本日二つ目にご案内するのは、となりまち「旭市」「太田神社」で明後日(あさって)の11月3日(祝・木)に開催されます「黒虎相撲(くろこずもう)」です。
「黒虎相撲」の行われるのは、旭市太田五味塚にある「太田神社」です。
「太田神社」の創建は永正2年(1505年)で、御祭神は「面足命(おもだるのみこと)」と「惶根命(かしこねのみこと)」だそうです。
「黒虎相撲」の創始は明らかではないようですが、安永9年(1780年)、「旭市太田」出身の江戸の商人3名が「力石」を奉献した時に「相撲」を奉納したという所伝があるそうです。
娯楽の少なかった江戸時代、「相撲」は人気の娯楽であり、元「力士」や現役の「力士」を呼んで、地元の若者たちが力を競ったそうで、「太田神社」境内には今も「力石」もあって「重い石」を持ち上げては競い合ったことがわかります。
毎年の霜月朔日(しもつきさくじつ)(現在の11月3日)、「太田神社」の境内において、氏子が集まって、「玄武(げんぶ)」(黒)、「白虎(びゃっこ)」(白)、「青龍(せいりゅう)」(青)、「朱雀(すざく)」(赤)を表す4本の柱を立て「土俵」を作って「相撲」を奉納しているそうです。
「太田神社」では4日前から「土俵作り」をし、準備を開始、「祭壇」を準備します。
当日は、「太田神社」本殿「祭壇」で祈願をしている間に、参加する子供たちがウォームアップやリハーサルをするそうです。
続いて「祭壇」で関係者が、「御神酒」を振る舞われ、大人の「力士」たちの準備を行います。
準備が整うと「横綱」が土俵入りし、「不知火型土俵入り」と「雲竜型土俵入り」が披露されます。
続いて「少年少女の部」の「土俵入り」を「東」「西」の順で行い、「少年少女の部」の「相撲」が行われます。
「少年少女の部」が終わると「青年の部」の「相撲」が行われ、最後に「横綱対戦」が行われます。
その後、「弓取り式」「総代」を胴上げ、「世話役」の音頭で三本締めで終了となるそうです。
「旭市」に古くから伝わる「太田神社」「黒虎相撲」あり。
「奉納相撲」を見に「旭市」「太田神社」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「黒虎相撲」詳細
開催日 11月3日(祝・木)
開催会場 太田神社 旭市ニ1522
問合わせ 旭市商工観光課 0479-62-5338
備考
「黒虎相撲」は、「無形民族文化財」に指定の申請をしましたが、証拠となる「もの」(書き物)がないので指定されなかったそうです。
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