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「浦部の神楽」(印西市)
 本日ご案内するのは、近隣市「印西市」「浦部鳥見神社」で明明後日(しあさって)の10月16日(日)に開催されます「浦部の神楽」です。

 「浦部の神楽」は、10月第3日曜日の「鳥見神社例大祭」に「鳥見神社」「神楽殿」で奉納されます。
 また、7月最後の土曜日・日曜日の「阿夫利神社」の「例大祭」でも一部の「演目」が奉納されています。

 「浦部の神楽」が行われる「浦部鳥見神社」の創建は1648年(慶安元年)江戸初期の創建し、1703年(元禄16年)と1989年(昭和63年)に再建されています。
 「浦部鳥見神社」は「印旛沼」の北岸大地北側に集中して建てられている「鳥見神社」(20社)のひとつです。
 社殿は「瓦葺入母屋造」(平入)、本殿は「銅板葺」の「一間社流造」(中)、「両部鳥居」(作年不明)、「狛犬」(昭和63年)一対、「手水鉢」は1700年(元禄13年)作で側面に「三猿の彫物」があります。
 「浦部鳥見神社」の御祭神は「饒速日命(にぎはやひのみこと)」で、屋根の「グシ」には「左三つ巴」の「神紋」があるそうです。
 「浦部鳥見神社」の所在地ですが、「印西市浦部」の「観音寺」近くに鎮座しています。

 「浦部の神楽」が別称「十二座神楽」といわれるのは、12の演目が伝承され、演じられてきたからと言われています。
 「浦部の神楽」の「演目」は、「神子の舞」、「翁の舞」、「新明の舞」、「鈿女の舞」、「えびすの舞」、「鍛冶の舞」、「榊葉の舞」、「二匹天孤の舞」、「玉取りの舞」、「大蛇の舞」、「天の岩戸の舞」、「火男の舞」で構成されています。
 その内容は「演目名」からうかがえるように、「神話」を題材としたものが多くあります。

 「神楽」の由来ですが、江戸時代初期に八千代市村上から伝えられたとも「旗本」「上杉家」(地頭)「祈願所」として、「鳥見神社」を鎮座した際に江戸より求め伝えられたとも言われています。
 「祭」当日は、出店(でみせ)が並び大勢の人で賑わうそうです。

 「印西市浦部」に伝わる「十二座神楽」を見に「浦部鳥見神社」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「浦部の神楽」詳細

 開催日時 10月16日(日) 15時〜

 開催場所 浦部鳥見神社 印西市浦部2125

 問合わせ 印西市生涯学習課 0476-42-5111

 備考
 「浦部の神楽」は、「千葉県」の「県指定無形民族文化財」に指定されています。

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| 地域情報::成田 | 08:08 AM |

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