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「東大社流鏑馬(やぶさめ)神事」(東庄町)
 本日ご案内するのは、となりまち「東庄町」「東大社」で明後日(あさって)の10月20日(木)に開催されます「東大社流鏑馬(やぶさめ)神事」です。

 「流鏑馬神事」が行われる「東大社」(4月24日のブログ参照)は「玉依姫尊(たまよりびめのみこと)」を「御祭神」とした「東庄町」の「神社」で、「旧社格」は「県社」です。
 昨年行われました「式年三社銚子大神幸祭」の「三社」のひとつで、「雷神社」(9月19日のブログ参照)、「豊玉姫神社(とよたまひめじんじゃ)」とともに創建は「景行天皇」に由緒を持つ共通性があり、「三社」の「神社」による「式年御神幸祭」が20年に一度行われていることで知られています。

 毎年10月20日に行われる「東大社流鏑馬神事」は、「堀河天皇」の御代に始まったとされ、この矢を拾うと幸福が訪れるとされています。

 「東大社流鏑馬神事」の云われですが、1000年以上前の「康和年間」(985〜996年)に始まり、昔は「神職」が「馬」に乗り、馬上より「弓」を射っていましたが、現在は「馬」も入手困難(飼育・確保難の為)であるので、「騎射装束」を着けた「神職」が社前の庭上から射て、「東庄33郷」の村々より奉納された「的13本」を狙うようになったそうです。
 「東庄」では昔、隣り合わせの二つの里が「草刈り」の境界のことで争いが絶えなかったそうです。
 そこで「幕府」の役人の仲立で、仲直りできたことから毎年、「東大社」へ奉納する「的」を同じ寸法で作るようです。
 行事が終了後、三枚合わせの「中板」を交換して仲直りを再確認することが、今日(こんにち)まで二百数十年間続いているそうです。

 今回の「流鏑馬神事」では、「五穀豊穣」を祈願し、氏子の里より奉納された「的(まと)13本」を、「騎射装束」を着けた「神職」が社前の庭上から「弓矢」で射るそうです。
 「的」には「国家安泰」・「五穀豊穣」と書かれ、放たれた縁起の良い「矢」を競って取り合いますが、この「矢」を拾うと「白い矢」は男の子、「赤い矢」が授かると言われています。
 ちなみに「東大社」は「授子安産」の信仰があるそうです。

 またこの日は「流鏑馬神事」の他に、「弓道大会」や「剣道大会」が催されるそうです。

 古式ゆかしい「流鏑馬神事」を見に「東庄町」「東大社」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「東大社流鏑馬神事」詳細

 開催日時 10月20日(木) 14時〜14時40分 雨天決行

 開催会場 東大社 東庄町宮本434

 問合わせ 東大社 0478-86-4405

 備考
 「流鏑馬神事」の行われる「東大社」の「拝殿」の「額」(東大社と書いてある)は「孝明天皇」(1846〜1866年在位)の直筆であると言われています。

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