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「関万歳(せきまんざい)」(九十九里町)
 本日ご案内するのは、「九十九里町」「皇産霊神社(こうさんれいじんじゃ)」で今週末の2月11日(祝・土)に開催されます「関万歳(せきまんざい)」です。

 「関万歳」が行われる「皇産霊神社」は、旧「片貝村」の氏神で、「朱雀天皇」(在位・930〜946年)の天慶年間(938〜947年)の創建で、氏子の「丘万作」・「浜大漁」の「守護神」として信仰が篤いことで知られています。
 「皇産霊神社」の「御祭神」は「高皇産霊神」です。

 「関万歳」は「皇産霊神社」の「例祭」で、寛政6年(1794年)に「小関村」と「片貝村」が「農業用水」をめぐって争いになったときに、両者が「皇産霊神社」に集まり、「堰」を作って「水」を分け合うことにしたそうです。
 それを、「万歳(ばんざい)」をして祝ったことが「関万歳」の起源なのだそうです。

 昔の「祭り」には、「台所用品」・「木工製品」・「海産物」などの多くの「露店」が並んだと言われています。
 今でも、「関万歳」が行われる際は、「お好み焼き」・「やきそば」・「イカ焼き」・「ハッカパイプ」・「くじ引き」・「木工品」・「竹製品」・「植木」などの「露店」や「出店」が並び、賑わうそうです。

 「関万歳」は、昔の3村の「鎮守」である「須原区」・「正一稲荷神社」、「屋形区」・「恵比寿神社」・「西の下区」・「八坂神社」から、氏子が「太鼓」などを載せた「山車」を先頭に「囃子」を囃しながら、「鞨鼓舞」や「獅子舞」の「舞手」や「関係者」が「皇産霊神社」へ向かい、「神社」の「隣近所」の民家で休息します。

 その頃、「皇産霊神社」には多くの「参拝者」が集まり、境内に設けられた「特別舞台」で行われている「手品」を見物します。
 そしてまず「須原区」の「鞨鼓舞」のメンバーが近所の民家から入り、神前でお払いを受けたあと「特別舞台」で「鞨鼓舞」が行われます。
 「鞨鼓舞」は、「一人立三匹」で、「鞨鼓(鼓)」は持たないそうです。
 「獅子頭」は「龍顔」で、「舞台」正面に「語弊」を3本立て、比較的ゆったりと約20分間舞います。
 「舞手」は「小学生」で、この「鞨鼓舞」は、この後行われる「獅子舞の厄払い」(場所を清める)のために「舞い」だと言われています。

 「獅子舞の厄払い」に続いて、「餅まき」が行われるそうです。
 「餅」は、紅白の7〜8cmの「丸餅」で、1個づつ「ビニール」で包まれ、「餅」には、10〜20個に1個の割りで「赤」「黒」などの「紙」が入っており、それぞれ「ラーメン」「タッパー」などが当たるそうです。
 昔は、「福の種まき」といい、「餅」と「籾種」と「赤大豆(ささげ)」のいったものをまき、これを家の神前に供え「丘万作」・「浜大漁」・「家内安全」を祈ったと言われていますが、現在は「餅」のみがまかれます。

 「餅まき」は、3回行われる「鞨鼓舞」、「獅子舞」の後に3回行われ、「餅」は豪勢に計4俵(約240kg)もまかれます。
 「鞨鼓舞」は、小学生のみの「舞手」が舞いますが、続く「屋形区」・「西の下区」の「獅子舞」は、それぞれ小学生と青年の2組づつが舞います。
 「獅子舞」は、「2人立1匹」で、小学生は「獅子」だけであるが、青年の「獅子」には「道化」が「面」を付けて現れ、「獅子」を「餌」で釣ったり、からかったりします。
 「舞」は、「手振り」、「足運び」など熟達した白熱の「演技」だそうです。
 なお「関万歳」は昔、旧1月13日〜14日で催行されていましたが、数十年年前から2月11日に変わったそうです。

 「関万歳」に行われるこの機会に「九十九里町」「皇産霊神社」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「関万歳」詳細

 開催日  2月11日(祝・土)

 開催会場 皇産霊神社 山武郡九十九里町片貝前里地区

 問合わせ 九十九里町観光協会 0475-76-9449

 備考
 「関万歳」にも参加する「西の下」の「獅子舞」は、「八坂神社」に伝承されています。
 この「獅子舞」は、文政2年(1819年)に「八坂神社」が創建されたときに、「江戸」の「魚河岸」から「神輿」が寄贈され、その「神輿」の「露払い」として「獅子舞」を伝習されたのが始まりとされています。
 「西の下区」の「獅子舞」は「千葉県」の「県指定無形文化財」に指定されています。

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| 地域情報::九十九里 | 09:30 AM |

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