本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「龍正院」「滑河観音」で11月18日(金)に開催されます「滑河観音木まち」です。
「滑河観音木まち」が行われる「龍正院」(滑河観音)は、平安初期の承和5年(838年)「慈覚大師」の開基と伝わる「坂東33ヶ所観音霊場」の「23番札所」で、宗派は「天台宗」の寺社です。
「御本尊」は「十一面観世音」で、「延命」・「安産・子育て」の守り本尊として「参詣者」のたえない人気の古刹です。
「龍正院」の「本堂」は元禄11年建立の八間四面の広壮な建物で、「千葉県」の「有形文化財」に指定されています。
また境内には「国重要文化財」の「仁王門」、「県文化財」の「法印塔」、「夫婦松」などがあり、「春・秋」の「坂東札所巡拝シーズン」には「観光バス」が連なるそうです。
また「龍正院」では8月9日夜の「四万八千日」(8月7日のブログ参照)、今回行われる「滑河観音木まち」(大祭)には近郷近在の信者で境内が溢れるそうです。
「滑河観音木まち」とは「観音様」のご縁日で、毎年11月18日に行われる「お祭り」です。
「観音様」のご縁日は毎月18日ですが、11月18日のご縁日は一年のうちで最も賑わうご縁日だそうです。
昔、「馬」の需要が多く「馬」の取り引きが盛んに行われていたそうで、この時期に「龍正院」境内で「馬市」があったそうですが、今では「馬市」にかわって「植木市」がたつようになったそうです。
現在「滑河観音木まち」当日には、「馬市」にかわる「植木市」が人気を集め大変な賑わいを見せているそうです。
ちなみに「木まち」の「まち」とは「賑やかなところ」「市」を意味するそうです。
また「滑河観音木まち」では、午前中には「稚児行列」(子供たちの身上安全を祈る着飾ったお稚児の練供養)や「和讃衆の行列」、「大護摩修行」(「観音堂」で「所願成就」、「家内安全」等の「護摩」が修せられます)が行われており、「護摩講」とも呼ばれているそうです。
さらに「滑河観音木まち」当日は、露天のほか、「芋(いも)」や「牛蒡(ごぼう)」などの「地元特産品」も並べられるようです。
秋まつりらしく晴れやかな「成田」の古刹「龍正院」「滑河観音木まち」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「滑河観音木まち」詳細
開催日時 11月18日(金) 8時〜16時
開催場所 龍正院 成田市滑河1196
問合わせ 0476-96-0217
備考
「龍正院」「滑河観音」には、「しもふさ七福神」の「毘沙門天(びしゃもんてん)」もお祀りしています。
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