきたため、この地の「人々」は「鮭」を「おしゃけさま」と読んで崇めており、現在でもわずかですが「栗山川」の「鮭」が奉納されるそうです。

 「お堂」にこもり「断食修行」を続けた「弘法大師」のもとに「竜神」が「鮭」を供え、それを「大師」が「村人」に分け与えると「病」が癒えたと伝える「伝承」の残る「山倉山観福寺」では、「初卯祭」が行われ、「鮭」を献上する「古式ゆかしい行列」が組まれた厳かに「旧暦」の「霜月」「初卯の日」に「鮭」を奉納します。

 「山倉」の「古刹」「山倉山観福寺」で行われる「香取市」「山田地区」に古くから伝わる「伝統行事」「山倉の鮭祭り」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「山倉の鮭祭り」「山倉山観福寺」詳細

 開催日  12月7日(金)

 開催会場 山倉山観福寺 香取市山倉1934-1

 問合わせ 0478-79-2802

 備考
 「山倉の鮭祭り」の行われる「香取市」「山田地区」では、「鮭」は貴重な「タンパク源」となっていたようで、そのため「鮭」を「メイン」とした「お祭り」が「晩秋」に行われていたようです。
 ちなみに「山倉の鮭祭り」ですが、12月の「初卯の日」に決められていた「お祭り」でしたが、「人集め」が「困難」となり、「山倉大神」では「12月の第1日曜日」に変更されましたが、「山倉山観福寺」では、「暦」にならい「初卯の日」に行っているそうです。

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| 地域情報::香取 | 02:46 PM |

 
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